1.車買取店の人気ランキング トップ10
このランキングでは、カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎さんからの各車買取店に対するコメントを交え、特徴を詳しく、わかりやすくお伝えします。
また、廃車買取専門店や車一括査定サイトのおすすめのランキングについては以下の記事をご覧ください。
・廃車・事故車の買取業者 人気ランキング
・車一括査定 おすすめ人気ランキング
1位:ガリバー
- 全国約460店舗と店舗数が多く、近所に店舗がない場合は、無料の出張査定サービスが利用可能。自宅・職場など訪問先を指定できる。
- 「35秒で簡単に愛車の査定額がわかる」というオンライン査定サービスも展開。
- 査定は無料で実施。名義変更手続きについても無料となっている。
ガリバーのクチコミ・評判
近隣の買取専門店よりも査定が丁寧で、買い取り後の事務処理の連絡も迅速&丁寧にこなしてくれたので安心できると評価する。ネットなどの一括査定は(裏取引の)からくりがあからさまなので利用しませんでした。(webCG 読者アンケートより)
買い取り時の登録変更書類の取り扱いが的確なことと、車両販売ディーラーの査定額よりも3割以上の高価格の査定を提示されたこと、車両引き取り時の他のスタッフへの(申し送り事項の共有)がきちんとされていたことを評価する。(webCG 読者アンケートより)
非常に丁寧で説明もわかりやすく、顧客に寄り添った対応(職業やライフスタイルに考慮した提案など)だったと思います。他のスタッフの方もすれ違うたびあいさつするなど居心地がよく、お店の雰囲気も非常によかったです。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。(30代 男性/ガリバー公式サイトより)
2位:オートバックス・カーズ
- 「車体再塗装の有無の判定方法および同判定システム」で特許を取得した、独自の検査システムで査定を実施。スタッフについても厳密な資格制度を導入、熟練度合いや勘に頼らない査定を実現している。
- 査定価格は、その後5日間保証。じっくりと検討することができる。
- 査定額が口頭ではなく、買取見積書を発行することで案内されるため、記録・保証の点で安心感が得られる。
カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎さんからのコメント
オートバックスは、カー用品の販売では草分け的な存在です。そしてオートバックス・カーズでは、クルマの買い取りも行っています。
オートバックス・カーズで最も注目される点は「査定Dr.」というタブレット端末を使った独自の査定システムを採用することです。膜厚測定装置を使ってボディーの塗装膜をチェックして、端末に表示される車両各部の確認も入念に行うため、ボディーの修復歴などを正確に把握できます。
さらにエアロパーツや各種アクセサリーの装着、ワンオーナー車、禁煙車などの条件により、査定の上乗せも行います。
以上のように入念な査定を行ったうえで、オートバックス・カーズでは買取見積書を発行して、買い取りの条件が正確であることを約束します。さらに査定価格を5日間保証するため、一度自宅で検討して、そのうえであらためて売却することも可能です。愛車を正確に査定して、なおかつ慎重に売却したいユーザーにピッタリでしょう。
オートバックス・カーズのクチコミ・評判
丁寧な対応でした。(webCG 読者アンケートより)
車検と同時に下取りの査定はされますか? との声かけをされました。今乗っているクルマにどのくらいの下取り価格がつくのか知りたかったので、驚きとともにサービスの質がすごいなと思いました。(男性/オートバックス・カーズ公式サイトより)
2台目の査定のときに、前回のことを覚えていてくださり、話が伝わりやすかった。買取額の説明も納得のいくもので、売却当日も最後の写真撮影をしてくださり、寂しさもあるけれど安心して手放すことができました。(男性/オートバックス・カーズ公式サイトより)
3位:カーネクスト
- パーツ商品や資源としてリサイクルできる販路を有しているため、例えば「10年前の古いクルマ」「10万km走行のクルマ」「不動車」「水没車」など、コンディションの優れない車両でも買い取りを実施する。
- レッカーでの引き取りを無料で行っている。一部離島を除き、全国の地域で対応。
- 運輸支局や軽自動車検査協会で行う廃車手続きを、すべて無料で代行してくれる。
カーネクストの公式動画
カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎さんからのコメント
カーネクストには「廃車買取」というキャッチフレーズがつけられています。カーネクストは、パーツなどをはずしてリサイクルする事業にも力を入れており、どのような車両でも原則として「0円以上で買い取る」としています。
