ART(大阪)
初の文学フリマに行ってみたよ。会場レポ&戦利品報告。 「二次創作・エロ・恋愛、小説、エッセイ、日記、短歌俳句ポエムの類は読まへんから安全だろう」などと油断しきっていたのだが、だめ。だめです。あっあっ。
「大阪府20世紀美術コレクション」の作品に、名誉館長・立川直樹が自身の感性で音楽を選んで結び付ける企画展、第2弾。「社会と人間の関わり」がテーマ。 意外と戦後20世紀の写真が多いので良いですよ。
写真を用いた非常にコンセプチュアルな作品から、筆のストロークによって構成された絵画作品へ、大きな作風転換を果たしている。どちらの表現形態も深く存在の本質に迫ろうとしていた。特に、晩年、逝去に向かうほどに、強く…。
現代美術家、写真家3名のグループ展。華やかなポートレイト作品が集うが、三者ともそれぞれに異なる点でオリジナリティを問うものだった。
バタイユ「非生産的消費」、ポップな花、記号合わせ ― アイデンティティーの同定を巡る営為。
西成の街を歩いて、何の植物が生えてるかなんて、考えたこともなかった。 作家と作品というのは、世界との関わり方に変化をもたらすものらしい。
黒いでしょう。ビデオテープなんですよぜんぶ。
「Study:大阪関西国際芸術祭 Vol.3」、本町の船場エクセルビル会場にて沓名美和・緑川雄太郎キュレーション『STREEET3.0:ストリートはどこにあるのか』展。 残りの5・6Fをレポ。カオスがやってくる。それは果たして無秩序なカオスか? (会期がR5年12/2…
「Study:大阪関西国際芸術祭Vol.3」、大阪大学中之島センター会場。研究機関にふさわしく、宇宙の話である。だが・・・ わからん、、 ( ´ ¬`) グバッ
「Study:大阪関西国際芸術祭 Vol.3」、本町の船場エクセルビル会場では、沓名美和・緑川雄太郎キュレーション『STREEET3.0:ストリートはどこにあるのか』が展開された。廃ビルを丸ごと使った展示である。 このプログラムの会期は他会場と同じく12/23-28の…
2025年に世界最大級のアートフェスティバル「大阪関西国際芸術祭(仮称)」の開催を目指す、アート検証(study)プログラム3回目。主要プログラムは前回(2023.1-2月)と似た構成だ。しかし会期がたった6日間と、これまでの半分以下に短縮されている。 嘆…
キャッチコピー「オリエンタリズムか、それとも祈りか?」が秀逸で、まんまその通りの企画である。万博(万国博覧会)と「仏教」の関係について、1970年大阪万博がそれ以前の万博と何が画期的に異なっていたのかを明らかにする。
実際には写真展ではなく、映像展示が主で、もっと言えば、「言葉」を再取り込みする身体的レッスンである。私達の。えっ?
