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「歓喜院聖天堂」の国宝彫刻をご紹介の巻 その3 本殿①

国宝指定を受けた、熊谷市の「歓喜院聖天堂」をご紹介するシリーズ
今回は本命!国宝指定の「本殿」をズバッとご紹介します。
しかも、「奥殿」の見どころを南・西・北の3つの面に分けてタップリとお見せします!
①は「奥殿」南側の彫刻です


熊谷市妻沼
「歓喜院聖天堂(かんぎいんしょうでんどう)」(竣工宝暦十年<1760年>)

彫刻の宝庫を楽しむ その3 本殿①
「奥殿」南側の彫刻


撮影:2022年9月3日  Canon PowerShot G3X & G7X

※「聖天堂について」熊谷市Web博物館


1 歓喜院聖天堂の境内図(一部)です。国宝指定になった「本殿」は図の左端にあります。
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2 「本殿」の「拝殿」です。本殿は正面から順に「拝殿(127㎡)」・「中殿(相の間)(27㎡)」・「奥殿(34㎡)」と続く「権現造」と呼ばれる構造です。「奥殿」は一番奥にあり、最も豪華な装飾彫刻を観ることができます。
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3 「奥殿」は、「拝殿」左側の入場受付(有料大人700円)から入らないと見学ができません。
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4 入場受付の入口から入ります。「奥殿」を取り囲むように透塀(玉垣)があり出入り口があります。
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5 透塀の出入口を入ると、左前に豪華な「奥殿」の南面の彫刻群がいきなり迫ってきます。今回は、「奥殿①」として、こちらの南面の彫刻をご紹介していきます!
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6 まずは「奥殿」に上がる階段付近の彫刻を観ます。
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7 向拝(こうはい)海老虹梁(えびこうりょう)まわりの「鳳凰(ほうおう)・瑞雲(ずいうん)・梅」
本殿彫刻で唯一作者が分かるのは、奥殿の南北の向拝にある2羽の鳳凰だけだそうです。南面の作者は、「小沢五右衛門常信」。これは、彫刻に名前があったために分かったそうですよ。南北の鳳凰の違いを観るのも楽しいそうです。

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※「向拝(こうはい)」というのは、通常建物の正面出入口の階段の上にある覆い(屋根)をさすようですが、ここでは外の階段の覆い部分になっています。階段を隠すという意味で「階隠(はしかくし)」とも呼ぶ。「虹梁(こうりょう)」とは、中央が反り上がって弧状になる梁(はり)のことで、高低差があってエビのように湾曲したものを「海老虹梁(えびこうりょう)」と呼んでいます。
※「南側を小沢常信(おざわつねのぶ)が、北側を後藤正綱(ごとうまさつな)が手掛けたとされています。二つの彫刻の作風は異なり、常信作は、彫りの緻密さによって鳳凰の表情に厳しさを与え、正綱作は、大胆な彫りによって表面を立体的に仕立てています。」(熊谷市ホームページ「聖天堂の彫刻1」より引用)



8 向拝側面板戸の「鷲・猿」のうち「猿」 右側の板戸に描かれた鷲に驚き飛び跳ねている?のだけど、赤塚不二夫描く、イヤミの「シェ―」に似ている!(◎_◎;)
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9 同上「鷲・猿」 鷲と猿を描いた図は、torikeraの好きな河鍋暁斎や伊藤若冲なども題材として描いていて、古くから「猛禽捕猿図」などと呼ばれる人気の題材だけど、こちらの「聖天堂」では、「激流に落ちた猿を鷲が救ったところ」を描いていて、「猿は人間の煩悩を表し、鷲はその煩悩を持つ人間を救う聖天様である」と考えられているそうです。これは眼からうろこの解釈です。でも鷲につかまれた猿は、チト痛そうに見える!
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10 階段下の彫刻から「鴛鴦(おしどり)」 水鳥で姿も美しいうえ、夫婦仲の良い鳥として社寺の彫刻で好まれ使われます。
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11 その上の彫刻は「猫に牡丹・蝶」 美しく咲く牡丹の花にやって来た蝶に興味津々で近づく猫の姿が愛らしいですね。猫と牡丹と蝶の組合せも日本画で良く見られる題材だと思いました。実は中国で猫は耄(もう)、蝶は耋(てつ)と同じ発音で、中国の古説集「礼記(らいき)」に、「七十を耄といい、八十を耋という」と書いてあり、猫と蝶を描く「耄耋(もうてつ)」の題材は長寿を願うおめでたいものなんだそうだ!
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※「cat press 」 ネコニュース 「耄耋」をテーマにした中国絵画の展覧会が開催 を参考にしました 