廃車の引き取りやレッカー費用も、一部の離島などを除くと無料です。従って、例えば事故車や走行できない車両についても、引き取りを依頼できます。さらに、廃車に要する手続きも無料で代行してくれるため、ユーザーは出費をさらに抑えられます。
このようにカーネクストは、極端に古くなったクルマ、事故車、走行できないクルマ、水没車など、廃車にすべき車両を手放したいユーザーに適しています。事故車や走行できない車両は、ユーザーがお金を負担して処分することも多いため、仮に「0円」でも好条件になる場合があるのです。
カーネクストのクチコミ・評判
見積もり依頼から、車両の引き取りまでがとても早かった。/今のクルマの値段がわかった。/連絡したらすぐに対応してくれた。(webCG 読者アンケートより)
無料引き取りだけでなく、事故車でも買い取っていただけたのでよかったです。ウェブから査定依頼して、引き取り・振り込み・廃車手続き完了までスピーディーでした。また、説明も丁寧でわかりやすかったです。(50代女性/カーネクスト公式サイトより)
実際に車を見ずに査定をできるのがすごいなーと思います。オペレーターの対応もとてもいいと思います。引き取りの方もすごく丁寧で カーネクストさんが好きになりました。(40代男性/カーネクスト公式サイトより)
4位:アップル
- 在庫の情報をオープンにし、ネットオークションも展開するなど、車両在庫の回転率を高めることで在庫リスク・展示コストを低減。これを査定額に還元するかたちで、高額査定を実現している。
- 全国で259店舗を展開。無料の出張査定サービスも実施。
- 買い取りの営業行為は行わないが、新車・中古車への買い替えアドバイスは受けられる。
アップルの公式動画
カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎さんからのコメント
アップルの特徴は、買い取った車両を即座に在庫として、インターネット上で公開することです。1週間前後を経過すると、オートオークションで売却することもあります。
つまりアップルでは、在庫として保管する期間を短く抑えることで、コストを低減させて効率を上げ、高値の買い取りを可能にしました。効率の向上をユーザーからの買取価格に還元させているわけです。全国のオークション相場に精通していることも、高く買い取ることが可能な理由のひとつです。
さらに全国に展開する約260の店舗で、ユーザーに直接販売していることも、アップルの強みです。アップルの店舗で直接販売すれば、車両を流通させるコストを抑えられるからです。そのほか査定は無料で、即座に売却する必要もありません。
アップルでは海外への中古車輸出も活発に行っており、さまざまな方法により、買取額を高めています。愛車を高値で売却したいユーザーにとって、有効な方法になり得るでしょう。
アップルのクチコミ・評判
こだわりの車種と価格に丁寧に対応してくれた。/見積もり出しの手際がよかった。/こちらの疑問に丁寧に回答していただいた。/すぐに来てくれた。/最初に提示された金額から粘って、ほぼ納得のいく金額にまで上がった。/ガリバーと競合させたが、査定額が最も高かった。店員さんが親切だった。 (webCG 読者アンケートより)
数社比較しましたが、最終的に一番高値をつけてくださったので決めさせてもらいました。対応も金額も他社以上の内容でした。またの機会もよろしくお願いします。(男性/アップル公式サイトより)
迅速、丁寧、すばらしい対応で、大満足です。すごく不安でネットの口コミでここに決めましたが、大正解でした。宮下さん、ありがとう。お客さま第一が伝わってきました。(男性/アップル公式サイトより)
5位:カーセブン
- 多くのサービスでは買取代金の振り込みが契約の数日後になるところ、契約当日中に半額を払ってもらえる。
- 買取契約後は、いかなる場合でも買取額の減額をしない。
- 契約後でも7日間以内であれば、電話一本で気軽にキャンセルできる。しかもキャンセル料は一切かからない。
カーセブンの公式動画
カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎さんからのコメント
カーセブンの特徴は、まず契約金の半額が当日中に前払いされることです。ほかの買取業者では、数日後に支払われることも多いですが、カーセブンであれば契約金の半額が即座に支払われます。そして当然ではありますが、契約後に売却額を減らすことはありません。
売却後の名義変更も、カーセブン側が迅速に実施します。このほか契約後7日間以内であれば、電話一本でキャンセルすることも可能です。このときのキャンセル料金は請求されません。さらに査定を申し込んだ後で車両を売却すると、売却した金額に応じて、楽天、ANA、Ponta、dポイントなどのポイントが得られることも魅力でしょう。
以上のようにカーセブンは、多岐にわたるサービスを行っています。そのなかでも特に注目されるのは、冒頭に挙げた、契約金の半額が当日中に前払いされることです。なるべく早めの入金を希望するユーザーにとって、カーセブンは利用価値が高いでしょう。
