ローソン/店舗スタッフが話せる言語をバッジで表示
2024年08月21日 10:30 / 店舗
ローソンはこのほど、訪日外国人旅行者の利便性と店舗で働く外国人の就労環境の向上を目的に、店舗従業員が話すことができる言語を表示したバッジの実験運用を開始した。
8月以降順次、希望店舗へ導入を拡大する。
国土交通省観光庁のデータによると、2023年には訪日外国人旅行者数が2506万人(出典:日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数」)と、前年比で約6.5倍に増加し、2024年も増え続けている。
また、ローソンで働く外国人の割合は約13%(2024年6月末時点)。日本語を母語としない外国人従業員の働きやすい環境の整備も、重要な課題となっている。
今回導入する多言語バッジは、店舗従業員が話すことができる言語を表示するもので、英語、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、ネパール語の7言語を対象としている。言語の選定に、訪日外国人が多い国および店舗従業員の出身国を考慮したという。
バッジには対応言語と合わせて着用できる「日本語勉強中」の表記もあり、店舗従業員の対応言語が明確となることで、従業員のストレスや誤解を減少させる効果や就労環境の整備にもつなげたい考え。
<ローソン店舗における外国人従業員数(国別順位)>
1 | ネパール |
2 | ベトナム |
3 | 中華人民共和国 (中国) |
4 | バングラデシュ |
5 | スリランカ |
6 | ミャンマー |
7 | フィリピン |
8 | インド |
9 | 大韓民国 (韓国) |
10 | モンゴル |
※2024年7月末時点
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