サーベイランス【surveillance】
サーベイランス
サーベイランス
【概要】 平たく言えば動向調査のこと。エイズのサーベイランスは厚生労働省の中に動向委員会をもうけ、8週間に1回HIV感染者、エイズ発病者の動向を集計し分析して発表しており、日本のHIV/AIDSの動向把握に中心的役割を果たしている。 解析の元になるのは、感染症予防法に基づく医師からの届出票である。この届け出はすべてのHIV感染症とエイズについて、診断後1週間以内に届け出ることが義務づけらたものである。項目には性別、診断時年令、日本人か否か、HIV感染か発病か、感染地は国内か外国か、推定感染経路などとなっていて、氏名、生年月日、住所、国籍などの個人情報は届けられない。感染から発病あるいは死亡などの「転症」は報告が義務づけられていない。このため、「帰国」「転居」「死亡」がわからないので、エイズ発病後の生存期間や、「現時点で何人いるか」という情報は得られない。 なお、エイズ動向委員会の開催はこれまで2か月間隔でしたが、 新委員会では、3か月間隔になる見込みです。
《参照》 疫学
サーベイランス
サーベイランス surveillance
サーベイランス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/24 13:43 UTC 版)
サーベイランス(surveillance)とは調査監視のこと。一般に経済や感染症の動向を調査する場合に使用される。
- 1 サーベイランスとは
- 2 サーベイランスの概要
サーベイランスと同じ種類の言葉
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