カーセブンのクチコミ・評判
買取価格がビッグモーターより高かった。/オプションの評価をちゃんとしてくれた。/満足の行く買取価格。丁寧な応対。/他店での査定価格を基準としての査定額ではなかった。(webCG 読者アンケートより)
今回の査定では希望の金額に至らなかったため、手放すことにはしませんでしたが、とても親身になって査定していただけたと感じました。 機会があれば周りにも紹介したいと思います。 ありがとうございました。(カーセブン公式サイトより)
査定担当の方が、私の立場になって友人のような意見をくれた。 丁寧な対応ではなかったけれど、友達みたいな対応で「その条件はいいと思うので、そうしたほうがいい」と言ってくれた。(カーセブン公式サイトより)
6位:ラビット
- USSオートオークションのグループであるという強みを生かし、独自の査定システムを導入。最新の市場動向を分析し、全国相場の最高値を基準に査定金額を算出する。
- 査定はプロの査定士が対応。車両の基本的な状態からオプションパーツまで、詳細な評価基準に基づき査定を行う。
- 査定の申し込みは最短40秒とスピーディー。査定専用ダイヤルが設置されており、電話での査定も可能となっている。
カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎さんからのコメント
ラビットの特徴は、USSオートオークションのグループに属することです。中古車流通の経験が豊富で、相場にも精通しており、全国相場の最高値をベースに査定額を算出します。
またUSSオートオークションのグループに属するため、車両の状態も正確に見極めます。例えばオプションパーツの装着についても、人気の高さを正しく判断して査定額に上乗せします。
そしてユーザーから買い取った車両は、ダイレクトにUSSオートオークション(中古車のセリ市)に出品できます。ユーザーから買い取った車両を在庫として保管する手間とコストを少なく抑え、合理化を図ることで、買取額の上乗せに反映させられるわけです。
従って、愛車を高値で売りたいならラビットを利用するとよいでしょう。特に車両を細かく確認するので、内外装を見ただけではわかりにくい安全装備のオプションを装着する場合など、ラビットであれば高い評価が期待できます。オプションを確実に評価してほしいユーザーにも適しています。
ラビットのクチコミ・評判
買取価格。後出し的な雰囲気で最後に見積もりして「最高額」。見事な戦略でした。/対応が早く進捗(しんちょく)を逐一報告していただけたので安心できた。/他社よりも対応がよかった。(webCG 読者アンケートより)
初めてのことで、どこの会社に電話したらいいのか迷いながら店舗を見たことがあるラビットさんに電話したところ、早速見積もりに来てくださり、その後スムーズに手続きができました。売却後も、多少の不安はありましたが、振込確認書類等があり、安心しました。これで終わりと思っていましたら、アフターフォローがすばらしく、思いがけず写真とお手紙を頂き、とてもうれしく思いました。ラビットさんに売ってよかったと思っています。 お世話になりました。(ラビット公式サイトより)
先日は事故したクルマを買い取っていただきありがとうございました。ネットで事故車買い取りの業者をいろいろ調べ、クチコミ等見たりしていましたが、イマイチ決めかねていました。やはり実店舗のある業者が安心できるということで近所のラビットさんにダメ元で見てもらって、多少でも値段がつけばと思っていたのでよかったです。決め手はドラレコを取り外し、次のクルマに格安で取り付けしていただけたことです。さらに、自宅まで送ってもらったり、代車を貸してもらったりと、とても親切に対応いただきました。とても感謝しております。ありがとうございました。また何かあればお願いいたします。(ラビット公式サイトより)
7位:ネクステージ
- 中古車販売の大型店・専門店をダイレクトに全国展開しているため、買い取りの中間マージンをカットできる。結果、より高額な査定が可能となる。
- 査定終了後は、引き渡し場所や還付金の有無、査定額の有効期限を明確にしたうえで、その場で買取金額を提示。
- 古物商の許可を得たスタッフが対応(行商従業者証を提示)。査定時は車内にカバーをかけるなど、愛車に汚れやキズのつかない取り組みを徹底している。
カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎さんからのコメント
ネクステージの特徴は、中古車を大量に展示/販売する大型店や専門店を全国的に展開していることです。そのために買い取った車両をそのまま自社の大型店や専門店で販売できます。このようなダイレクト販売方式により、中間マージンなどと呼ばれる中古車流通のためのコストが削減され、ユーザーの車両を買い取るときの金額を高められます。
