たーこいずの宝箱

たーこいずの宝箱

大好きなものへの愛を綴るブログ

明けましておめでとうございます 2025

新年明けましておめでとうございます!

ということで、このブログも(ほぼ)4周年を迎えました。

いつも読んでくださっているみなさま、本当にありがとうございます!

 

昨年は海外ドラマ『ゾーイの超イケてるプレイリスト』がちょうど年内に見終えましたので、今年は何のドラマを見始めようかな~とうきうきしております。

昔レンタルで途中まで見ていた『ホワイトカラー』とか久しぶりに見たいなぁどんな結末を迎えたのかなぁなんて思ったりしていますが、ディズニー+なんですよねこれが。

ディズニー+の字幕はなんか反応が悪いのか割と多めな頻度で追いついていないので、アクションとかコメディとかざっくり見る分にはいいんですけど、ミステリーみたいにセリフが大事でしっかり見たい時には不向きなんですよ。

Huluでも配信してくれないかしらん。

 

今年も海外ドラマに限らず、私が観たり読んだりしたものの感想を備忘録的に綴っていきたいと思います。

では、今年もよろしくお願いします!

 

2024今年の映画ベスト5

もうすぐ今年も終わります。

ということで、私の独断と偏見による、私の個人的な今年公開の映画ベスト5を紹介したいと思います。

 

が、最初にお詫びしなければならないことがありまして...(ここからタイトル画像まではうだうだ喋ってるだけですので、ランキングのみ見たい方はすっとばしてください。)

今年、例年に比べて劇場へ行けた回数が減っておりまして、必然的に今年公開の映画は見たいと思っていたのに見れていない作品がいくつもあるんです。

例えば海外作品で言えば『ヒットマン』や『憐みの3章』、『花嫁はどこへ?』、『僕とパパ約束の週末』などなど、見たかったのに見れていないんです。

『僕とパパ約束の週末』はまだ公開している劇場もありそうですが、私の行ける範囲ではもうやっておりません。

 

というか、そもそも公開してくれる劇場が少なすぎません???そして少ないにもかかわらずすぐに公開終了する。

『花嫁はどこへ?』なんて、たしか公開3週目でもう見れなくなってたような。サイトで公開終了日未定となっていたので余裕こいてたんですけど、いつの間にか上映スケジュールに載っておらず...最近インド映画にハマり始めているので、見れなかったのが悔しい。

『憐みの3章』もねぇ、『哀れなるものたち』は日本公開も長かったので楽観視していたら、あっという間に終了してましたね...見たかったよ~~~

 

そのくせアニメとかはめっちゃロングランかつ複数スクリーンおさえてたりするじゃないですか。

私も名探偵コナン好きですし、ハイキュー!!とかも見に行ったのでアニメ人気なのは嬉しいですけど、でも程度ってもんがありません...?最近半年くらい公開してたりしますもんね。ちょっとくらい海外映画に分けてくれよ!!!

 

それと、『ウルフズ』の劇場公開中止も悲しすぎたなぁ。ついに日本はジョージ・クルーニーとブラッド・ピットの映画までやらなくなるのか終わってんな!!!と思っていたら、そもそもアップルが配信に切り替えたらしいですね。

なんでも『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』の興行が芳しくなかったとかなんとか。私は結構いい映画だと思ったんですけど、世間は厳しいですね。

この流れで配信ばっかりになったら嫌だなぁ。映画館で見るからこその良さがあるのに。

 

と言いつつ、映画1本見るのに2000円もかかるようになってしまい、私も見る映画を吟味し出したのは事実です。映画が安くなる曜日に行ったりレイトショー狙ったり努力はしてるんですけど、それでも見ないことを選択してしまった映画は去年以上に増えてしまいました。こういう方法をとりはじめると、思わぬ良作に巡り合いにくくなってしまうので、本来はちょっとでも気になったら見たいものですが。

そして安い日を狙って行こうと日程とにらめっこしているうちに劇場公開が終了してしまうというね...

