台湾の件は人ごとではないが
以下の記事が当意即妙な翻訳まとめとあいまって現在台湾で起きていることを理解するのに非常にわかりやすかった。
【台湾速報】抗議で揺れる台湾で「とある社長の独り言」にコメント殺到 台湾の反応「感動した!!」「シェアするべき」
http://taiwansokuhou.blog.jp/archives/4670333.html
このあたりを読んでいて思い出したのはなぜかアヘン戦争。アヘン戦争で欧米列強の脅威をまざまざとした日本がその後明治維新に向かっていく原動力の一つになったと言われている。
今回の脅威は中国であるが、いま起きている台湾の件は人ごとではない。欧米列強ではなくて巨大化する中国。確かに脅威を感じる。台湾が飲み込まれたら直接対峙感ハンパない。
そこに安倍政権の富国?強兵策が乗っかってくるのだろうと思うが、富国はともかく、強兵に関しては僕は疑問視している。台湾の事例を見てもわかるように軍事侵攻よりも恐ろしいのは経済侵攻なのだ。そういう意味でいたずらに軍事チキンレースに参加する時代ではない。平和主義云々ではなく戦略として疑問。
幸か不幸か日本の経済力は台湾よりも遥かに強大だ。むしろ経済外交戦争に本腰を入れるべきで、くだらぬ孤島争奪戦を利用して強兵策に挑むなどそれこそ現実的ではない。
明治維新に学ぶは良いがより富国(経済成長オンリーではなく他国との協調経済で存在感を確保する)戦争で勝利すべきなのが現代のパワーバランス。中南海以外の中国内の親日勢力とはどんどん連携を深めるべきだと思う。
戦略的に。
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