伊豆七島とは? わかりやすく解説

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いず‐しちとう〔いづシチタウ〕【伊豆七島】

読み方:いずしちとう

伊豆諸島の、大島利島(としま)・新島(にいじま)・神津島(こうづしま)・三宅島御蔵島(みくらじま)・八丈島七島総称


伊豆七島

読み方:イズシチトウ(izushichitou)

伊豆諸島属す太平洋の島群

所在 東京都大島支庁大島町利島村新島本村神津島村三宅支庁三宅村御蔵島村八丈支庁八丈町の2町5

位置・形状 相模湾南方

島嶼名辞典では1991年10月時点の情報を掲載しています。

伊豆七島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 07:17 UTC 版)

伊豆諸島

伊豆七島(いずしちとう)は、東京都島嶼部伊豆諸島に対する呼称の一つ。

伊豆大島(大島)、利島新島神津島三宅島御蔵島八丈島の七島をいう[1]

概要

律令制においては伊豆国賀茂郡に属していた。その後、江戸時代に入ると江戸幕府の直轄(幕領)とされた[1]

江戸時代、伊豆大島(大島)、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、八丈小島青ヶ島の十島は「伊豆国附島々」として代官支配が行われた[1]。このうち伊豆大島(大島)、利島、新島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島が「伊豆七島」と呼ばれたが、これについて学習院大学の松尾涼によると式根島(明治中期まで無人島)が新島の属島、八丈小島と青ヶ島が八丈島の属島とされていた経緯によるとしている[1]

江戸時代の書物として宝暦3年12月の『伊豆七島調書』がある[1]。また、島々は1955年(昭和30年)4月に「伊豆七島国定公園」に指定された(1964年(昭和39年)7月に富士箱根伊豆国立公園に編入)[2]

ただし、この呼称は7島以外の島民にとっては差別的なものであり[3]、特に青ヶ島村は機会あるごとに各団体に名称変更を陳情してきた。これに関連し、東京都外郭団体「伊豆七島観光連盟」は「東京諸島観光連盟」に改称された。これを受け東海汽船のWebサイト、パンフレットなどに「東京諸島」の呼称が使われる例も散見される。

脚注

  1. ^ a b c d e 松尾涼「伊豆七島嶋方会所について」『学習院史学』第9号、学習院大学史学会、1972年11月、1-24頁、CRID 1050564288171395200hdl:10959/908ISSN 028616582024年1月26日閲覧 
  2. ^ 富士箱根伊豆国立公園(三宅島を除く伊豆諸島地域)指定書及び公園計画書”. 環境省. 2022年10月26日閲覧。
  3. ^ 菅田正昭伊豆七島と伊豆諸島

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