来年はここを反省して、公開したらなるべくすぐに見に行くようにしなければと思っております。

 

と、うだうだ愚痴を言っておりますが、つまり今年のランキングは私的に不完全なんです。見れなかった映画がランクインしてた可能性は大いにあると思うのです。

なのでそもそもランキング記事を書くのをやめようかとも思ったんですけど、でもやっぱり見れなかったということも踏まえて1年を振り返りたいので、記事を書くことにしました。

 

では、以下ネタバレなしのランキングです。

 

今回めちゃくちゃ悩みました。

なので禁じ手ですが、番外編として本当に僅差でランクから漏れたものの、ランクインさせたかった4作品を(も)紹介します。

 

番外編①:パーフェクト・デイズ

eiga.com

いやぁこれは役者・役所広司を堪能する映画です。ラストシーンの演技にすべて持っていかれました。

公衆トイレの清掃員をしている主人公・平山の日常をただひたすら追うストーリーなんですけど、毎日同じ繰り返しのように見えて、些細な喜びを、今この瞬間を楽しむ平山の生き方に「何も変わらない」「また今度でいい」なんてないんだなと思わされます。

ただ、一点不自然で違和感を感じたのは公衆トイレなのに吐しゃ物や汚物が一切映されなかったことですかね。元々The Tokyo Tilet プロジェクトの広告を作ってほしいという話から映画になったらしいので、そういう意味であえて映さなかったのかなぁとか考えてしまいました。ので惜しくもランクインせず。

平山がカセットで日替わりに曲をかけるんですけど、選曲がまたいいんですよ。

 

番外編②:青春18×2 君へと続く道

eiga.com

台湾の高校生ジミーが日本から来たバックパッカーのアミと出会い、恋をして、現在のジミーがそんな過去を振り返りながら、アミの故郷を旅するという物語。実際の人物のブログがきっかけなんだとか。

18×2とは、私の解釈では18歳と36歳という意味だと思うんです。思い出が18歳で、現在が2倍の36歳。当時は気づけなかったことに気づいたり、違う考え方になったりする年齢。

アミはなぜ突然帰国してしまったのか?段々展開は読めてしまうんですけど、それでも涙が止まりませんでした。映像の、18歳の暖色と36歳の寒色の対比がとても美しかった。

それにしても、「君へと続く道」とかいう邦題のダサい感じはなんとかならないもんですかね。

 

番外編③:インサイド・ヘッド2

www.disney.co.jp

大ヒットを収めたインサイド・ヘッドの続編。

続編が作られると聞いてまたか、金儲けかとがっかりしたんですけれど、今作を描くための前作だったんだなぁと思うくらいにぐっときました。金儲けかとか思ってすみませんでした。

思春期を迎えたライリーにはヨロコビ・カナシミ・イカリ・ムカムカ・ビビリではない新たな感情が芽生え、新しい感情とうまくやっていけないヨロコビたち。ライリーの幸せを守ることができるのか?

不要な感情なんて、いらない思い出なんてないんだと、これまで生きてきた自分を抱き締めたくなります。

それと流石はピクサー、2Dアニメやゲームキャラの映像がま~美しくてほれぼれしました。

 

番外編④:フォールガイ

fallguy-movie.jp

スタントマンをしていた主人公は大けがをきっかけに退いていましたが、とあることをきっかけに現場へ戻ることに。その現場にはかつての恋人もいて、何とか頑張って気を引こうとする傍ら、とある事件に巻き込まれ...

映画愛に溢れた映画!エンドロールではさらにそれを感じます。

音楽や画面分割など随所で笑えて楽しい映画です。スタントマンならでは、たくさんのアクションも堪能できます。使われていた音楽が聴きたくなって、長い事リピートしてました。

 

5位:哀れなるものたち

www.20thcenturystudios.jp

自殺した主人公は天才外科医バクスターにより生き返り、ベラとしての人生を歩むことに。ベラは世界を自分の目で見たいという欲望にかられ、お金持ち・ダンカンに誘われ世界への旅に出かけるうちに、様々な経験を経て成長していく物語。

と書くと聞こえはいいんですけど、この映画は見る人を選びますねぇ。はっきり言えばとにかくセックスシーンが多い。最初ははじめての感覚に興味津々な思春期の男の子って感じなんですけど、いろいろな人たちと出会い経験を積むことで成長を遂げ、社会の構造の闇みたいなものを学んでいく物語なので、そのシーンも必須なんですよね。そういうシーン以外にも、そもそもの設定がブラックユーモアすぎて最後は最早ホラーな独特すぎる世界観なので、本当に見る人を選びます。

偏見を持たず純粋な気持ちで学ぶこと、反省して改善することの大切さ、それを実行する凄さを感じます。エマ・ストーンの成長していく様、内から発せられる美しさを感じる演技が本当にすごいです。

 

4位:アーガイル

eiga.com

スパイ小説家の主人公・エリーが小説とそっくりな現実のスパイ世界に巻き込まれるお話。

まず設定が面白いんですよ。小説家なので知識はあるけど全然動けなくて、そんな主人公を本物のスパイが助けるという。小説の登場人物が主人公に脳内で語り掛けてくる演出が最高です。

