弟島とは? わかりやすく解説

弟島

読み方:オトウトジマ(otoutojima)

小笠原諸島一部小笠原群島父島列島属す太平洋無人島

所在 東京都小笠原支庁小笠原村

別名 ホッグ島(ホッグトウ)、ステープルトン島(ステープルトントウ)、豚島(ブタジマ)

位置・形状 東京の南1、000km、父島列島の主要島最北端海岸には海食崖発達する南北細長い

島嶼名辞典では1991年10月時点の情報を掲載しています。

弟島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/23 05:14 UTC 版)

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座標: 北緯27度10分0秒 東経142度11分30秒 / 北緯27.16667度 東経142.19167度 / 27.16667; 142.19167

弟島
弟島の空中写真
(2014年撮影の16枚を合成作成)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
所在地 日本東京都
所在海域 太平洋
所属諸島 小笠原諸島
座標 北緯27度10分0秒 東経142度11分30秒 / 北緯27.16667度 東経142.19167度 / 27.16667; 142.19167 (弟島)
面積 5.2 km²
最高標高 235 m
最高峰 冠岩
     
プロジェクト 地形
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弟島(おとうとじま)は、小笠原諸島父島列島の一部をなし、東京都小笠原村に存在する。面積5.20km2

島の特徴

明治時代から大正時代にかけて移住が進められ、最盛期には100人前後の住民が暮らしていたが、現在は無人島である。かつて住民が飼っていたヤギブタが野生化して繁殖していたが、生態系保護や植生回復などのために駆除された[1]。また固有トンボなどの昆虫希少種の保護を目的に環境庁神奈川県立生命の星・地球博物館が2004年から共同で駆除を進めていたウシガエルも、2008年には根絶が確認された[2]

小笠原国立公園に含まれている。

地勢

  • 面積 (5.2km2
    • 測量ヶ岳
    • 天海山
    • 広根山
    • 黒浜
    • 小浜
    • 鹿ノ浜
    • 黒崎
    • 小浜崎
    • 東望崎
    • 広根崎
    • 乾崎
  • 海岸
    • ネコ海岸
    • 東海岸
    • 西海岸

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 野生鳥獣被害防止事業部の実績”. 財団法人自然環境研究センター. 2012年2月20日閲覧。
  2. ^ 弟島におけるウシガエルの根絶の達成 (PDF)

関連項目


弟島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 09:19 UTC 版)

小笠原諸島の自然」の記事における「弟島」の解説

弟島は湿潤な環境であり、現在小笠原諸島固有種である5種のトンボ類が全て生息する唯一の島である。トンボ類の繁殖悪影響を及ぼすと考えられたノブタ、ウシガエル駆除完了しており、今後クマネズミ駆除課題となっている。また植生についても弟島にはシマグワの遺伝子汚染されていない純系守ったオガサワラグワが唯一残っているなど保全の必要性が高い。小笠原諸島の他の多くの島で猛威振るっているアカギについては弟島では駆除完了しており、今後モクマオウギンネム駆除検討されている。

※この「弟島」の解説は、「小笠原諸島の自然」の解説の一部です。
「弟島」を含む「小笠原諸島の自然」の記事については、「小笠原諸島の自然」の概要を参照ください。

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