上村勝彦とは? わかりやすく解説

上村勝彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/11 14:29 UTC 版)

上村 勝彦(かみむら かつひこ、1944年3月5日[1] - 2003年1月24日)は、日本の古代インド文学研究者、東京大学東洋文化研究所教授を務めた。文学博士

来歴・人物

東京都浅草寺支院に生まれる。サンスクリット文学インド哲学・思想を研究し、もっとも難解な言語と評されるインド古典語サンスクリット語(梵語)による文学作品を非常に分かり易く、親しみやすい日本語で考察した著作は、高い評価を受けている。初の『マハーバーラタ』(全11巻予定)の原典全訳を行っていたが、8巻目の中途で、急逝し未完となった。遺稿となった第8巻は、2005年5月に刊行された(師原實が、追悼あとがきを行った)。

経歴

学歴

留学

職歴

講師歴(非常勤)

海外活動・出張

受賞歴

(『インド古典演劇論における美的経験-Abhinavaguptaのrasa論-』)   

主な学会活動歴

日本印度学仏教学会(評議員) 、仏教思想学会(評議員) 、東方学会(評議員:1997年1999年)、インド思想史学会理事(1993年) 、南アジア学会(理事:1998年1999年) 、東京大学仏教青年会(理事:1992年2002年)、 国際仏教交流センター(理事:2002年7月21日-2003年1月24日

著書

単著

学術論考

  • 『インド古典演劇論における美的経験――Abhinavaguptaのrasa論』(東京大学出版会, 1990年)
  • 『インド古典詩論研究――アーナンダヴァルダナのdhvani理論』(東京大学出版会, 1999年)

共編著

訳書

脚注

  1. ^ 『現代物故者事典2003~2005』(日外アソシエーツ、2006年)p.173

参考資料

  • 『インド古典演劇論における美的経験』(東京大学出版会, 1990年)
  • 『インド古典詩論研究』(東京大学出版会, 1999年)- 各あとがき

関連項目





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

','','','','','','','','','','','','','','','','','',''];function getDictCodeItems(a){return dictCodeList[a]};

すべての辞書の索引

「上村勝彦」の関連用語






6
30% |||||

7
30% |||||




上村勝彦のお隣キーワード
検索ランキング
';function getSideRankTable(){return sideRankTable};

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



上村勝彦のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの上村勝彦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS