たーこいずの宝箱

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ゾーイの超イケてるプレイリスト2-13「別れのプレイリスト」感想

海外ドラマ「ゾーイの超イケてるプレイリスト」シーズン2第13話「別れのプレイリスト(Zoey's Extraordinary Goodbye)」感想です。

 

ついに最終話!なんだか最後までいろいろな動きがありそうですが、結末はいかに?

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

サイモンとの別れ

セラピーでは大半がマックスとの関係について話をしており、やっぱりマックスが好きなんだと自覚したゾーイ。

しかし、サイモンを傷つけたくないから別れ話はできません。

しかし、なんとサイモンから別れようと言われるのです。

同じ時期に同じ辛い経験をした絆を恋と混同してしまったんだろうと。

 

いや~~正直なところサイモンは、ゾーイが自分のことを心から好きではないと気づいちゃったからでしょうねぇ。

何か隠しごとをしているようだと察していたからこそなおさら。

それを、恋と混同していたのかもと言うのは、自分から別れを告げるのはすごい。サイモンには幸せになってほしい。

 

と思っていたら、なんとサイモンにも門出が。

ドローン電話を開発していた、黒人の若者が経営している小さい会社をサイモンに任されることになったのです。

リーフが訴訟になるのを気にしてサイモンに伝え、サイモンからダニーに直談判した結果、その会社を買収し、サイモンに任せることに。

リーフも心が優しいですよねぇ。幸せになってくれ!

サイモンも、ゾーイとの別れは辛そうでしたがやりがいがありそうで何より。

 

モーとペリーの恋の行方

ペリーから言われた言葉をきっかけにモーはペリーをあしらうように。

「私との交際に迷っている男性に付き合っている暇はない」というセリフはまさにモー。かっこよすぎる。

 

無視されるペリーは話し合いのため、招待されていないマックスの送別会へやってきます。

モーはしつこいと嫌がるも、心歌では二人でやり直すことを願っていました。

結果、子どもも交えて関係を続けているようで何より。まだまだ問題は生じるでしょうけど、モーも大人になった!

 

マギーの人生

久しぶりにFacebookを開いたら、高校の時の彼氏から連絡が来ていて盛り上がるマギー。

デイヴィットはなりすましの詐欺じゃないかと疑うも、エミリーはノリノリ。

しかし、やり取りの途中で妻がいたことが発覚し、ショックを受けるマギー。

そんなマギーに対し、精神安定剤の影響で楽観主義的になったエミリーはあなたにまだそういう気持ちがあると証明されたから私はよかったと思う、と伝えるのです。

 

そして、マギーはみんなに、これからまた恋をする可能性がある、ミッチの願いどおり自分の人生を生きる、と宣言するのです。

そうですよね、マギーはまだまだ人生があるのだから、その人生を全力で楽しむ必要がるし、そうすることが一番ミッチは喜ぶだろうから。

エミリーの言葉が素敵だなぁ。らしくない考え方なのにイラつく、というのがエミリーらしくていい。

 

マックスとの関係

送別会に水を差したらいけないから別れた事は黙っていようと決めた直後に、マックスとローズに言ってしまうゾーイ。あきれるサイモン。もうこの時点でマックスの事が好きだってバレバレですよねぇ。そりゃサイモンも付き合ってたら辛いわ。

 

マックスへのスピーチの過程で、みんなの雰囲気がおかしいことに気づき、ダニーからマックスではなくゾーイが受かった真相を教えてもらうゾーイ。

マックスを責めるも、譲った理由は誰よりも適任だから、会ってすぐ情熱や知性を感じたから入社すべきと思った君は素晴らしいプログラマーだからと言われます。

マックスの優しさに再度触れ、「行かないで」と言おうとして、理性で「寂しくなる」とだけ伝えたゾーイ。

それを受けて、何かを言おうとして、やはり何も言わなかったマックス。

 

その晩、夢にミッチが出てきて、力が進むべき道を示しているのかもしれないよ、天がすることにはすべて意味がある、リスクを冒さなきゃと諭されるゾーイ。

 