そして査定終了後には、査定額の有効期限、自動車税などの還付金の有無、引き渡し場所などを提示します。契約後の減額などはありません。
査定に際しては、古物商の許可を得たスタッフが、「行商従業者証」を必ず提示します。査定するときにはシートカバー、ハンドルカバー、足マットなどを使用して、売却する愛車が汚れたりするのを防ぎます。
以上のようにネクステージは、愛車を高値で売却できて、なおかつ車両を丁寧に扱ってほしい、安心感の高い売却をしたいユーザーにピッタリです。
ネクステージのクチコミ・評判
全国展開なので需要のある店舗と交渉してそれなりの価格で売却できたこと。逆に需要のないクルマはたたかれる。当たり前のことをきちんとやっている会社です。/行動がはやくスムーズだった。/競合他社の動向に合わせ希望の価格まで歩み寄ってもらえた。/思いのほか買取価格が高額だった。/見積もりに家まで来てくれた。/熱心。(webCG 読者アンケートより)
ハキハキとした言動で好印象でした。 一括査定だったので、現場で他社とかぶりましたが、お互い嫌な感じも出さずに尊重し合っていたのが、大変居心地が良く、ありがたかったです。今回、乗り換えでなく手放すことにより、初めての売却という経験に緊張していましたが、丁寧な査定とクルマの引き取りなどの要望にも応えていただき、ストレスなく完了しました。ありがとうございました。(ネクステージ公式サイトより)
最初の電話対応も含め、その後の対応などすごくよかったです。査定前からこちらにお願いしたいなと思っていて金額も一番よかったです! すごく大満足です! 本当にありがとうございました! いろいろなサイトを見て悩んでいましたが、口コミなどでもいい評価でしたが、本当に私も同じくすごく満足させていただきました! 本当ありがとうございました!(ネクステージ公式サイトより)
8位:外車マスター
- 輸入車を専門に扱っており、直販体制も整えているため、オークション相場より高い金額での査定が可能となっている。
- 「車両引き取り後の減額交渉は一切しない」を確約。
- 査定の連絡をするのは1社のみで、査定当日の契約および買い取りも可能。
カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎さんからのコメント
外車マスターは、文字どおり輸入車を専門に買い取っています。そのために輸入車の相場に明るく、輸入車を売却する場合、売却額がアップする可能性も高いのです。
また外車マスターが買い取った車両は、中古車販売グループのユーポスで直接販売します。オークションを経ないために流通コストが抑えられ、人気の高い輸入車などは、特に高い金額で買い取りできます。輸入車を専門に扱って、なおかつ直接販売できるルートも備えているため、外車マスターでは輸入車の高価買い取りが可能になっているのです。
また外車マスターでは、車両を引き取った後に、査定額を下げることはありません(ユーザーが把握している故障・修理歴を隠蔽<いんぺい>した場合を除く)。安心して査定を受けることができます。
以上のように外車マスターは、輸入車を本来の人気を反映させた正当な価格で、安心して売却したいユーザーに適しています。
外車マスターのクチコミ・評判
希少車に的確なプライシング。(webCG 読者アンケートより)
9位:カーチス
- 大型販売店「カーチス」をはじめ、全国各地に車両販売のネットワークを整備。中間マージンを抑え、買取価格に還元している。
- ローンが残っていても売却可能。クレジット会社への確認や所有権解除などの手続きも代行してもらえる。
- 「愛車の無料出張査定」の利用や車両売却に対して、成約金額に応じてJALまたはANAのマイルをプレゼント。
カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎さんからのコメント
カーチスでは、大手中古車販売店のカーチスをはじめとして、買い取った車両を直接販売するルートを備えています。そのために中古車を流通させるオークションなどのコストがかからず、節約された金額を、買取価格の上乗せに充てることが可能です。「直接買取・直接販売」がカーチスの特徴です。
さらにカーチスには「プライシングセンター」があり、全国に展開する中古車販売店の在庫状況と相場を常に集計しています。そのために地域による買取額の格差が是正され、最も高いニーズに基づいた高額査定を実施できます。
そしてカーチスであれば、ローンが完済されていない車両についても、買い取ることが可能です。カーチスがユーザーの代わりにクレジット会社に残存債務を返済して、これを差し引いた金額を、ユーザーに支払う方法を採用しているためです。さらに愛車の売却額に応じて、マイルがたまるサービスも行っています。
以上のようにカーチスは、車両にローンの返済が残っている場合などを含めて、なるべく手間をかけずに車両を売却したいユーザーにピッタリです。
