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February 21, 2013

「思うしかない」

よりによってもっとも激しく彼を責めた夜に酷い病であったと後から言われても、そんなもんどうすればいいんでしょうね。その後で転移とか何ですか。まったく。

(お前はここ読まないだろう。読まないよな。)

元来「責めた内容」と彼の病とは何の関係もない。論理的にまったく結びついていないその2つのことのために、後からどうこう言うのも筋が通らない話なのだから、あれはあれでよかったというかしょうがなかったのだと思うしかない。


けれども。

この世には「思うしかない」話というものがある。知らなかったのだからしょうがないというのは道理なのだが、じゃあ知っていればどうにかなったか。だから「思うしかない」のだ。

「思うしかない」話はこの世界にクラゲのようにあふれていてぷかぷか浮いている。それはそういうものなのだ。あなたも私もそうしたクラゲの間をさまよって時には刺されたりして生きている。だから。

「思うしかない」

せめてあのときに「ちょっと体調が悪いのでこのくらいにするよ」言ってくれればともくどくど考えている自分がここにいるのだが、それは今となっては解決不能なのだから、出口はない。

しかたがなかったろう。そう「思うしかない」 

回復しろよ。

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Comments

やってしまった、と悔やんでしまうようなことはしばしば。
でも、そうですね。仕方がなかったり、避けようがなかったと思うしかない。そこに囚われていても過去に遡って修正してくる事はできないですし。
でも、やってしまったことにもきっと意味があるのだと、最近はそう思います。

ご友人でしょうか。どうか元気に回復されますように。

ありがとうございます。1年もたってから知ることになったものだから。

まったくおっしゃる通り

「思うしか」・・・そういう事って多いですよね。
自分に言い聞かせるしかないって状況。

知ってしまってから出来ることもありますので、それはそれでやるってことでいいのではないでしょうか。

少し時期を外しましたが、年末年始(主に年始)に寄せてのBigBangさんの記事を楽しみにしておりましたが、今年は無いのでしょうか?

>Vuvantomさん

どうもあのような駄文を待ち望んでいてくださる方がいるだけで本望であります。今年はちょっと色々重なったのでお休みさせていただきました。すみません。っていうか気にしていただいてすみません。きっと来年は復活する(たぶん)と思います。重ねてお礼申し上げます。

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