イソ‐きゅうろくろくまる【ISO9660】〔‐キウロクロクまる〕
ISO 9660
ISO 9660とは、ISO(国際標準化機構)によって1988年に定められたCD-ROMの論理フォーマットの標準仕様のことである。
CD-ROMの仕様は、音楽用CDのRed Bookを拡張したYellow Bookで規定されているが、Yellow BookではCD-ROMのセクタフォーマットのみが規定されている。そこでさらにYellow Bookの規格を拡張し、OSやハードウェアが異なってもCD-ROMの内容にアクセスできるようにしたのがISO 9660である。具体的にはファイルシステム、ファイル名に関する規則、ディレクトリ構造などが規定されている。
ISO 9660では、制約の内容によってレベル1からレベル3までの3段階の規定があるが、一般的にISO 9660といえば、ファイル名が8.3形式で大文字と小文字を区別しない、ディレクトリ階層が8段階まで、などの規則があるレベル1のことを指す。
ISO 9660
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ISO 9660:1988は、1988年にISOで標準化されたCD-ROMのファイルシステムである。Ecma InternationalのECMA-119に対応する。JISではJIS X 0606[2]に対応する。ISO 9660に準拠することで、様々なオペレーティングシステム (OS) で同じCD-ROMを読み込むことができる。
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