カーチスのクチコミ・評判
下取り価格が他より高かった。/引き取り時間等、約束どおりに実行された。/査定者の対応が丁寧な説明で良かった。/親切であった。(webCG 読者アンケートより)
10位:ユーポス
- 専門の査定スタッフを用意。カーナビやサンルーフ、革シートなどポイントごとに丁寧に評価してもらえる。
- 一切在庫を持たないことで、運営コストを低減。高価買い取りを実現している。
- 買い取り成約の翌日には振り込み完了。「次のクルマにすぐ乗り換えたい」「急ぎで現金が要る」というニーズに応える。
カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎さんからのコメント
ユーポスでは、専門のスタッフが、各種の装備を細かく査定します。ディーラーオプションとして幅広く用意されるエアロパーツ、アルミホイール、マフラーなども、すべてプラスの査定ポイントになります。従って汎用(はんよう)品に交換しているときも、純正品を保管してあるなら、一緒に提出すると査定で一層有利になります。
そしてユーポスでは、原則として、車両と必要書類を受領した翌日に振り込みを行います。お金が迅速に支払われることもメリットです。
なおユーポスでは、買い取った車両をオークションの「ベイオーク」に即座に出品して売却します。そのために幅広い車種の買い取りが可能で、ユーザーの売却価格の上乗せにも貢献しています。
以上のようにユーポスは、オプションパーツなどを豊富に装着したクルマのユーザー、あるいは売却したお金を即座に入金してほしいユーザーに適しています。
ユーポスのクチコミ・評判
購入ディーラーと連携していただいた/対応の迅速さ(webCG 読者アンケートより)
【ユーポスに決めた理由】店長の人柄に安心感を持てた/他店の買い取り方式に不安がある/しっかりした店舗で、大切なクルマを売りたかったから。【ユーポスの雰囲気】丁寧、店舗内もきれいでした。【感想】しっかりした査定と納得感のある説明をしていただき感謝しています。次回、クルマを手放すときも、ひと声かけたいと思える店長でした。(ユーポス公式サイトより)
【ユーポスに決めた理由】買取価格が良かったため。【ユーポスの雰囲気】とてもよく聞いていただき、雰囲気も良かったです。【感想】店長さん、スタッフさんともにとてもお気遣いいただき、ユーポスさんにお願いしてよかったです。(ユーポス公式サイトより)
2.高額買取なら「車一括査定」がおすすめ
少しでも高い買取金額で契約したい場合、数社の車買取店に対して査定金額を提示し、互いに競わせることで金額アップを図るというのは有効です。その競争状態を自動的につくり出せる手段として、車一括査定はおすすめできます。
車一括査定のおすすめサイトは?
ひと口に車一括査定といっても、そのサービスを提供するウェブサイトはさまざまです。一体、どのサイトを利用すればいいのでしょうか? ここでは「車一括査定サイト おすすめ人気ランキング」を元に、タイプの異なる2つのサービスを紹介します。
実績十分の最大手「カーセンサー」(人気ランキング1位)
カーセンサーの場合、最大30社に査定を依頼できるので、少ない手間で多くの査定額を得られます。複数の査定会社が同時に査定するため、価格の比較がしやすく、より高い買取価格を期待できます。また、査定日は平日だけでなく土日も指定可能です。(カーセンサー公式サイトへ)
カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎さんからのコメント
カーセンサーの一括査定サービスのメリットは、最大査定数が30社に達することです。今はさまざまな買取店があり、それぞれが異なるニーズと基準に基づいて査定しています。そうなると、売却したい車両のカテゴリーや車種に強い魅力を感じてくれる買取店の査定が受けられた場合には、査定額も高まります。なるべく多くの査定を受けられることが、高値で売却するためのコツなのです。
またカーセンサーであれば、提携している買取店のなかから、実際に査定してほしい相手を選べる選択機能も備わっています。好みの買取店がある場合は、積極的に選択することも可能です。これは効率を追求した一括査定サイトと、自分で売却する買取店を見つける方法の「いいとこ取り」ともいえるでしょう。つまりカーセンサーは、いろいろな売却方法を自分で選択したいユーザーにも適しています。
このほかカーセンサーでは、連絡方法について電話とメールを選ぶことができ、なおかつ連絡時間を指定できることも特徴です。多忙なユーザーにもピッタリなサービスを提供しています。
いま最も勢いのある「MOTA」(人気ランキング2位)
MOTAの特徴は「45秒で完了する簡単な手続き」です。査定額は、現車確認後ではなく、申し込みの翌日18時に提示されます。最大20社が競い合った結果の査定額が開示され、その中で高額査定を提示した上位3社だけがユーザーと交渉できます。この仕組みにより、利用者の個人情報が多くの会社に伝わることや電話対応が少なくて済むという特徴があります。(MOTA公式サイトへ)
カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎さんからのコメント
MOTAの車買取サービスは、最大査定数を20社としています。そして買取店を「高額査定を行った3社」に絞るため、商談回数も少なく抑えられます。ユーザーにとって煩わしさが解消され、時間の節約にもなります。つまりMOTAは、高額で買い取る会社だけを相手にして、短時間で効率の良い商談をしたいユーザーにも適しています。
基本的には買取店を高額査定の3社に絞りますが、4社目を追加することも可能です。必ずしも3社に限定するわけではありません。ユーザーの希望に合わせる自由度も持たせています。
またMOTAのサービスでは、提携している査定店舗数が957店と多く、さまざまな買取店から、好条件の査定を受けることが可能です。連絡手段は、電話とウェブサイトで行われ、申し込んだ翌日の18時には査定額がわかります。ウェブサイトを使って査定額を確認することも可能ですから、夜間などの空いた時間に査定額のチェックや検討をしたいユーザーにも適しています、MOTAは多忙なユーザーを含めて、効率を重視する売却にも適しています。
車一括査定サイトの使い方、比較については「車一括査定サイト おすすめ人気ランキング」をご覧ください。
3.クルマを高く売るには? 高額査定のポイント
買取相場の決め手となる主な要素は、クルマの年式や走行距離、ボディーカラー、そして修復歴およびダメージなどです。ここでは、中古車査定士がチェックの対象としているポイントを中心に説明します。
年式
クルマの買取価格は、先々代よりも先代、そして現行型というように、新しいものほど高くなる傾向にあります。買取価格が変わりやすくなるのは、新しいモデルが発売されてから3年後といわれています。
走行距離
クルマの走行距離が平均より多いと、買取価格は低くなります。この傾向は、特にボディーサイズが大きい車種で顕著です。基準となる走行距離は、一年あたり1万km。これを新車購入時からの経過年数に掛けるなどして計算します。
ボディーカラー
一般的に、国産車・輸入車を問わず、白(ホワイトパール)と黒のクルマは高値で取り引きされる傾向があります。これは、新車購入時にこの2色が人気のカラーとなっているからです。特に、屋根付き駐車場で風雨にさらされることなく保管され、洗車キズが少ない黒の個体は、さらにニーズが高くなります。それ以外の色でも、希少カラーだったり、その車種のイメージカラーだったりすると、好ましい査定額が得られる場合があります。
修復歴・ダメージ
車両の事故歴や傷、車内の汚れは査定額を下げる要因となります。同じ事故歴があるクルマでも、ダメージを受けた場所によって評価が異なります。例えば、前方の事故の場合、後方の事故よりも価格が大きく下がります。これは、車体のフロント側に重要なメカニズムがレイアウトされていて、ダメージが安全な走行に大きく影響する恐れがあるためです。
内装のキズや汚れ、臭い
内装がきれいかどうか、清潔か否かも査定額に影響します。タバコ臭やほかの気になるニオイがないかを確認し、乗り降りに際して擦れがちな場所や、経年とともにへたりの出てくるシートのクッション部分、キズのつきやすいドアの内側パネルなどを確認します。こうした部分を良好な状態に保つことが、クルマの査定額を高くするための重要なポイントです。「丁寧に扱われていたクルマだ」と感じてもらえるように心がけましょう。
外装のキズ
査定士は、ボンネットやドアをはじめとする、車両の外装パネルに傷やへこみ、錆(さび)などがないかを確認します。また、車体の下部やルーフ、ホイールなど、見落としがちな箇所もしっかりとチェックします。修理が必要なポイントが少ないほど、次のオーナーに販売する際に有利になるからです。
標準装備品とオプション
純正の部品がそろっているかどうかも査定額を左右します。例えば、人気のあるオプションであるサンルーフやパワースライドドア(スライドドア車の電動開閉機構)の有無。社外品の装着によって査定額が上がる場合もありますが、逆のケースもあり得るので、純正の部品は取り外さずに残しておくほうがベターです。カーナビでいうなら、純正の大画面HDDナビが特に人気。今後は、ADAS(先進運転支援システム)の内容も、査定額を決める重要なポイントになるでしょう。
説明書など書類の有無
所有者がクルマをどのように扱ってきたかを示す記録、例えば保証書や整備記録簿などがしっかり残っていることは、とても重要なポイントです。
タイミング・時期
一般的に「1~3月と9~10月はクルマが高く売れる時期」といわれています。ただし、中古車の価値については「1日でも新しいほうが高い」という鉄則もあるので、基本的には早めに売ることを心がけるべき、といえます。
4.クルマの買取価格に地域差はあるか?