芸術家/風の彫刻家・新宮晋の展示が大阪・西天満で催されている。新宮晋スケッチブック『ぼくの頭の中』シリーズ続編(2巻・3巻)刊行に合わせた企画だが、ちょうど大阪中之島美術館で企画展『Parallel Lives 平行人生 — 新宮 晋+レンゾ・ピアノ展』とも…
大量の写真を取り込んでアニメーション化したり、他者の撮影した写真や動画を元に物語りを加えて作品化したり、活動の目覚ましい映像作家・林勇気の大規模な個展である。 CCO(名村造船所跡地)2階から4階までの広大なフロアを使い、各階で異なる展示形式…
第20回目のアートフェア「ART OSAKA 2022」、大阪市中央公会堂とは別に、大きなインスタレーション作品などは住之江の北加賀屋にある「クリエイティブセンター大阪(CCO)」で展開された。こちらは会期が少し長く6日間となっている。 全17人の出展のうち、…
みんな大好きモディリアーニヽ(^。^)ノ 御多分に漏れず私も何故か素通り出来ない。なんでか見てしまうのなんでだろう。駆け込みで展示観てきましたレポです。 だって 呼んでるんやもん 眼が( ´ -`) 【会期】R4.4/9~7/18
今回で第20回目となる大阪版・現代美術のアートフェア「ART OSAKA」は、「大阪市中央公会堂」と「クリエイティブセンター大阪(CCO)」の2会場で開催される豪華仕様。前者はギャラリーセクションとして3日間、後者は大型のインスタレーション作品展示とし…
「庵野秀明をつくったもの 庵野秀明がつくったもの そして、これからつくるもの」、その通りの回顧展だった。 稀代の監督・プロデューサーはどこから生まれたのか? その豊富なサブカルチャーの土壌と現場、そして庵野が関わり、庵野から生まれた名作の数々…
1983年の構想から約40年を経てオープンとなった大阪市の美術館。開館記念のコレクション展が約1ヵ月半ほど催された。膨大な内容のうち、写真展示を中心に紹介する。 大阪の前衛(新興)写真の歴史はいいぞ。 【会期】R4.2/2~3/21
大阪万博2025に向けて、世界最大級アートフェスの開催可能性をさぐるスタディ/展示イベント「Study:大阪関西国際芸術祭」、船場エクセルビルの4~7階・残りを一気にレポします。 4階はポーランド作家陣による「記憶」や「繋がり」の作品、5階は日本人…
「Study:大阪関西国際芸術祭」:船場エクセルビルの3階に来ました。 ここはガチの「大阪」が詰まった階です。何かというと、西成の東北端エリア:通称「釜ヶ崎」のソウルがあります。社会問題や弱者救済ではなく、現地の生活者が持つエネルギーをエンハン…
大阪のキタは梅田「グランフロント大阪」、中央は本町「船場エクセルビル」、ミナミは釜ヶ崎(西成)の3拠点でアートイベントが展開された。 2025年の大阪万博に合わせて、世界最大級のアートフェスティバル「大阪関西国際芸術祭(仮)」が開催を模索されて…
宇宙や星空、胎内の遠さ――「神秘」を、見るのは誰で、語るのは誰なのか。そのことを問う作品だったように思う。 【会期】R1/18~2/12
「GALLERY wks. (ワークス)」は大阪北区・西天満のマンション最上階の1室にあるという珍しいアートギャラリーだったが、この12月の「final wks.祭」展を最後としてクローズする。2022年からは大阪府の最北部・豊能町に「vitokuras」という名で移転オープンする…
眼を閉じて、瞼の裏に浮かび上がる闇と像を油絵で描いた本作は、写真機の介在できないゼロ距離での「見る」行為や現象を可視化したものだった。心象光景ではなく、具体物もない、色と明暗の中にある視界である。生理的印象派、という造語が思い浮かんだ。 【…
影が街の中でコミカルに動きを見せる。誰に向けてそれは放たれているのだろうか。誰にも向けられてもいないのだろうか。誰がキャッチするのだろうか。公の空間に投げ込まれた影と信号が、人のいなくなった都市に響く。 個人が支払い続けている犠牲としての公…
いつの間にか開催されていた、大阪・船場のビル一棟を使ったアートイベント。気付いたら会期が終わりそうになり、気付いたら会期延長してくれていた。新型コロナ禍で動きづらかったのを勘案してくれたのだろうか? 感謝いたします。 写真と動画が主な展示で…
騒動だけが膨れ上がった「表現の不自由展」、その実際の展示内容をレポ・後編。 後編では、韓国と日韓歴史認識に関連した作品と、その他の作品について取り上げる。うわあ。語りにくいなあ。言っとくけど穏便なことしか書かないすよ。あたしノンポリ猫ですか…
実行委員会と大阪府、主催者側と右翼団体との不穏な対立、間に立つ警察、そして相次ぐ脅迫と報道。もはや何の展示だったのか、展示の趣旨、作品の意味がそもそも何だったのか、色々と置き去りになっていて見失われていそうな「表現の不自由展」について、そ…