西村天囚とは? わかりやすく解説

にしむら‐てんしゅう〔‐テンシウ〕【西村天囚】

読み方:にしむらてんしゅう

18651924新聞記者小説家漢学者大隅種子島の人。名は時彦。大阪朝日新聞社社員、のち宮内省御用掛などを務めた小説屑屋の籠」、著「日本宋学史」など。


西村天囚

読み方にしむら てんしゅう

小説家ジャーナリスト大隈種子島生。名は時彦。字は子駿、別号に硯園等。東大中退小説屑屋の籠』を発表したのち、大阪朝日新聞社入社日清戦争従軍記者などをつとめる。在職中より京都帝大講師。他の著書に『日本宋学史』『学会偉人』等。大正13年1924)歿、60才。

西村天囚


西村天囚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/26 13:42 UTC 版)

西村 天囚(にしむら てんしゅう[1]1865年9月12日慶応元年7月23日) - 1924年大正13年)7月29日)は、日本ジャーナリスト。本名は時彦(ときつね)[1]、で、天囚は。他に碩園(せきえん)とも名乗った。は子駿。大阪朝日新聞主筆で、コラム「天声人語」の名付け親である[1]

江戸時代大坂につくられた学問所懐徳堂」の復興にも尽力し、漢籍など天囚の旧蔵所が「碩園記念文庫」として保存されている[1]

祖先に西村織部丞時貫がいる。

略歴

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m シンポ「天声人語の名づけ親 西村天囚が見た近代日本」血のネットワーク開拓朝日新聞』朝刊2018年12月30にち12面(2022年5月12日閲覧)
  2. ^ 湯浅邦弘『世界は縮まれり 西村天囚『欧米遊覧記』を読む』(KADOKAWA、2022年)

参考文献



西村天囚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 13:54 UTC 版)

亀井少琹」の記事における「西村天囚」の解説

西村天囚が九州儒者訪ね歩いた道中談をまとめた興味深い著作九州巡礼 1907年明治40年)』をもとに、校注丁寧に加えて編集した著書九州儒者たちー儒学系譜訪ねて』に、亀井家にて書画見た際の印象が、以下の通り記載されている。 亀井昭陽の女(むすめ)にして、「九州第一今夜為君開」の詩に名高き少琹女史は、其の山人と共に初め前原住し、後、今宿移り住み…(中略)…(少琹故宅訪れ書画見せてもらい、その印象を)細の字法正しく、筆力勁にして脂粉の気なし。(後略) —著者 西村天囚、校注 口治、『九州儒者たちー儒学系譜訪ねて海鳥社1991年、46-48 頁

※この「西村天囚」の解説は、「亀井少琹」の解説の一部です。
「西村天囚」を含む「亀井少琹」の記事については、「亀井少琹」の概要を参照ください。

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