あと曲も最高。ビートルズの新曲が流れた時は「めっちゃ金かけてんなぁ」と笑いそうになりましたけど、この曲に持たせた意味がもう最高なんですよね。主題歌は中毒性があって、一時期その曲ばっかり聞いてました。

ありとあらゆるサム・ロックウェルが見られるのは最早ファンサービスです。頭からっぽにして見られるとにかく楽しい映画。

 

3位:オッペンハイマー

www.oppenheimermovie.jp

原爆を開発した科学者・オッペンハイマーを描いた物語。

原爆や戦争そのものを題材にしているわけではなく、オッペンハイマー自身の物語、そしてオッペンハイマーと対立したストローズの物語だからこそのメッセージ性。

エンドロールへの入りがとても効果的だったなぁと。なぜ過去から学ばず前進できないのか。現政治への批判を感じました。だからこそのこういう描き方だったのだろうなと。

 

2位:サウンド・オブ・フリーダム

www.hark3.com

少年少女を売春する組織に誘拐された子どもたちを救うため、アメリカの警察官・ティムが国を越えてコロンビアまで単独潜入するお話。

このお話が実話ベースというのが何とも重い。劇中では実際の映像も使われていて、現実なんだと突きつけられる。

けれど、前向きな終わり方だったのがとてもよかった。エログロシーンは徹底して映さないというのも、製作陣が何を伝えたいのかが明確になっていてよかったと思います。

タイトルの意味が分かった時、なんだかじ~んとしましたね。

本編はもちろん、エンドロールでのメッセージにはより心を打たれましたねぇ。スマホ厳禁な劇場でQRコードを読ませるというのはうーん、という感じですけど面白い取り組みだと思いました。

「映画」の力を、「映画」の意義を感じる映画でした。

 

1位:ラストマイル

last-mile-movie.jp

脚本家・野木亜紀子の過去作『アンナチュラル』と『MIU404』とのシェアドユニバースということでも話題になった今作。

ブラックフライデー前夜、配達された段ボールが爆発し、連続爆破事件と発展する物語。

アンナチュラル勢もMIU404勢も必要だから登場するのであって、彼らはあくまで彼らの世界で仕事をしているのであって、ファンサービス的にこれみよがしに出てくるわけではないところが好印象でした。そしてドラマからの時の流れを感じられたのがドラマ好きだった私としてはもう嬉しくて嬉しくて。

そしてメインは、メッセージ性が素晴らしかった。社会の闇を描き、単なるハッピーエンドで終わらせない、まだまだ問題は根本解決してませんとしてラストにするところが素晴らしかった。でも、押しつけがましくないといか、重すぎないんです。考えたくない人やそもそもそういう発想に至らない人にとっては単なる娯楽映画としても収まる。(まあ正直この映画を見てなんの考えにも至らない大人は、「幸せ」な人か自分以外のことを何も考えない人のどちらかでしょうね。もしくは働いたことがない人。)このシリアスさとエンタメ性のバランス感が流石だと思いました。

それともう予告映像でも出演が明らかにされてますので言及しますが、中村倫也が登場した時には声出ましたね。ものすごい演技力を発揮しております。

この映画を見て、考える人が、ちょっとした行動に移す人が増えて、社会が少しでも良い方向に変わるといいな。

 

最後に

今年公開ではないけれど、私が今年初めて見た映画ベストは『キングスマン』です!

『アーガイル』がすごく面白かったのでHuluで見たんですけど、まあめちゃくちゃ面白くて、これまで見ていなかったことを後悔しました。今度からこの監督さんもチェックしなければ。

もちろんタイトルもなんとなくの設定も聞いたことがあり、大人気だとは知っていましたが、そりゃ人気だわと納得。

ああいうお店の裏は実は...とか、英国紳士に見える人が実は...みたいなのって、何歳になってもワクワクしますよね。それとバディものってのが最高でした。

 

来年も、たくさんの素晴らしい作品に出会えますように!

では、最後までお読みくださりありがとうございました!