12 階段の段々の下の彫刻「葡萄に栗鼠(りす)」 これも定番中の定番のデザインでゴザル! たくさんの実をつけるブドウとネズミに似たリスは、多幸多産の象徴としてアジアでは古くから使われてきた図でもあり、武蔵・若冲・応挙もこの題材で作品を残しています。また、「武道を律(立)する」というシャレにもなっていますね(笑) 
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13 次に縁の下の彫刻を観ていきましょう。
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14 こちらは金ぴかの「水犀(すいさい)」です。 まだ、サイの実物が知られていない頃に、水辺に棲む動物として紹介され想像で描かれた架空の動物です。面白いのは、カメのように甲羅があったり、角は頭のてっぺんについたり、鹿の様な蹄があることです。社寺では防火の願いをこめて、水に関係する動物を縁の下や軒下に飾っています。
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15 縁の下とは言え、一枚一枚の板や柱にも丁寧な地紋が彫られ、煌びやかな錺金具(かざりかなぐ)の装飾が施されて見事です。金具中央には「上り藤(あがりふじ)」(三枚の葉を藤の花房が囲むように立ち上がる=藤は寿命が長く、繁殖力が強い)のデザイン。
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16 同上
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17 南東隅縁下隅持送(もちおくり)の「竜頭」  「奥殿」の縁の下の四隅には、大きな龍の頭が飾られています。ちなみに、聖天堂には70頭以上の龍が彫られているそうですが、形や色など全て異なるものだそうです。
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※「持送(もちおくり)」とは、壁や柱から突き出した構造物で、その上の庇(ひさし)や縁(えん)や軒などを支えます。西洋建築でもブラケット・コーベルなどと呼ばれるそうです。

18 縁の下の装飾彫刻
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19 南西隅縁下隅持送(もちおくり)の「竜頭」
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20 腰羽目(こしばめ)東「唐子(からこ)竹馬遊(たけうまあそび)」<花:桜・ソテツ、季節:春>  
聖天堂の腰羽目には、全部で9枚の彫刻が張られています。題材は「唐子(からこ)」たちの1年間の遊んでいる姿です。遊びの種類や、背景の植物が季節を表します。平和で子どもたちが、生き生きと楽しく過ごす世界を願ったものと言われます。

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※「腰羽目(こしばめ)」とは、壁の腰の部分(おおむね1m以下、縁の下の壁)に張られた羽目板のこと。「唐子(からこ)」とは、中国風(唐時代のイメージ?)の髪形や服装をした子どもが遊んでいる姿を表現したデザインのことを言うようです。題材・花・季節は、熊谷市Web博物館の解説を参考にしました。

21 腰羽目中「唐子小間取り遊び」<花:梅、季節:春>
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22 腰羽目西「唐子鶏合」<花:牡丹・竹、季節:春>
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23 腰縁框(こしえんがまち)の「猿」 奥殿の腰縁の框(かまち)下の斗栱(ときょう)に置かれた猿は、12ヶ所に13匹います!1匹多いのは、1ヶ所だけ親子猿だからです。全て異なる姿で彫られていて、猿だけ見ても面白いデス(^▽^;) ちなみに、写真の猿は、「鎖でつながれた猿」といって、伝承では毎夜抜け出しては田畑を荒らしたので、和尚に鎖で繋がれてしまうのですが、後に改心して許され、鎖をはずしてもらったというのですが!(笑)自由になって嬉しそうな表情をしています?!
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※「框(かまち)」とは、床の板の端を隠すために取り付けられる装飾のための長い柱のことだそうです。玄関の上がり口の床板の端を隠しているのは「上がり框」。「斗栱(ときょう)」とは、建物の柱の上にあり梁(はり)や桁 (けた) にかかる荷重を支える組み木。斗(ます)と肘木(ひじき)が組み合わさっています。この場合縁の下にあるので「腰組(こしぐみ)」とも呼ばれます。猿の伝承については、「武州・常州歴史文化めぐり・国宝妻沼聖天堂の魅力シリーズ8」を参考にしました。


24 同上 
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猿の伝承:「もう一つは、かつて境内に実在した猿小屋が、ある年の台風で壊れ親子の猿が逃げ出しました。父猿は翌日保護されましたが、母猿と子猿が見つかりません。その年の秋、稲刈り中の人によって、やせ細り抱き合って死んでいる母と子の猿が見つけられたということです。どれも今では殆ど知る人も少ない話しになっています。」(前記 国宝・妻沼聖天堂の魅力シリーズ8 より引用)

25 
同上
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26 次に見ごたえのある「胴羽目(どうはめ)・大羽目」などを観ていきます。
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※「胴羽目(どうはめ)・大羽目(おおはめ)」とは、社寺の本殿などの本体壁部分の大きな板にはめる彫刻のことで、面積が大きいため、迫力のある大画面で様々な題材を描くことができる。まさに、寺社彫刻の目玉になる事が多い場所。



27 「鹿を伴う福禄寿(ふくろくじゅ)」
聖天堂の胴羽目彫刻は、おなじみ「七福神」が題材で、南面には「福禄寿(ふくろくじゅ)」が彫られています。「福禄寿」は、幸福と封禄と長寿の三徳をそなえ、中国の「天南星(てんなんしょう)」や「南極星」の化身とも言われ、長頭、長髭、杖に経巻を結び、鶴を伴います。「寿老人」は同一のものとみなされる事もあるそうです。この胴羽目では、鶴や亀、竹と梅も描かれていますが、おめでたい松は描かれていません。実は妻沼の聖天が「松嫌い」という伝承が江戸中期にあったためだとか!なんと建築材にも松を使わないという徹底ぶりだそうです(笑)

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※聖天様の松嫌い伝説:利根川を渡った群馬県太田市に呑竜上人を開山とする大光院という名刹があり、聖天が呑竜様に恋慕をして心を伝えると、少し待つように言われたそうだ。ところがいくら待っても返事が無いので「待つのは憂いもの」と「待つ(松)嫌い」となり、さらに待ちきれず利根川を渡ると松林の松葉で目を突いてしまい、さらに松葉を焚いている煙で目がしょぼつき、いっそう「松嫌い」になったとか!(^▽^;)それ以来地元の人々は聖天様の為に松を植えないというからスゴイ。(聖天堂入場券付きパンフ「本殿彫刻解説シリーズ5」を参考にしました)

28 同上 右の胴羽目では、福禄寿が鶴にエサを与えています。左の胴羽目では同じくおめでたい鶴と亀や無邪気な唐子が描かれていて、七福神たちが平和で穏やかに遊んでいる(つまり神様が活躍しなくて良い幸福な世の中?)を願った図柄なんだそうだ。いいねえ!
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29 脇障子羽目彫刻「雉と椿」で、イチョウの一枚板を「高肉彫(たかにくぼり)」したもので、裏表両面が繋がって一つの図となっているそうです。
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※「脇障子(わきしょうじ)」とは、神社・寺院の側面の縁の、行き止まりに設ける衝立(ついたて)状の仕切りを言います。

30 胴羽目(大羽目)彫刻の横にある「扉」。錺金具のデザインが素晴らしい。
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31 胴羽目彫刻の上の装飾彫刻を観ていきます。
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32 組物の間のあらゆるところに施された彫刻と彩色の見事さ。鳥と花を描いた「蟇股(かえるまた)」、「支輪(しりん)」装飾のなんと美しいこと!もう惚れ惚れとしてしまいますね。
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※「蟇股(かえるまた)」とは、横木(梁・桁)にはさんで荷重を分散し支えるもので、下が広くなっている部品です。形が蛙の股の様に見えることから「蟇股」と呼ばれます。平安時代はタダの板でしたが、徐々に装飾性を持つようになります。「支輪(しりん)」とは、社寺建築で、斜めに立ち上がった部分を支える竪木(縦材)のこと。 湾曲してヘビの胴体に似ていることから、蛇腹(コーニス)とも呼ばれます。湾曲せずに1枚の板で繋いだものを「板支輪」と呼びます。

