超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。

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日本で週休3日制が広がってゆけば良いなと思う。

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日本で週休3日制が広がってゆけば良いなと思う。


なんか、2月23日は天皇誕生日で休みのはずなのに普通に出勤で、世の中の人々が公休日を楽しんでる最中で働いてる。日本社会にはいろんな企業があると思うが、公休日はしっかりと休んでおきたいと存ずるところである。


まー、なんと言いますか、僕が勤めてる会社は基本的に公休日がない。どういう雇用契約だったかは契約書読み返さないと分からないけど、そのような感じで決まってる感じである。実際、こんな感じで休みの日に出勤だと腹立たしいこと極まりないであるが、それだけ分、給料はもらってるのでまぁ仕方ないかと自分をなだめてる感じである。


でもまぁ、僕が今まで勤めてきた会社の中では比較的ホワイト企業の方であるよ。僕の就職遍歴というのは、訳のわからんぐらいに過酷な道程になっており、ブラック企業に勤めてサビ残で毎日0時以降に帰るような生活を繰り広げていたこともある。あの頃は多分、全体の残業時間が100時間以上とかそんぐらいは働いており、当然のことながらそんな働き方をしてるとメンタルをぶっ壊した。


しかも、その頃の労働基準法というのはサービス残業を取り締まるような規則もろくに決まっておらず、僕は残業代もろくに貰わずにそんな働き方をしていた。どんな風な経緯で今のように労働基準法がサービス残業に厳しくなったのかはよくわからないけど、僕が新卒ぐらいの時というのはサービス残業などの法律が今よりも緩かった。


ちょっと調べてみた感じだと、こんな感じで残業の取り締まりが厳しくなったのは2018年の「働き方改革関連法」が可決された後からみたいだね。この働き方改革が国会で取り沙汰されたのは、やはり2015年の電通の高橋まつりさんの事件が大きなポイントだろう。


www.asahi.com


僕が新卒ぐらいの時の日本社会というのは、バブルの生き残りみたいな連中が氷河期世代の新卒をパワハラで働かし放題にしてたという印象が強かった。どうも、僕らぐらいまでの世代の人間というのは、就職をするときも就職氷河期で苦しみまくり、いざ就職が決まったとしても残業地獄でメンタルをぶっ壊してドロップアウトみたいな事例をよく見かける。僕もその被害を受けた当事者の一人であるが、この国ってのは黙っていると労働者から搾取しようとする雰囲気というのはいまだに残ってるよなと思う。


ちょっと、ネットを彷徨ってるとこのような記事を見かけた。


www.bloomberg.co.jp


イギリスや欧米の方で、週休3日制を多くの企業で取り入れてみる大規模な社会実験をやったのだという。そうすると、デメリットよりはメリットのほうが大きいという結論が得られた。

今回の英国のデータは、昨年12月に公表されたより小規模な実験の結果を明確に裏付けた。米国やアイルランド、オーストラリアの企業を対象とした当時の調査では、同様の売上高増加や従業員の生産性向上および常習的欠勤や離職の減少が示されていた。これらの実験はより小規模で、対象となった企業数は英国の調査の半分、従業員数は3分の1だった。

ショア氏は「基本的に同様の結果が得られた」とし、違いはわずかに過ぎないと述べた。

今回の英国の調査結果は、進行中の週休3日制実験で2回目の主要データ公表となり、ニュージーランドに拠点を置く非営利団体「4デーウィークグローバル」が調整を行った。

調査では、従業員が週休3日制の下で、ストレスや疲労感、健康から私生活に至るまであらゆることが改善したと回答。また、参加者2900人のうち週休3日制をやめたいと回答した人はゼロで、15%はいくらお金を積まれても週休2日制には戻れないと答えた。


日本でも週休3日制を取り入れてる企業はいくつかあって、佐川急便やユニクロ、日本マイクロソフト、電通が取り入れている。やっぱり日本では大企業しか週休3日は取り入れてないけど、世界的な潮流しては労働時間は短くして、社員のワークライフバランスを高めていく取り組みが一般化していくのではないかと思う。


しかし、日経新聞の郵便調査では週休3日制の導入には57%が反対なのだという。


www.nikkei.com


まー、日経新聞の調査先とかはわりかし経営者とかのエグゼクティブ層が多そう。あの新聞は経営層よりな報道をするからそういうのが統計結果に出たかなと思う。若ければ若いほど長時間労働よりは自由に休みを取れる方が嬉しいだろうし、僕も休みは多いほうがありがたいと思うけどね。


僕の場合は、ブラック企業にて散々残業でいじめ抜かれてメンタルぶっ壊した手合いなので、仕事のワークライフバランス重視の圧倒的な推進派ではあるな。とにかく、この国というのは黙っている人に対しては過重な圧力をかけて利益を搾り取ろうという権力者は多いし、そこんところを我慢して努力すると成長できるみたいに、メディアやら教育を通じて教育された労働者が多すぎよね。僕的には淡々と自分の労働環境をよくする情報を収集して、こちらのブログで拡散したりとかそんな感じの方針で活動して参るかな。

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