夢に勇気をもらい、空港まで乗り込んでマックスへ想いを伝えることに決めたゾーイ。

しかし、空港でマックスの恋愛ソングの心歌を聞き、ローズが好きなんだと思ったゾーイは言わずに帰ります。

 

ベンチでマックスからもらった指輪を触りながら黄昏ていると、なんとマックスから声をかけられます。

空港で「あなたの心には他の人がいる」とローズに振られたと言うのです。

サイモンもローズも、自分のことが好きじゃないと察して自ら別れを告げられるの、強いなぁ。幸せになってほしい。

 

君の頭の中はわからないし、君の力のせいで不公平があるかもしれないけど、それでもいいと言うマックスに対し、私も逃げない、この先も私たちに試練があるかもしれないけど、特別な人たちが見守ってくれているから、と想いを伝えるゾーイ。

なんと、ゾーイの「私たちに不可能はない」と歌う心歌がマックスにも聞こえ、それが心からの言葉だと分かるのです。

 

まさか終結をマックスにも心歌が聞こえるようになる、にするとは!予想外でした。

これは力を持つゾーイを心から好きで、そんなゾーイと向き合おうと心から決意したからこそ、そんなゾーイの心歌が聞こえるようになったということなんですかね。

でもこれで不公平感がなくなって、うまくいくようになるのかな?お互いに嘘つけないなら素直になれそうですしね。

 

使用曲一覧

Sing/ Carpenters

みんなが歌っている心歌。

悲しい事じゃなく嬉しいことを歌おう、いつでも歌えるよう簡単な歌を、ただ歌を歌おう、という歌。

 

Shake It Off/ Taylor Swift

送別会に来たみんなの心歌。

みんなが自分のことを噂してるけど私はこのままいくわ、気にしてなんかいられないという歌。

 

We Can Work It Out/ The Beatles

モーが話し合いに応じてくれないペリーと、しつこいペリーを嫌がるモーの心歌。

一緒に協力して問題解決しよう、2人ならうまくやれるはずという歌。

 

I Lived/ Onerepublic

夢に出てきたミッチが歌ってくれた歌。

苦しまないことを願っているけど痛みを受け入れて、世界がくれた時間を大切にして、精一杯やったと言って、という歌。

 

When a Man Loves a Woman/ Percy Sledge

空港に到着したマックスの心歌。

彼女のためなら世界だって変えられる、彼女こそ正義、という熱烈な愛の歌。

 

I Still Standing/ Elton John

ゾーイと別れた後サイモンの心歌。

言っとくけど君が消えたってオレは平気だ、今まで一番しっかりと立ってる、という失恋から立ち直る歌。

 

I Melt With You/ Modern English

マックスと再会した時のゾーイの心歌。

私たちに不可能はない、世界を止めてあなたと溶け合う、未来は広く開かれている、という歌。

 

最後に

当初からマックス派を宣言していた私的には、ゾーイがマックスとくっついて嬉しいんですけれども、サイモンやローズを思うとなんだか複雑。

2人がもっと早くにちゃんと向き合っていれば、サイモンやローズは傷つかずに済んだのにな...とも思ってしまいます。まあ離れてしまうという状況になったからこそお互い自分の気持ちに素直になれたんでしょうけど。

 

でも、マックスがNY行きをやめたんならマキシモーのNY出店はどうなるのさ???

ちょっとハッピーエンドちゃんちゃん、とはいかないような。笑

まあ事実上の打ち切りなんで、とりあえずまとめたって感じなんですかねぇ。

 

個人的には、トービン達が社内ルールに則り人事に交際を報告したってのがめっちゃいいなと思いました。トービンの素直さが出ているというか。本気度を感じるし。

サイモンもやりがいある、自分のやりたい仕事ができるようになって本当によかった。

 

気持ちが歌で分かるという設定も、ミュージカル的な演出もすごく面白かったので、もう終わりなのが残念です。結局マックスかサイモンか、という単純でまた?となっちゃうストーリーが面白みに欠けたのかなぁ。

モーのキャラ大好きだったので、モーがもう見られないのも、トービンのユニークさが見られないのも残念です。

いつかスペシャルとかで限定復活しないかな。

 

では、最後までお読みくださりありがとうございました!