海外ドラマ「ゾーイの超イケてるプレイリスト」感想まとめ

海外ドラマ「ゾーイの超イケてるプレイリスト」の感想まとめです。

 

各リンク先にはそれぞれのシーズンの感想がリンクでまとめてあります。

そのリンク先の感想記事はすべてネタバレありとなっております。ご注意ください。



ゾーイの超イケてるプレイリスト シーズン1まとめ - たーこいずの宝箱

 

ゾーイの超イケてるプレイリスト シーズン2まとめ - たーこいずの宝箱

ゾーイの超イケてるプレイリスト シーズン2まとめ

海外ドラマ「ゾーイの超イケてるプレイリスト」シーズン2の感想記事まとめです。

 

リンク先はすべてネタバレあり感想となっておりますので、ご注意ください。



ゾーイの超イケてるプレイリスト2-1「復帰のプレイリスト」 - たーこいずの宝箱

 

ゾーイの超イケてるプレイリスト2-2「邪魔だらけのプレイリスト」 - たーこいずの宝箱

 

ゾーイの超イケてるプレイリスト2-3「悪魔のプレイリスト」 - たーこいずの宝箱

 

ゾーイの超イケてるプレイリスト2-4「幸せ探しのプレイリスト」感想 - たーこいずの宝箱

 

ゾーイの超イケてるプレイリスト2-5「幼馴染のプレイリスト」感想 - たーこいずの宝箱

 

ゾーイの超イケてるプレイリスト2-6「決断のプレイリスト」 - たーこいずの宝箱

 

ゾーイの超イケてるプレイリスト2-7「星空のプレイリスト」感想 - たーこいずの宝箱

 

ゾーイの超イケてるプレイリスト2-8「バースデー・プレイリスト」感想 - たーこいずの宝箱

 

ゾーイの超イケてるプレイリスト2-9「ミステリアスなプレイリスト」感想 - たーこいずの宝箱

 

ゾーイの超イケてるプレイリスト2-10「ガールズ・ナイトのプレイリスト」感想 - たーこいずの宝箱

 

ゾーイの超イケてるプレイリスト2-11「ダブルデートのプレイリスト」感想 - たーこいずの宝箱

 

ゾーイの超イケてるプレイリスト2-12「出会いのプレイリスト」感想 - たーこいずの宝箱

 

ゾーイの超イケてるプレイリスト2-13「別れのプレイリスト」感想 - たーこいずの宝箱

 

ゾーイの超イケてるプレイリスト2-13「別れのプレイリスト」感想

海外ドラマ「ゾーイの超イケてるプレイリスト」シーズン2第13話「別れのプレイリスト(Zoey's Extraordinary Goodbye)」感想です。

 

ついに最終話!なんだか最後までいろいろな動きがありそうですが、結末はいかに?

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

サイモンとの別れ

セラピーでは大半がマックスとの関係について話をしており、やっぱりマックスが好きなんだと自覚したゾーイ。

しかし、サイモンを傷つけたくないから別れ話はできません。

しかし、なんとサイモンから別れようと言われるのです。

同じ時期に同じ辛い経験をした絆を恋と混同してしまったんだろうと。

 

いや~~正直なところサイモンは、ゾーイが自分のことを心から好きではないと気づいちゃったからでしょうねぇ。

何か隠しごとをしているようだと察していたからこそなおさら。

それを、恋と混同していたのかもと言うのは、自分から別れを告げるのはすごい。サイモンには幸せになってほしい。

 

と思っていたら、なんとサイモンにも門出が。

ドローン電話を開発していた、黒人の若者が経営している小さい会社をサイモンに任されることになったのです。

リーフが訴訟になるのを気にしてサイモンに伝え、サイモンからダニーに直談判した結果、その会社を買収し、サイモンに任せることに。

リーフも心が優しいですよねぇ。幸せになってくれ!

サイモンも、ゾーイとの別れは辛そうでしたがやりがいがありそうで何より。

 

モーとペリーの恋の行方

ペリーから言われた言葉をきっかけにモーはペリーをあしらうように。

「私との交際に迷っている男性に付き合っている暇はない」というセリフはまさにモー。かっこよすぎる。

 

無視されるペリーは話し合いのため、招待されていないマックスの送別会へやってきます。

モーはしつこいと嫌がるも、心歌では二人でやり直すことを願っていました。

結果、子どもも交えて関係を続けているようで何より。まだまだ問題は生じるでしょうけど、モーも大人になった!

 

マギーの人生

久しぶりにFacebookを開いたら、高校の時の彼氏から連絡が来ていて盛り上がるマギー。

デイヴィットはなりすましの詐欺じゃないかと疑うも、エミリーはノリノリ。

しかし、やり取りの途中で妻がいたことが発覚し、ショックを受けるマギー。

そんなマギーに対し、精神安定剤の影響で楽観主義的になったエミリーはあなたにまだそういう気持ちがあると証明されたから私はよかったと思う、と伝えるのです。

 

そして、マギーはみんなに、これからまた恋をする可能性がある、ミッチの願いどおり自分の人生を生きる、と宣言するのです。

そうですよね、マギーはまだまだ人生があるのだから、その人生を全力で楽しむ必要がるし、そうすることが一番ミッチは喜ぶだろうから。

エミリーの言葉が素敵だなぁ。らしくない考え方なのにイラつく、というのがエミリーらしくていい。

 

マックスとの関係

送別会に水を差したらいけないから別れた事は黙っていようと決めた直後に、マックスとローズに言ってしまうゾーイ。あきれるサイモン。もうこの時点でマックスの事が好きだってバレバレですよねぇ。そりゃサイモンも付き合ってたら辛いわ。

 

マックスへのスピーチの過程で、みんなの雰囲気がおかしいことに気づき、ダニーからマックスではなくゾーイが受かった真相を教えてもらうゾーイ。

マックスを責めるも、譲った理由は誰よりも適任だから、会ってすぐ情熱や知性を感じたから入社すべきと思った君は素晴らしいプログラマーだからと言われます。

マックスの優しさに再度触れ、「行かないで」と言おうとして、理性で「寂しくなる」とだけ伝えたゾーイ。

それを受けて、何かを言おうとして、やはり何も言わなかったマックス。

 

その晩、夢にミッチが出てきて、力が進むべき道を示しているのかもしれないよ、天がすることにはすべて意味がある、リスクを冒さなきゃと諭されるゾーイ。

 

夢に勇気をもらい、空港まで乗り込んでマックスへ想いを伝えることに決めたゾーイ。

しかし、空港でマックスの恋愛ソングの心歌を聞き、ローズが好きなんだと思ったゾーイは言わずに帰ります。

 

ベンチでマックスからもらった指輪を触りながら黄昏ていると、なんとマックスから声をかけられます。

空港で「あなたの心には他の人がいる」とローズに振られたと言うのです。

サイモンもローズも、自分のことが好きじゃないと察して自ら別れを告げられるの、強いなぁ。幸せになってほしい。

 

君の頭の中はわからないし、君の力のせいで不公平があるかもしれないけど、それでもいいと言うマックスに対し、私も逃げない、この先も私たちに試練があるかもしれないけど、特別な人たちが見守ってくれているから、と想いを伝えるゾーイ。

なんと、ゾーイの「私たちに不可能はない」と歌う心歌がマックスにも聞こえ、それが心からの言葉だと分かるのです。

 

まさか終結をマックスにも心歌が聞こえるようになる、にするとは!予想外でした。

これは力を持つゾーイを心から好きで、そんなゾーイと向き合おうと心から決意したからこそ、そんなゾーイの心歌が聞こえるようになったということなんですかね。

でもこれで不公平感がなくなって、うまくいくようになるのかな?お互いに嘘つけないなら素直になれそうですしね。

 

使用曲一覧

Sing/ Carpenters

みんなが歌っている心歌。

悲しい事じゃなく嬉しいことを歌おう、いつでも歌えるよう簡単な歌を、ただ歌を歌おう、という歌。

 

Shake It Off/ Taylor Swift

送別会に来たみんなの心歌。

みんなが自分のことを噂してるけど私はこのままいくわ、気にしてなんかいられないという歌。

 

We Can Work It Out/ The Beatles

モーが話し合いに応じてくれないペリーと、しつこいペリーを嫌がるモーの心歌。

一緒に協力して問題解決しよう、2人ならうまくやれるはずという歌。

 

I Lived/ Onerepublic

夢に出てきたミッチが歌ってくれた歌。

苦しまないことを願っているけど痛みを受け入れて、世界がくれた時間を大切にして、精一杯やったと言って、という歌。

 

When a Man Loves a Woman/ Percy Sledge

空港に到着したマックスの心歌。

彼女のためなら世界だって変えられる、彼女こそ正義、という熱烈な愛の歌。

 

I Still Standing/ Elton John

ゾーイと別れた後サイモンの心歌。

言っとくけど君が消えたってオレは平気だ、今まで一番しっかりと立ってる、という失恋から立ち直る歌。

 

I Melt With You/ Modern English

マックスと再会した時のゾーイの心歌。

私たちに不可能はない、世界を止めてあなたと溶け合う、未来は広く開かれている、という歌。

 

最後に

当初からマックス派を宣言していた私的には、ゾーイがマックスとくっついて嬉しいんですけれども、サイモンやローズを思うとなんだか複雑。

2人がもっと早くにちゃんと向き合っていれば、サイモンやローズは傷つかずに済んだのにな...とも思ってしまいます。まあ離れてしまうという状況になったからこそお互い自分の気持ちに素直になれたんでしょうけど。

 

でも、マックスがNY行きをやめたんならマキシモーのNY出店はどうなるのさ???

