殺菌消毒薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 01:02 UTC 版)
「一般用医薬品の種類と有効成分」の記事における「殺菌消毒薬」の解説
ここでは、外皮に用いる殺菌消毒薬を指し、それ以外の消毒薬類は後述の項目を参照。アクリノール 皮膚の刺激性が弱いが、衣服に付着すると黄ばんでしまうので注意。また、ヨードチンキと併用すると効果が落ちる。 塩化ベンザルコニウム BKCと省略されることもある。10%製剤は必ず薄めて使用する。 塩化ベンゼトニウム BTCと省略されることもある。 オキシドール ヨウ素 ポビドンヨード 含嗽用のポビドンヨード製剤とは濃度が異なるため、使い方を誤ってはいけない。 ヨードチンキ 通称、ヨーチン。エタノールで溶解しているため、刺激性が強い。なお、一般用医薬品としては現在、希ヨードチンキのみが認められている。 クロルヘキシジン 主にグルコン酸塩が用いられる。CHXと省略されることもある。 マーキュロクロム 赤チンとして知られている成分で、有機水銀(人体に有害なメチル水銀とは性質が異なるため、中毒の心配はない)を原料とする。ただし、目の周りは避けた方が良い。また、ヨードチンキと併用すると効果が落ちる。 チモール フェノール イソプロピルメチルフェノール(一般にIPMPと省略される)が主に用いられる。 レゾルシン 角質軟化作用も持つため、にきび治療薬に用いることもある。 エタノール イソプロパノール
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