33 「板支輪(いたしりん)」に描かれた「飛龍」
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34 太鼓羽目「三聖吸酸図(さんせいきゅうさんず)」  太鼓羽目というのは、唐破風(からはふ)と呼ばれるカーブを描いた屋根のすぐ下の壁の部分ですが、孔子、釈迦、老子の3人の聖人が酢をなめて、その酸っぱさを共感しているという図です。原典は中国の故事に由来し、酢が酸っぱいという事は誰でも同じで、儒教、仏教、道教など、宗教や思想が異なっても、真理は一つであるという「三教一致(さんきょういっち)」を意味するものだそうです。日光東照宮陽明門にもこの図を用いた彫刻があるそうです。3人の聖人が人差し指を出して「スッパ!」と言っているようで面白いですねぇ。また、太鼓羽目の彫刻は、下から見上げた時に自然に見えるよう少し前傾して取り付けているそうです。
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※熊谷市ホームページ、「聖天堂の彫刻3」の記事を参考にしました。

35 軒下の素晴らしい彫刻群をお楽しみください。
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36 左下から「唐獅子(金)」、「獏(朱)」、「龍(金)」、「鳳凰(頭部)」 隅下から「象(白)」、「蜃(しん)(朱)」、「龍」
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※「蜃(しん)」とは、蜃気楼を作り出すと言われる幻の生き物。古代中国と日本で伝承されていて、巨大な蛤(ハマグリ)という説と龍の類とする説があります。龍に似ていますが、髭が無く煙のような「気」を吐き出して描かれるので違いが分かります。


<おまけ> 未完成にするための「塗り残し」(白象の横)  東照宮の陽明門には有名な「魔除けの逆柱」というものがあります。建物は完成したら崩壊が始まる!という伝承から、わざと未完成の建築物であると思わせるための工夫なんだそうだけど、こちらの聖天堂でも未完成であると思わせるために、この組物の一部だけをわざと未塗装のままにしてあるんだと、解説員の方が話していました!(◎_◎;) 
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37 「奥殿」南側上部の様子。
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38 同上 唐破風(からはふ)あたり
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39 入母屋(いりもや)妻壁(つまかべ)の「鳳凰(ほうおう)」  周りの破風錺(かざり)金具類がまたスゴイ!
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40 黄金の「風鐸(ふうたく)」と「飛龍」の飾り(こういうの何と呼ぶのだろう?)
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41 「奥殿」の彫刻に施された「彩色」は、いわゆる岩絵具で色を付けていくのではなく、漆(うるし)彩色、置上(おきあげ)彩色、漆地に金箔を押し彩色する生(いけ)彩色など、様々な彩色技法がふんだんに駆使されているそうです。人物の服装なども大変細かい所まで彩色されています。
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42 同上
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43 同上
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44 同上
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45 南西角方向から撮影した「奥殿」 次回は、写真左側の西側の彫刻群を観ていきます。
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※最後までご覧いただきありがとうございました。
すぐ終わると思っていたら、奥殿の南側だけで何と丸2日かかってしまった(笑)
あれもこれも紹介したいと、いつもの欲張りが悪い癖ですねぇ(^▽^;)

しかも、歴史的な解説がまるでない!
ということで、反省しつつ次回以降の宿題にしておきましょう。
「完成したブログは、後は崩壊しかない?」(笑)

「奥殿」西側へと続く・・・


※素人の寄せ集め記事ですので、勘違いや間違いがありましたらご教示ください(*^^*)!
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コメント

Re: タイトルなし

大原かずのりさん!あけましておめでとうございます!

気に入っていただいてありがとうございました。少々くどい記事なので、好きなところだけ見ていただければ幸いです。

こんな風に寺院の、彫刻や構造について記事を書き始めることができるようになったのも大原さんのお陰です(^▽^;)

いつも色々勉強させてもらっています。

猛禽捕猿図は、だいたい、りりしい鷲におびえている猿の姿を対象的に描いていることが多いと思いますので

この解釈は驚きましたが、良く見ると捕まっている猿が鷲の脚にしがみついているようにも見えます!