ちょっとハッピーエンドちゃんちゃん、とはいかないような。笑

まあ事実上の打ち切りなんで、とりあえずまとめたって感じなんですかねぇ。

 

個人的には、トービン達が社内ルールに則り人事に交際を報告したってのがめっちゃいいなと思いました。トービンの素直さが出ているというか。本気度を感じるし。

サイモンもやりがいある、自分のやりたい仕事ができるようになって本当によかった。

 

気持ちが歌で分かるという設定も、ミュージカル的な演出もすごく面白かったので、もう終わりなのが残念です。結局マックスかサイモンか、という単純でまた?となっちゃうストーリーが面白みに欠けたのかなぁ。

モーのキャラ大好きだったので、モーがもう見られないのも、トービンのユニークさが見られないのも残念です。

いつかスペシャルとかで限定復活しないかな。

 

では、最後までお読みくださりありがとうございました!

ゾーイの超イケてるプレイリスト2-12「出会いのプレイリスト」感想

海外ドラマ「ゾーイの超イケてるプレイリスト」シーズン2第12話「出会いのプレイリスト(Zoey's Etraordinary Session)」感想です。

 

マックスがNYに行ってしまうと知り、取り乱したゾーイ。

そんなゾーイに対して距離を置こうと伝えたマックス。

ゾーイは、セラピストに対してスパーク・ポイントでマックスと出会った時のことを話します。

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

 

マックスとの出会い

セラピーで、最初に味わった喪失感について話すゾーイ。

初めて愛する人を失う恐怖を味わったのは、スパーク・ポイントの入社初日でした。

 

入社できると思い張り切って出社すると、なんと今日が最終テスト。勝ち残った2人しか入社できないとダニーから言われるのです。

方法は2人一組の勝ち残り式なので、ペア選びが重要。

ゾーイはロケット関係の会社から転職してきたリーフと組みたいと考えるも、そのタイミングでミッチから電話がかかってきたこと、すでにスパーク・ポイントの社員であるトービンが狙っている候補生の女性と組んで欲しがっていることから、リーフには断られてしまいます。

電話から戻ってくると残っていたのは、シャツにパーカーというラフすぎる格好で、ミッチに持たせてもらったランチをバカにしてきて印象最悪なマックス。結果的に、マックスと組むことになるのです。

 

リーフと組めなかった要因の1つである電話の内容は、マギーが息切れがするので、今から病院で検査を受けるという内容でした。

 

ラフな格好のマックスも、スーツできめてくるリーフもらしい!けどリーフが長髪だったのはびっくり。笑

 

最終テスト

テスト1つ目は、2時間でおもちゃを出来るだけ組み立てろ、というもの。

点数式なので優先順位をつけて組み立てることが必要ですが、マックスはTレックスに夢中でそれだけを組み立てます。

一方、リーフとアンバーは効率よく組み立て、堂々の1位に。

ゾーイの奮闘によりなんとか3位に滑り込みますが、マックスは何も気にしていない様子。

 

2回戦は、ランチを食べるために箱を開けろというもの。

部屋の中は何でも使っていいというダニーの言葉から、ゾーイは書類のファイルを見て、thinkという単語を見つけます。

その言葉から、ダニーはエドシーラン好きなので「Thinking Out Loud」の歌詞がヒントに違いないと歌い始めるマックス。

他の人に聞こえちゃうからボリュームを小さく、とゾーイが言っても気持ちよく歌うマックス。すると、マックスの歌につられてリーフも熱唱。

結果、歌詞の中から数字を見つけ開錠に成功したゾーイは、1位になることができます。

 

箱の中から出てきたしょぼいホットドックと、ゾーイが持たせてもらったお昼を一緒に食べながら、仲直りするマックスとゾーイ。

この時、君は音楽を知らなすぎるからSpotifyに入れ、とゾーイが言われるのが面白かった~~確かにこれまでも心歌で聞いた歌がなんの歌かわかってなかったもんね。

 

