議場とは? わかりやすく解説

ぎ‐じょう〔‐ヂヤウ〕【議場】

読み方:ぎじょう

会議をする場所。会議場

「議場」に似た言葉

議場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 20:35 UTC 版)

国民公会」の記事における「議場」の解説

国民公会第1回議会テュイルリー宮殿大広間開催された。それ以後立法議会の議場と同じ屋内馬術練習場戻った。ここは庭園離れにあり、ジャコバン・クラブとは通り向かい位置した。議場の座席両側対面するような配置の低い階段ベンチで、右手右派政権側)と左手左派野党側)という伝統古くからあった。しばしば「洞窟のような」と表現されるこの議場は、音響悪く声量のあって声の通る雄弁家議員人気博した1793年5月10日からは大人数収容できるテュイルリー劇場に議場が移された。この議場の座席片側だけの配置で、対面し演壇議長席、書記席が設けられていた。座席劇場スタイル半円形ベンチで、かなり高くまで階段状に席が設けられていた。このため座席高低によって派閥分かれることになり、下方の席に座った中間的な派閥平原派呼ばれ対して上方の席に座った派閥山岳派呼ばれた。しかしどちらの議場でもベンチ仕切りはなく、議員座席決まっていなかったので、気ままに、ばらばらに散らばって座っている状態であった。 議場内の二階傍聴席になっており、傍聴する民衆請願者が陣取って討議割って入ったり、喝采したり、怒号浴びせたりして議事進行影響与えた。議場での武装禁止されていたが、治安問題があり、実際に議事後で不満を持った傍聴人殺害され議員数名いる。民衆感情損ねるような発言をすることは議員にとって命がけで、公会大衆世論流されやすい環境にあった

※この「議場」の解説は、「国民公会」の解説の一部です。
「議場」を含む「国民公会」の記事については、「国民公会」の概要を参照ください。

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