前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏と、自民党の高市早苗前経済安全保障担当相が17日に更新されたユーチューブチャンネル「NewsPicks」で対談を行い、高市氏が石丸新党についてコメントした。
石丸氏は来夏の東京都議選に向けて、石丸新党をつくることを表明。地域政党ではなく「その地域の中で、みんなで政治しようという集まり」と政治団体を目指すとしている。
高市氏は都議選で争うことになる石丸新党について「強敵ですよ。地域を盛り上げていく政治団体ということで、石丸さんのようなカリスマ性のある人がトップというのは、非常に脅威ですよ」と感想を述べた。
一方で「うまいことやらんかったら…。ほら、すごいカリスマ性のある人がトップになって。で、国政に進出したりして政党になっていった場合に、割とガバナンスが保てないという所もありますよね。どことは言わんけど」と警告すると、進行役の加藤浩次から「どこって言ってるようなもんですけどね(笑い)」とツッコまれていた。
高市氏は「いい方を選んで同じ志を持って、一緒に政策を練って、ガバナンスを保ってやっていかれるというのが、いいんだろうなと思います」とアドバイスを送った。
加藤から「国会議員を入れて、政党にしていくという考えはあるんですか?」と質問されると石丸氏は「ないです。あくまで地域の中での政治活動を盛り上げる」と改めて否定した。