はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

歌詞や歌を生成してくれる生成AI「SUNO AI」が面白い

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歌詞や歌を生成してくれる生成AIの「SUNO AI」を使っています。

SUNO AIは少し前に話題になっていたようですが、僕は先日公開された瀬戸弘司さんの動画でその存在を知りました。

僕のなかでは「コンピューターに歌わせても初音ミクのようなたどたどしい歌い方しかできない」という、だいぶ古い情報が更新されないままだったので、SUNO AIが生成した楽曲を聴いて驚きました。

これは面白そうだ…ということで無料版を使ってみたのですが、あっという間に利用可能なクレジットを使い切ってしまったのでプロ版に課金しました。

SUNO AIとは

Suno AIは、歌と演奏を組み合わせた楽曲、演奏のみの曲を簡単に作成することができる音楽生成AIで、PCなどで作成するウェブ版とスマートフォンやタブレットで作成するアプリ版があります。

楽曲も詩も専用のボックスにキーワードを入力することで数十秒であっという間に生成してくれます。

海外のサービスなので表記は英語ですが、操作方法はそれほど難しくありません。

suno.com

料金

主に無料版、プロプラン、プレミアムプランの3つのプランが用意されており、プロプランが月10$、プレミアムプランが30$になっています。

ポイントは曲を生成するたびに消費される「クレジット」が無料版は50、プロ版が2,500、プレミアム版が10,000に設定されている点と、無料版以外は商用利用が可能になります。

SUNO AIでは1回あたり2曲を同時に生成してくれて、10クレジット消費します。

したがって無料版は月に5回(10曲)、プロ版が250回(500曲)、プレミアム版が1,000回(2,000曲)生成することができます。

主な使い方

まずはLyricsの欄に詩を入れます。

曲のみのインストゥルメンタルの場合は右上の「Instrumental」をオンにします。

作詞なんて…という方は左下の「Write with Suno」をクリックし、

キーワードを適当に入力して「Write Lyrics」をクリックするとSUNO AIが作詞してくれます。納得いかない場合は「Write Lyrics」をクリックすれば別の候補を表示してくれます。

ここではクレジットは消費されません。

これだというのが出てきたら「Accept This Option」をクリックするとLyricsの欄に選んだ詩が自動的に入ります。

あとはStyle of Musicの欄に、曲の雰囲気に関連したキーワードを入力していきます。ここに入れる情報で曲の出来が変わってきます。

Personaは生成した曲のボーカルが気に入った場合に氏名やアイコンを設定して、他の曲にも使えるようにする機能です(こちらは設定しなくてもOKです)。

最後にTitleを設定して「Create」をクリックすれば数十秒程度でAIが自動的に2曲生成してくれます。

曲のスタイル設定が出来を左右するので、ここに入れるキーワードについては「SUNO AI プロンプト」などで検索してみると参考になるサイトが出てくると思います。

SUNO AIに生成させた楽曲

…というわけで色々生成してみました。

登山に関連した音楽はYouTubeに投稿する動画に使えないか検討中です。

桃太郎や雨にも負けずや吉野家コピペは既存のテキストを歌詞のところに貼り付けて、あとは好みのプロンプトで色々指定して歌ってもらいました。

他の曲は歌詞もSUNO AIに生成してもらい、そのまま貼り付けたり、気になるところを修正したり、うまく読めないところを平仮名に修正したり…といった感じです。

歌付きの曲は歌詞の読み違いなどがあり、これだ!という曲がなかなか出来上がりませんが、インストゥルメンタルであれば無難な曲が簡単に出来上がるので「Artlistに課金しなくてもいいかも…?」という気持ちになってきています(失敗作が量産されるので効率は悪いかもしれませんが…)。

心のアルバム

登山っぽいキーワードをSUNO AIに投げて作ってもらった曲。

なかなか良い雰囲気ですが、所々で歌詞の読み方を間違えていて残念な感じに。

歌詞を修正する機能もついているのですが、日本語には反応しないようでAIの読み間違いを正すことができませんでした。

山の曲

YouTubeの登山動画に使えそうなインストゥルメンタルもこんな感じで作れます。

桃太郎

桃太郎を無理やり歌わせるとこんな感じに。

サムネが可愛い(桃じゃなくてみかんになってるけど)。

雨にも負けず

宮澤賢治の雨にも負けずをK-pop風に。

吉野家コピペ

吉野家コピペ。

中盤からの盛り上がりが素晴らしい。

生成できる時間が4分までなので途中で終わってしまいますが…。

幻想バブル

SUNO AIに作詞・作曲してもらったイケハヤ氏の歌。

英語混じりの歌詞で結構カッコいい。

炎上童話

SUNO AIに作詞・作曲してもらったはあちゅうさんの歌。

歌詞が切ない…。

炎上の日々

そして演歌風(歌詞は上の曲と同じものを指定)。

海外の生成AIで演歌っぽい曲が生成できるとは…。

 

…このように色々作れます。

他にも既存の曲をリミックスしたり、生成された曲の一部をカットして書き出したり色々なことができるので、興味のある方はネットやYouTubeで検索してみてください。

SUNO AIは使っていてとても楽しいんですが、思うような曲が出てこなくて何度もやり直したり、歌詞の読み間違いに気づいて生成しなおしたり、曲調を変えるためにプロンプトを見直したりと、クレジットがどんどん消費されていくのが難点です。

英語の歌詞だとクレジットを消費せずに歌詞を修正することができますが、日本語だと歌詞の修正機能がうまく動かないので、再度別の曲を生成するしか方法がありません。

この辺りは今後のバージョンアップで対応して欲しいところです。

今後の使い方など

僕は登山の記録をブログやYouTubeに公開していますが、どちらもアクセス数・再生回数が下降気味です。それ自体は受け入れるしかないのですが、YouTubeに関しては動画編集ソフトの使用料、動画に入れる音楽素材の使用料といった感じで再生数に見合わないコストが発生しているので、これらを何とかしたいと思っています。

YouTubeに公開している動画に使用している音楽はArtlistというサービスを使用していて、これが年額で$199(3万円ちょい)かかるので、これをSUNO AIでカバーできないか検討中です。

ただ、ちょっと気になる点がありまして、SUNO AIは課金すれば商用利用も可能で、生成された楽曲の著作権はユーザーが持つことになるのですが、Artlistと違って権利侵害のトラブルが発生した時にケツモチしてくれないので、何かトラブルが発生した時に困ったことにならないか心配です。

 

…というわけでArtlistの更新時期まで少し時間があるので、ネットやSNSの情報を吟味してどうするか決めたいと思います。

suno.com