現実的に、中古車の需要と供給のバランスは地域によって異なります。どのような点でニーズに違いが出るのか、詳しく見ていきましょう。
1.“住民の層”の違い
単身者が多い地域では、コンパクトカーやクーペ、あるいは趣味性の高いクルマが好まれがちです。一方、子育て支援が充実している自治体では、ファミリー向けのクルマが人気を集め、企業や工場の多い地域では商用車に対するニーズも高くなります。
2.経済状況の違い
例えば、最低賃金が低い場所では、ランニングコストの安い軽自動車が人気を集める傾向が見られます。また、ガソリン価格が高い地域では、燃費に優れるハイブリッド車のほか、電気自動車がより意識されています。
富裕層が多い高級住宅地などでは、高級感のあるセダンやクーペがよく売れます。このような地域では高級車の買取価格も高くなる可能性があります。
3.気候の違い
降雪地域では悪路を走破できる4WD車が求められます。逆に、寒冷地向けのクルマを売る場合は、査定額が上がることもあります。
冬でも積雪が少ない、あるいは雪とは無縁の地域では、相対的に4WD車の需要は少なくなります。その代わり、他の車種の需要が高まる傾向があります。
迷ったら大手の販売店に相談しよう
需要と供給のバランスがわからないということであれば、全国展開している大手買取店をあたってみるのは有効な手段です。全国規模の買取店であれば販売ネットワークも充実しているので、ある地域では需要が低くても他の場所で引き合いがあるなどの理由から、高値での契約に結びつくことがあります。
5.クルマの買取に必要な書類
車買取で必要となる書類は決まっていますので、事前に用意しておくことで手続きがスムーズに進みます。以下に代表的なものを挙げますが、詳しくは各買取店のウェブサイトなどでご確認ください。
自動車検査証(車検証)
(出典:自動車検査登録 総合ポータルサイト)
自動車検査証とは、クルマが安全基準を満たしていることを証明する書類です。クルマを購入した際に発行され、所有者や使用者の氏名、住所、クルマの型式などの詳細情報が記載されています。車検証は運転中に携帯することが義務づけられているため、車内に保管しておく必要があります。
国土交通省は2023年1月から電子車検証を導入しています。この新しい車検証にはICタグが付いており、車検証に書かれている情報をデータとして管理できるようになりました。
自賠責保険証明書
自賠責保険証明書とは、ドライバーが必ず加入しなければならない「自賠責保険」に入っていることを証明する書類です。車検の際に更新するため、車検証と一緒に保管されている方が多いと思われます。自賠責保険証明書の再発行は契約者本人しか行えませんので、注意が必要です。
自動車リサイクル券
(出典:環境省_自動車リサイクル関連 リサイクル券の見本)
自動車リサイクル券とは「車両のリサイクル料金を支払ったことを証明する書類」で、新車購入時にディーラーから発行されます。リサイクル料は新車購入時に支払われ、廃車時の費用を先に負担する形式になっています。なお、預託状況を確認するには車検証の情報が必要です。
自動車納税証明書
自動車納税証明書とは、その名のとおり、毎年支払い義務が生じる自動車税を納めたことを示す証明書です。車両の売却に際しては、押印のある最新の自動車納税証明書を用意してください。自動車税が未納付の場合、クルマを売ることはできません。
実印・印鑑登録証明書
印鑑登録証明書は、使用する印鑑が市区町村に登録したものであることを証明する書類です。自動車の購入時のほか、名義変更や自動車税の権利譲渡のためにも必要となります。
委任状・譲渡証明書
(出典:国土交通省)
委任状は、クルマを売る際に買取業者に手続きを任せる旨を記した書類であり、譲渡証明書は、クルマの名義を業者に変更することを証明する書類です。これらは買取業者が提供する書類であり、取得や再発行の必要はありません。
振込口座の情報
クルマの売却に際しては、支払金を受け取るための口座情報を提供するのが一般的です。
6.クルマの買い取りでよくある質問
Q.クルマを高く買い取ってもらうコツは?
