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November 27, 2006

「ことのは騒動」と「オーマイニュース」(これは少し)について佐々木俊尚さんと話した。

今日、佐々木俊尚さんと新宿の某ホテルのラウンジで2時間ばかり話をすることができた。

オーマイニュースのシンポジウムの後にパネラーの佐々木さんに話しかけたことは以前に書いたのだけれど、当時の事情を言えば、松永さんの状況が僕の側では殆どわからなかったという事情があった。mixiには病院食の写真が「淡々と」上がっているということは聞いていたし、御堂岡氏のエントリーも確かあのころはあがり始めていたけれど、さいこたんのエントリーが松永さんのものではないかとすら思っていたような、遠い遠い昔の話である。

佐々木さんに、シンポジウムの後で、立ち話ではあったが聞いたところでは、まもなく松永さんが退院されるらしいということ。そしていつか落ち着いたところで、話をしたいと言ってくれた。こちらでも情報が欲しかったので、「では近いうちに」と言って別れた。

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August 31, 2006

「ことのは」・夏の終わりに

朝から日差しがきついが、気がつけば今日は8月31日だ。夏休みも今日で終わり・・と、東京にいる僕などは連想するが、もともと北の地方ではとっくに学校は始まっているのではないかな。東京でも最近公立の小学校が早めに始まる地域もあり、夏休みの終わりというのが正確にいつを指すのかはわからない。でもまあ、旧例に従えば9月1日はもう夏ではないのだろうな。

というわけで、久しぶりに「ことのは」のことを書く。で、「夏の宿題」だけに縛られると話が端的になるので、ちょっとまだ書いていない最近の話あたりから書くことにする。

7月の終わりに、psycho78氏からメールをもらった。ちょうど、例の誕生日問題の後で、こっちも血が上っていたときでもあり、また届いたメールのトーンが、(漢字交じりとはいえ 笑)まさにさいこたんだったので、コノヤロと思い正直あまりとりあわなかった。ところが、はてなを巻き込んでばたばたしている間に、psycho78がこのメールの内容に結構こだわっているように思えてきた。で、それはあまりはっきりとしたことは書いていなくて、謎掛けのような文章だったんだけれど、どうもある会社の登記を確認しろというようなことではないかと僕は受け取った。で、例の東山出版の会社の登記について、世田谷の法務局に確認に行ったんだが、それは宿題の記事に追記したとおり。

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July 08, 2006

ことのはを巡る未解決の問題・備忘録---夏の宿題編

さてよっこらしょという感じである。最近、厳しい国際情勢の現実に耐えかねて(?)、何でもネタ化してしまう悪い傾向があるが、このエントリーはネタ化しないで、きっちりとやっておこう。

趣旨は、「ことのは問題」に関する残っている問題点について今一度確認し、記載を残しておこうと言う事である。もちろん記載するだけではなくて、一つ一つ消えていくことが、全ての関係者にとって望むべきことであると思うが、それが一挙になされる可能性は少ないので、この夏の間にいくつかでも消えること、さらには何ヶ月、何年かかかっても、少しずつでも減らしていければと思っている。

留意したのは下記の事項。

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June 07, 2006

希薄なのは「内環」の方ではないのか----佐々木俊尚氏に再度答える

再度この問題を取り上げていただいた佐々木氏の「ネット世論の「拠って立つ場所」とは」を興味深く拝見した。私のブログ他も具体的に引用していただいて、その開かれた姿勢にはまず感服する。というのも、そう言わざるを得ない惨状が今広がっているからである。理由は後で述べる。

その上で、の話である。

佐々木氏は前回のエントリー「「ことのは」問題を考える」の文末で、

「しかし私は今でも、マスメディアが声高に書いてきた絶対的正義の向こう側に、フラットになった言論の世界が誕生し、そこにインターネットのジャーナリズムの可能性があると信じている。なにがしかのその可能性が、単なる楽観主義でないことを、私は今ただひたすら祈っている。」

と表現した。

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June 05, 2006

週刊アスキーと歌田明弘氏への質問書(4)----歌田氏の回答(2)

歌田さんから、どういうわけかもう1通回答をいただいた。いい加減憂鬱になってきている上、前回以上に不愉快な内容だが、最初のものを公開して、こちらを公開しないのは片手落ちというものだろう。そういうわけで、公開をさせていただく。

論評は・・・・。 まあ後から考える。やれやれ。
(こちらもこのような人に質問したこと自体を後悔し始めたよ。まあお読みくだされ。)

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XXXXX(実名)様

 これ以上、お答えしないと言っておきながら、メールをお送りしてしまうのは何ですが(苦笑)、先の回答にひとつ重要な点が抜けていましたので、補足させていただきます。

 あなたは、そもそもume氏の挙動に異様なまでの関心をお持ちですが、私には、とりたててume氏の発言を追及する理由がありません。もしその発言に多少の違いがあったとしても、ume氏に根拠なく言うにはあまりに重大で不当な疑い(つまりオウムの関係者であるということ)がかけられてきたことは、ネット上で誰でも知りうる事実ですから、そういう意味で被害をうけたことは明白ではないでしょうか。
 

