周産期医療
しゅうさんき‐いりょう〔シウサンキイレウ〕【周産期医療】
周産期医療
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/07 21:49 UTC 版)
「国立病院機構長良医療センター」の記事における「周産期医療」の解説
本院は2008年2月より他院からのハイリスク出産を受け入れる三次医療機関として、地域周産期母子医療センターに指定されている。また小児科はじめとして小児関連の様々な診療科が集約され、総合的な周産期母子医療の基幹病院としての役割を担っている。多胎出産も他の産科施設に比べ非常に多く、また常勤産科医は7名。胎児心超音波検査 や胎児期時点でのMRI検査など先進的な胎児治療を行い、岐阜県外からの来院者も多い。小児科・小児外科含めて10名以上の常勤医が在籍し、小児医療における基幹病院として様々な症例に対応、岐阜市小児夜間急病センターの二次救急を行う岐阜市小児二次救急病院群輪番制にも参加している。本院では出生前に胎児の抱える病気を診断するうえで重要な判断材料となる胎児ドッグを、本院での出産の有無を問わず受けることが可能となっている。また産前産後のケアとして母親学級や「ぴいかぶうケア」「Mama119」などの取り組みも積極的に行われている。 またICUや前述したNICUなどを設置し、高度医療・専門医療対応した設備が整えられている。 そのほかの特徴としては、地域連携室を設けX線読影会などを通じて開業医との交流を図るなど、病診連携にも積極的である。また市民公開講座などを通じた啓発活動にも取り組んでいる。そのほか胎児医療に関連する学会である日本胎児治療学会は、本院内に事務局を置いている。しかし、2019年4月1日より胎児診断・治療の機能を全て岐阜県総合医療センターに移転した。ただしその他の産科診療、ハイリスク出産は4月1日以降も通常通り診療を続けている。
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