「状態・条件のいいクルマほど高値がつく」のは大前提。少しでも買取額を上げるために、内外装をクリーニングしたうえで査定に臨んだり、装備・オプションの内容を詳しく伝えたりするのは有効です。また、クルマの鮮度も重要な要素のひとつですから、査定額に満足できるようであれば、極力早く売るほうが望ましいといえます。
Q.買い取りと下取りの違いってなんですか?
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買い取り:買取専門店や販売店に、新しいクルマの購入とは関係なく、手持ちの車両を直接売却することです。買取価格は、市場の相場やクルマの人気によって大きく変わります。
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下取り:新たにクルマ買う際、現在乗っている車両をディーラーに引き取ってもらうことです。その買取価格が新たに購入するクルマの値引き分に相当します。下取りの場合、ディーラーがクルマを在庫として保管するため、駐車スペースや管理費、中間マージンなどのコストがかかります。これらの費用が下取り価格に影響する面があります。
Q.車検切れのクルマって売れるの?
一部の店では、車検が切れているクルマでも買い取ってもらえます。車検を再取得する費用を考えると、車検が切れたまま査定してもらうほうがコストがかからず得になる、というケースもあります。廃車にせず、買取専門店に査定を依頼しましょう。
Q.ローンが残っているクルマは売れる?
基本的には、ローンの支払い中でもクルマを売ることは可能です。査定額から残りのローンを支払うなどの方法がとられます。まずは買取専門店に問い合わせて、ローン返済に関するサービスの内容を確認するとよいでしょう。
7.まとめ
- クルマを高値で売却するサービスとして、車買取の専門店が利用できる。それぞれ、多店舗での全国展開や独自の査定システム、ネットオークションの活用など、高価買取を実現するための特色があるので、自身にあったものを選ぶとよい。
- 高値での売買を成立させるためには、インターネットの車一括査定を使うのも有効な手段である。各店の競争による査定額のアップが期待できる一方、現在では過剰な営業行為などは見られなくなっている。
- 査定額に満足できるのであれば、早期タイミングでの売却が満足につながるといえる。クルマの査定額は刻々と変化しており、「新しいものほど高く売れる」という原則があるためである。
現代の車買取は、オンラインを介した効率的なサービスではありますが、査定会社からの電話連絡や査定スタッフによる実車のチェックなど、アナログ的な側面もあります。上記のメリット・デメリット、そして注意点をよく理解したうえで、より大きな満足の得られる査定・売却を実現させましょう。
車買取店ランキング アンケート実施概要
調査対象
webCGのメルマガ会員3万人に対して、ウェブ投票形式でのアンケートを実施(webCG調べ)
調査期間
2024年2月9日~2024年3月1日
回答者数
延べ214人
調査対象サービス
カーネクスト、ガリバー、カーセブン、アップル、ラビット、オートバックス、カーチス、ネクステージ、ユーポス、AUTO FUN、外車マスター、CTN
※掲載している情報の正確性については万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。
カーライフ・ジャーナリスト 渡辺陽一郎さんからのコメント
ガリバーは1994年に創業しており、買取店のネットワークとしては、先駆け的な存在です。それまでの買い取りは、主に新車の販売店などが下取りのかたちで行っていました。しかしガリバーは買取店のビジネスを確立させ“愛車を高く売る手段”をユーザーの間に広めました。
つまり、ガリバーは買取店の老舗的な存在であるだけに、ネットワークも強力。全国に約460店舗を展開しています。スタッフの数も多く、多忙で店舗まで出向く時間がとれないユーザーに対しては、出張して査定を行うことも可能です。
全国に約460店舗を展開するだけあって、ガリバーは取引台数も多く、累計では500万台を軽く超えています。それだけに買取額も、市場価値に合った正確な金額になっています。今では当然ですが、査定は無料で行い、名義変更の費用もかかりません。便利で、なおかつ安心感の高い売却を行いたいユーザーに適しています。