ARF
別名:ASEAN地域フォーラム、東南アジア諸国連合地域フォーラム
英語:ASEAN Regional Forum
アジア太平洋地域における国際的枠組みについて協議する国際的な対話の場。政治および安全保障の分野を主な対象として、各国の外交・軍事の代表者が臨席する。
ARFは1994年に第1回会議が開催されて以来、毎年7月か8月頃に開催されている。アジア太平洋地域を対象とする対話の場であるが、米国やロシアなど世界各国がARFに参加している。ASEAN10ヵ国が中核的立場に位置し、その他に日本・中国・韓国、インド、オーストラリア、米国、カナダ、EUなど、27の国や国際機関が参加している。
2011年のARFは7月27日にインドネシアで開始されることになっている。南沙諸島(スプラトリー諸島)とその周辺海域をめぐる、いわゆる「南シナ海問題」に関する国家間の対話が争点となると見られている。
関連サイト:
ASEAN地域フォーラム(ARF)の概要 - 外務省
エー‐アール‐エフ【ARF】
読み方:えーあーるえふ
《ASEAN Regional Forum》アセアン地域フォーラム。アセアンの呼びかけにより、アセアン諸国と日本、米国、中国、インド、ロシア連邦、EU(欧州連合)などが参加して開かれる、アジア・太平洋地域の安全保障をめぐる国際会議。関係諸国の直接対話により相互信頼を高めることを目的とする。アセアン外相会議に合わせて毎年夏に開催。1994年発足。
エー‐アール‐エフ【ARF】
ASEAN 地域フォーラム(あせあんちいきふぉーらむ)(ARF)
ASEAN諸国が中心となって呼びかけ、開かれるようになった。ASEAN諸国のほか、アメリカ・ロシア・EU・日本・韓国・中国・オーストラリア・ニュージーランド・インドなど、世界の主要な国家の多くが参加している。アジア太平洋地域の諸国家の対話を進める狙いで、1994年に創設された。
ARFは特にアジア・太平洋地域の安全保障問題を協議する場である。その役割としては、信頼関係の醸成、予防外交、紛争処理などがある。年に1回の割合で閣僚会議が開かれるが、その際には関係諸国の外相級が集まって、安全保障問題などを自由に話しあう。また加えて、事務級での各種会合も開かれている。
最近では、1999年にシンガポールで、2000年にはバンコクで閣僚会議が開かれた。2001年はハノイで開催され、予防外交の具体的な手続きについて意見が交わされる。
(2000.05.25更新)
ADPリボシル化因子
酵素タンパク質モチーフなど: | 7回膜貫通受容体 ABC輸送体 ABO型物質 ADPリボシル化因子 APエンドヌクレアーゼ ARFタンパク ATP-ADP交換タンパク質 |
ARF
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 16:58 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ARF
- Acaricuara 空港のIATAコード。
- アナキスト革命連合 - 1969年に組織されたアナキスト組織。
- 東南アジア諸国連合地域フォーラム - ASEANを中核とするアジアの政治と安全保障に関する公開討論会。
- 日本の複合企業体による広域パソコン通信網および、佐野榮太郎による、そのネットワークシステムの総称。
- 急性腎不全 - 突発的な腎不全。
- アルゴンとフッ素の化合物(ArF)。
- 芳香族フッ化物(ArF)。
- アジア競馬連盟 - アジアの競馬開催国の相互交流を目的に設立された機関。
- 英語で犬の鳴き声を表現する擬声語。「arf-arf!」。
- INK4aの代替リーディングフレーム(alternate reading frame)産物、p14ARF(ヒト)、p19ARF(マウス)。
関連項目
- ARFID(回避・制限性食物摂取症)食品への恐怖を感じる症状。拒食症の一種とも。
固有名詞の分類
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