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June 04, 2006

「仮想報道 われわれはみな”隠れオウム”の容疑者」(週刊アスキー)の問題点について

週刊アスキー(2006年6月月13日号)掲載記事で、特に問題があると感じるのは次の一節である。順序が後先になるが、これについて認識されていないコメントも散見するので、確認の意味からも再掲しておく。

質問書
とその回答も参照して欲しい。

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●「オウム信者でないこと」を証明できるか

実質的により深刻な被害を受けたのは、泉氏にサーバーを貸していた男性かもしれない。「この男性こそが、『オウムの謀略』をたくらんだ黒幕」といった声が上がり、憶測にすぎないそうした話もネットで広まった。
 これまた唐突な疑いに思われるが、泉氏のブログに書かれたこの男性自身の文章によれば、こうした話には会社が神経を尖らせるシステム関係の仕事をしていたこともあって、結局、会社を辞めなければならなくなったという。 
 疑惑を知った会社は、オウムと無関係だと証明するよう求めてきたそうだ。 
 しかしこれは、言うはやすく、行なうのははなはだむずかしい。
 この男性は、オウムと関わりがないことを警察に証明してもらおうとしたところ、警察は、「まず、あなたがオウム信者でないことを警察に証明してください」と言ったという。
 笑い話のようだがほんとうにそうなのだ、と書いている。

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June 03, 2006

週刊アスキーと歌田明弘氏への質問書(3)----歌田氏の回答でわかったこと

私は、8つの質問を歌田氏に投げかけたのだけれど、結局はっきりお答えいただいたのは

(8)上記の松永氏インタビューの後、泉さんは、オウム真理教問題に長年取り組んでこられた、弁護士の滝本太郎氏にもインタビューを行っておられます。滝本氏は、先に松永氏になされたインタビューの内容の一部について、問題がある危険な部分を具体的に言及されておられます。松永氏のインタビューを紹介するなら、この滝本インタビューの内容にも触れないと、著しくバランスを欠いた記事になるのではないかと懸念されますが、この点に関してどのようにお考えですか?

だけ。

これについては、

>なお、ご質問をいただく以前に次の原稿が校了になっておりましたが、滝本弁護士の主張も興味深く拝読しましたので、こんどの火曜日発売の号で取上げさせていただきました。

のお答をいただいた。どうも普通に読むと歌田さんは、私が質問をするまで滝本弁護士のインタビューを読んでいなかったようにも思えるのだけれど、そこは定かではない。いずれにしても次の記事に反映されるようで、その点だけは良かった。

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週刊アスキーと歌田明弘氏への質問書(2)----歌田氏の回答

歌田さんから、早速ご回答をいただいたのでまずそのまま公開します。回答に関する論評は後で別に書きます。

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XXXX(実名)様

ご質問をいただきましたので、お答えさせていただきます。

ひとつひとつお答えしませんが、基本的にブログ記事等の情報にしたがったも
のについては、原稿中にそのむねを書いておりますので、原稿をお読みいただけ
ればわかるかと思います。

そのうえで、今回のご質問には直接かかわりないことですが、私が当該の連載
を始めるにあたっては、普通の人が普通にネットなどを通して集めたり接した情
報で、何が言え、どんなことがわかり、考えられるかに興味があって始め、それ
を原則にして書いてきましたし、少なくとも今のところこの連載についてはそう
いう形で続けるつもりです。
また、私は、口頭で述べられたことよりも、文章として記したことのほうが証
拠能力は高いということも常々思っています(いうまでもありませんが、どちら
も虚偽の証言をすることはできますが、テープを回して公開でもしないかぎり、
言った言わないの水掛論争になりがちな口頭の証言に比べて、ともかくもネット
で書かれたことは残っていて公開されているという意味です)。というわけで、
ネット上で公開されている情報をできるだけ使うようにしています。

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June 02, 2006

週刊アスキーと歌田明弘氏への質問書

週刊アスキー(2006年6月月13日号)掲載記事に関して、本日、質問書を週刊アスキー編集部と、歌田明弘さんに送付しました。記事の重要性を鑑みて、質問は実名で行っています。

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質 問 状

歌田明弘 様
週刊アスキー編集部 様

貴下益々ご清祥のことと存じます。

XXXXXX(実名)と申します。

早速ですが、今回、歌田明弘様が執筆されました、「週刊アスキー」(2006年6月月13日号)における「仮想報道 われわれはみな”隠れオウム”の容疑者」の記事の内容に関しまして、お尋ねしたき重要な件があり、誠に不躾ながら質問状をメールにて送付させていただきます。

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May 25, 2006

GripBlog報道メディア設立企画書について思うこと(8)----結局BBは何が言いたいのか

この問題、書きすぎて疲れているわけではないが、そして他人のコメントを引用してモノを言うのは、ちゃっかりしていることこの上ないが、あまりに私の言いたいことを代弁(まとめて)してくださっているので、引用させていただく。はてなの方に寄せられたコメントである。
こちらの耳に痛いこともちゃんと言っていただいている。

「名無しの某」さん。

BigBang はオウム批判や泉批判をしているのではなく、松永氏がオウム信者だということが判明している以上、泉氏が「一問一答をすべてウェブで公開したい」という オープンジャーナリズムを標榜するのであれば、彼女が起ち上げようとした組織がどのような構成になっていて、オウムやその他特定の団体と無関係であること を証明しなければならないと主張している。

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