ランチの後、ミッチからの電話でお母さんの状態が悪く、今から手術をすることになったと報告を受けたゾーイ。

最終試験である、新製品開発に臨もうとするも、マギーが心配で上の空なゾーイ。

そんなゾーイの異変に気付いたマックスは、「リモートでの作業は禁止されていない」と、病院からプログラミングの計算をして指示を出してと提案してくれるのです。

そんなリスクを冒したら自分も落ちてしまうかもしれないのに、マックス優しすぎるだろ。まじでいいやつ。

 

病院へと急ぐゾーイが乗ったタクシーの運転手は何とモー。

アパートの管理人に転職するから無礼な客を乗せるのは最後、とボリュームを下げるつもりのないモーが、さすがモーだわって感じ。絶対にタクシーの運転手とか向いてない。笑

そんなモーの熱唱の傍らマックスと電話し、ダニーが心拍数を高めに保ちたいと言っていたこと、マギーの心臓発作から腕時計に心拍モニターを付けコーヒーメーカーと連携させ、カフェイン量が完璧なコーヒーを入れるマシンを作ることを思いつくゾーイ。

箱の鍵を開けるのもそうでしたけど、やっぱりゾーイって頭がいいし、単に知識があるだけじゃなくて発想力があるよね。流石。

 

喪失ではなく愛の物語

最終試験ではスパークポイントと他社を比較するライトを開発したリーフらとは甲乙つけがたい、と考えることにしたダニー。

 

マックスが病院にいるゾーイの元へやってきて、「君は合格だ」と伝えます。

リーフとゾーイが合格なんだと。直接伝えたくて、とわざわざ来てくれるの優しすぎるし、自分が落ちているのに来てくれるのも優しすぎる。

と思っていたら、マックスの回想で、実はリーフとマックスが合格していたところを、マックスがダニーに直談判して代わりにゾーイを合格にしてもらったことが判明。

マックス、まじでいいヤツ...

 

その後マックスはダニーが従妹をクビにしたことにより、1か月後に入社したんです、とセラピストに伝えるゾーイ。

手術後のマギーとミッチの様子を見てすべては儚いと気づいた、と言うゾーイに対し「だから人を愛するのが怖くてマックスを親友にしている」「喪失の話ではなくマックスとの愛の話に変わっている」と鋭い指摘をするセラピスト。

いやセラピスト有能すぎる。

 

セラピーを終え帰宅したゾーイと、モーとお店の話をしに来ていたマックスがばったり会い、入社時の最終テストの話を軽くして別れます。

帰宅したマックスのクローゼットの中には、その時のマシンが。それを見て、なんだか思いを馳せている様子のマックス。

え、もしかしてマックスはまだゾーイのこと好きなの...?最終回目前にしてまたくっつくのか???

 

使用曲一覧

Pure Imagination/ Gene Wilder

スパーク・ポイント初日、ダニーがミュージカルのように歌いながら登場した際の歌。初っ端から癖強すぎる。笑

「夢のチョコレート工場」の歌です。去年公開された「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」でも歌っていましたね。

 

The Climb/ Miley Cyrus

おもちゃの組み立てで敗れ、去ることになった候補生が歌っていた歌。

壁を超えるたびに次の壁が立ちはだかるけど、挑み続けることが大事、という歌。

 

Thinking Out Loud/ Ed Sheeran

2回戦の箱を空ける際の暗号。ダニーはエドシーランが好き。老いても君が好きだというラブソング。

 

Shut Up and Drive/ Rihanna

モーが車の中で流してかつ歌った歌。この選曲はモーって感じ。私にふさわしいドライバーを探しているの。黙って車を走らせて、というこのシチュエーションにピッタリな歌。

 

Dream a Little Dream of Me/ The Mamas& The Papas

手術が成功し、マギーに対してミッチが子守歌のように歌いかけた歌。抱き締めて、少しだけ私の夢を見て、という愛の歌。

 

最後に

オマケ的に、デイヴィットがやばそうな彼女と付き合っている様子も見られましたね~!わがままでダルそうで、マギーの心配をする様子も見せない人のどこを好きになって付き合ってたんだろう。笑

病院でばったりエミリーと再会し、始まりの予感を感じさせてくれたのも良かった。すでにエミリーをデートに誘って振られていたってのが面白い。

 

今回の終わり方だと、初心を思い出したマックスとゾーイがくっつく、というエンディングになるんですかね??それはそれで振り回されたサイモン(とローズ)が可哀そうなんですけど...

 

では、最後までお読みくださりありがとうございました!

