大川 悠 の記事一覧(175件)
大川 悠
1944年生まれ。自動車専門誌『CAR GRAPHIC』編集部に在籍後、自動車専門誌『NAVI』を編集長として創刊。『webCG』の立ち上げにも関わった。現在は隠居生活の傍ら、クルマや建築、都市、デザインなどの雑文書きを楽しんでいる。
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2010.10.25 エッセイ 大川 悠
最終回:四国遍路の本当の魅力
16回も続いたこのエッセイも今回で終わりである。最後だけはクルマを離れて、四国遍路を成り立たせているもっとも大切なものを紹介したい。
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2010.10.18 エッセイ 大川 悠
第15回:四国で見つけたエンスーたち
陰の部分だけではなく、四国にはモータリゼーションの光の部分がたくさんあった。今回は、歩きながら探した四国のエンスー風景を紹介しよう。
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2010.10.4 エッセイ 大川 悠
第13回:街が変わり、共同体が減る
過疎化、少子高齢化、そして都市のドーナツ化現象。四国を歩くと、いまの日本が抱えるさまざまな問題を、ありのままに見せつけられる。
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2010.9.27 エッセイ 大川 悠
第12回:高速道路を考える(その2)〜道路は幸せを運ぶのか?
有効に使われていない高速道路でも、人々を幸せにすることがある。そんなことまで感じた四国の旅だったが、道路は必ずしも幸福を運んでくるとは限らない。
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2010.9.20 エッセイ 大川 悠
第11回:高速道路を考える(その1)〜北高南低の四国の道路
初めて四国を歩いて驚いた。あちこち、山を切り崩して高速道路が建設中なのだ。民営化、景気高揚のための無料化など、日本の高速道路がさまざまな問題を提示しているのと微妙に関係しながらも、四国の道路工事は進んでいる。
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2010.9.13 エッセイ 大川 悠
第10回:クルマが生み出した交通弱者(その3)〜最大の味方、軽自動車の魅力再発見
クルマが普及したから、かえって交通弱者が増えたという理屈はそれなりに正しい。その観点からいうなら、軽自動車など、大いにその原因を作っている。でも見方を変えるなら、これほど地方において魅力的なクルマもまたないのだ。
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2010.9.6 エッセイ 大川 悠
第9回:クルマが生み出した交通弱者(その2)〜バスをもう一度考え直そう
前回取り上げた、地方で増えている交通弱者を少しでも救うには、結局地元全体が努力しなければならない。現段階でもっとも現実的な手段は、消えつつあるローカルバスを、新しい発想で、しかも最低限の負担でよみがえらせることだと思う。21世紀にふさわしい姿で「田舎のバス」を生き返らそう。
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2010.8.30 エッセイ 大川 悠
第8回:クルマが生み出した交通弱者(その1)〜クルマが増えると不幸も増える
四国には紅葉マークを付けた軽自動車がとても多い。それを見かけるたびに、そうまでしてクルマに頼らなくてはならない人たちのことに胸が痛む。
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2010.8.23 エッセイ 大川 悠
第7回:走ること、歩くこと(その4)〜道路は誰のもの?
歩行者にとって怖い道は、トラック運転手にとっては人が邪魔に思える場所でもある。結局道は誰のものなのだろうか、四国であらためて考えた。
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2010.8.16 エッセイ 大川 悠
第6回:走ること、歩くこと(その3)〜路上の現実
クルマと長年生活してきた人間でも、遍路になった瞬間に、一歩行者として路上に放り出される。現実の路上は、やはり怖かった。
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2010.8.9 エッセイ 大川 悠
第5回:走ること、歩くこと(その2)〜トンネルなんか怖くない
多くの遍路が怖がり、嫌うトンネル。たいていの歩き遍路はトンネルを通るたび、道路はクルマ優先だと怒る。だが、四国のトンネルの安全対策は、想像以上に進んでいた。
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2010.8.2 エッセイ 大川 悠
第4回:走ること、歩くこと(その1)〜歩いて知ったクルマの価値
2009年春に四国に旅立って、一番札所から歩き始めた筆者が真っ先に思い知らされたのは、歩くことの厳しさだった。
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2010.7.26 エッセイ 大川 悠
第3回:四国遍路ってなんだ?(その3)〜どうして私たちは遍路道に出たのか?
歩き遍路は楽じゃない。雨が降ろうが風が吹こうが、毎日毎日20kmも30kmも歩くというのは、ひどく辛い。でも大川悠は、どうしてそんなことを始めたのだろうか?
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2010.7.19 エッセイ 大川 悠
第2回:四国遍路ってなんだ?(その2)〜四国を循環する巡礼の道
四国遍路とは、四国八十八カ所の寺院を巡る1200kmほどの旅。近年はブームになって、年間50万人が訪れるというが、基本はとても自由。バスなどの交通機関を使ってもいいし、途中から始めて、途中で止めてもいい。でも大川悠は、あえて全行程を一気に歩き通すという、一番高い壁に挑んだ。
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2010.3.16 試乗記 大川 悠
BMW550iグランツーリスモ(FR/8AT)【試乗記】
BMW550iグランツーリスモ(FR/8AT) ……1158.2万円 BMWのニューモデル「5シリーズグランツーリスモ」は、新ジャンルのスポーツクーペ。リポーターはそのスタイルにやや違和感を覚えながら試乗に臨んだ。
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2010.2.22 試乗記 大川 悠
キャデラックCTSスポーツワゴン 3.0プレミアム(FR/6AT)【試乗速報】
キャデラックCTSスポーツワゴン 3.0プレミアム(FR/6AT)【試乗速報】 ……575万4000円 「キャデラックCTSスポーツワゴン」が日本上陸。長年ワゴンを愛用するリポーターが感じた、その出来映えは?
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2009.10.23 会場リポート 大川 悠
小さな会場で提示された明日へのメッセージ
今年は海外主要メーカーの参加がなく、「世界3大モーターショー」に数えられる東京ショーも、大幅に規模を縮小しての開催を余儀なくされた。 世界のモーターショー事情に詳しい大川悠が、会場に足を運び、感じたこととは……。