直交座標系
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直交座標系(ちょっこうざひょうけい、英: rectangular coordinate system, 英: orthogonal coordinate system[注 1])とは、互いに直交している座標軸を指定することによって定まる座標系のことである。平面上の直交座標系ではそれぞれの点に対して一意に定まる2つの実数の組によって点の位置を指定する。同様にして空間上の直交座標系では座標は3つの実数の組で与えられる。
- 1 直交座標系とは
- 2 直交座標系の概要
デカルト座標
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平面が与えられたとき、解析幾何学的手法としてルネ・デカルトの直交座標を導入することにより、平面上の任意の点は二つの実数の組によって一意的に指定することが出来る。 あるいは 3 次元の空間を x, y, z の 3 つの軸を持つデカルト座標(xyz-座標)で表したとき、その空間内の平面は、方程式 ax + by + cz + d = 0 (a, b, c, d は実数で、abc ≠ 0)の解全体の作る部分集合の全体として表される。 あるいは、これを二つの一次独立な 3 次元ベクトル v, w と別の 3 次元ベクトル u および、二つの実数値パラメータ s, t を用いて u + s v + t w のかたちに表すことも出来る。この平面上の点は二つのパラメータの値の組 (s, t) によって一意的に指定される。 ベクトルによる表示においては、ベクトルの次元は特に制限されない。すなわち、一般の n 次元ユークリッド空間(n = 2 の場合が最初に述べた意味での平面)における任意の平面は、三つの n 次元数ベクトル u, v, w(v, w は一次独立)と二つの実数値パラメータ s, t によって u + s v + t w のかたちに必ず表される。
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