名探偵コナン(サンデー1号)FILE1136「一期一会」感想

2024/12/4発売の週刊少年サンデーに掲載されている名探偵コナンFILE1136「一期一会」の感想です。

 

シリーズ第3話にして解決編。

小学生の頃、新一と一緒に化け物屋敷の謎を5人の警察官(?)と一緒に解きに行っていたことを思い出した蘭。

安室さんの正体にもたどり着くのか...?

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

隠し部屋

デイトレーダーではないことを見破られても、いろいろと言い訳を並べてごまかそうとする犯人たち。

松田が壁に鍵穴を見つけ、隠し扉の存在に気づきます。

引き出しの中には引き出しを開ける鍵が入っていて、見つけた鍵で隠し扉を開けます。

すると中にあったのは大量の栽培されているマリファナ。光量と室温を調整するため、多額の電気代がかかっていたのです。

 

マリファナの栽培がバレても「家主がそんなことをしていたなんてびっくり」と言う犯人に対し、降谷は「山モモワ」が「WEED」、つまりマリファナのスラングである事実を突きつけ、この紙から指紋が出れば決定的な証拠だと追いつめます。

「WEE」あってた~!けどスラングを知らずにマリファナにたどり着けず。笑

 

慌てた犯人は銃でなんとかしようとしますが、あらかじめヒロがゴルフバックを回収済み。ヒロに殴りかかろうとする犯人には降谷がグーパンチをお見舞い。

「オレがやろうと思ってたのに...」とちょっと残念そうなヒロが可愛い。笑

 

カーチェイス

家から飛び出した犯人は車で逃げようとするも、あらかじめタイヤがパンクさせられていました。パンクに気づいた隙に伊達が拘束。

そしてもう一人は隠してあったバイクで逃走。しかし、車で待機していた萩原が追います。

細い路肩もタイヤ1つで通り抜け、追い越して車をぶつけることで工事中の建物を覆うシートへ犯人を掘織出します。

完全に助手席の蘭の存在を忘れていた萩原ですが、当の蘭は「とーっても楽しかったよー♪」と無邪気。

さすがだよ蘭ちゃん天真爛漫という言葉がぴったり。

 

正体

こうして警察学校組5人は大麻密造者を全員捕まえるも、鬼塚教官にはこってりと怒られます。

本当に警察だったんだと言う新一に対し、降谷は

まあ君が大きくなっても探偵を続けていたのなら...もしかしたら現場で会えるかもしれないな...その時はヨロシク頼むよ...工藤新一君?

と声をかけるのです。

 

そして現在軸へ。

水道の水が止まらなくなった蘭は安室さんを呼んできて、水面ボウルの下の三角ハンドルを締め、水を止めてもらいます。

そんな安室さんをまじまじと見るコナンに対し「どうかしたかい?コナン君?」と声をかける安室さん。

その姿から、かつて会った警察学校生の1人であることにコナンは気づきます。

 

そのまま毛利家を後にしようとした安室さんは、小五郎がマスターからもらったコーヒーに気づきます。

字体からタイ土産であることに気づき、そのまま話の流れで「山モモワ」の話もしてしまうコナン。

その様子を見て、安室さんは

前々から似てるとは思っていたが...やはりあの少年はコナン君...つまりこの少年は...工藤新一という事か!!

と気づいてしまうのです。

 

いやいやいや、新一あなた正体隠す気ある??笑

ほんとうっかりいろいろ喋り過ぎなのよ。この危機感の無さというか、詰めの甘さというか、うっかりな感じが高校生って感じで可愛げがあるんだけどね。

そして今の今まで安室さんがあの時の警察学校生の1人だって気づくの遅くない?笑

赤井さんに気づくのも世良ちゃんに気づくのも遅かったし、あんたって本当に蘭の事しか興味ないというか...すべての記憶から蘭以外を消去してんじゃないの😂

 

てか、安室さんはコナン=新一をこれまで知らなかったとここで判明したわけですけど、そうなるとやっぱりお茶会の話の内容が気になるところ。

え、まさか本当にお茶を嗜んだわけじゃないよね?ミルクティーとレモンティーの飲み比べ???なわけあるか。

口止めされてたわけじゃないなら、RUMに報告しちゃう可能性もあるのかなぁ。さすがに公安の立場なら事情を察して隠してくれると思いますが。

 

最後に

まあ正直解決編といいつつ次エピソードの序章にすぎないと思うので、次回に期待です。

とか言いつつふつーに日常回挟まれたら萎えるなぁ。流石に核心エピソードのギアをあげてほしい。

 

では、最後までお読みくださりありがとうございました!

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