以前の東松山の稲荷社の「サンショウウオ」も、良く見ると他の聖獣に見えてきましたし

色々な広い角度から眺める事も大事なのかもしれませんね(;^ω^)

Re: コメントありがとうございます

ぶらっと遡上探索 さん!あけましておめでとうございます!

まぁ、2日かけなくても良いかと思いますが、時間は十分にかけたほうがよろしいでしょう!

私は慌てていると、見逃してしまう事が良くありますので(^▽^;)

競馬は、どうも根がケチンボなので、賭けるのがもったいないと思ってしまう時点で負けです(笑)

埼玉の川の探索楽しみですね。今年もよろしくお願い致します(*^^*)!!

明けましておめでとうございます!

新年早々、良いものを見せて頂きました!
解説も素晴らしいですね(^-^)
おかげさまで「猛禽捕猿図」のこの彫刻の誤解が解けました。てっきり猿が攻撃されてると勘違いしてましたね(^o^;)

竜だけでも70以上あるとは!しかも彫刻のレベルが高い高い💦 支輪をちゃんと残した上で装飾を入れてくれてるのも素晴らしいと思います。
未完成部分をわざと残すのは、へ~っという感じでした!
ブログの方も少し未完成にされるのかな?笑
でもブログもレベルが凄いです(^^)

コメントありがとうございます

トリケラさん、新年あけましておめでとうございます。
歓喜院聖天堂、境内案内図で判るように見処満載ですね。成程、これらをじっくりと拝見するのに2日掛かるのですね。熊谷駅前に泊まりで行く計画を立てたいです。

博打は胴元が儲かる仕組みなので、競馬は約80%しか還元されません。浮き沈みがありますが、継続してヤルと上手な人でも回収率は80%程度です。掛け金は余裕の範囲で、チョコット楽しむのがお勧めです。
昨年末から横浜周辺の河川巡りが続いていますが、春には柳瀬川、空堀川、北川など埼玉に集中して出掛けます、トリケラさんの紹介情報を参考にして、遡上出来る事を楽しみにしています。本年もお付き合いの程宜しく願います。

Re: 彩色お宝

BUSYBEE-GAEI さん!こんばんは!

どうです!素敵でしょう?! あんまり素敵なんで、写真も割愛できず(優柔不断なんですけど!)

たくさん使ってしまいました。さらに、奥殿だけで3回の予定ですし・・・(笑)

この素晴らしさをどうしたら皆さんに伝えられるだろうか?と考えたらこうなりました!

チャンスがあれば新幹線に乗ってお出かけくださいね(^▽^;)

彩色お宝

これほどのお宝があったとは!!
何度もスクロールして見ました。
新潟まで行かなくてもいいじゃないの~と思いました。素晴らしいです。

Re: No title

たいやきさん!こんばんは!

スゴイ!まだ彩色(改修)される前の聖天堂を知っていらっしゃるんですねぇ。私も市のホームページで昔の写真を見ましたが、まるで違う寺院のようでした。彩色されていなくても彫刻は素晴らしいのですが、本来の輝きはありません。

今回現地の解説員の方の説明を聞き、この記事をまとめるにあたって、情報を集めてみましたが、改めて聖天堂の価値を発見するばかりです。「何回聞いても飽きない」という意味が良く分かります!!

恐らく再度訪問した時には、また見どころが変わっているような気がします。

「埼玉の日光」とおっしゃっていますが、まさに日光東照宮を作ってきた大工・職人たちが力を合わせて妻沼の地に、宝物を造ってくれたと言えますね。地元熊谷だけでない「宝物」として大事にしないといけません。

ただ、総工費13億円で修復が終わって10年余り経ちますが、南面の彫刻表面はすでに劣化が見えます(表面のひび割れなど)!
(゚Д゚;) 今後の公開と保存の在り方も研究される必要も感じたのですが!

県内の素晴らしい文化財や風景の情報お待ちしております (*^^*) !! よろしくお願いします!

No title

まさに埼玉の日光です。
僕が車の免許を取って、まだまだブイブイ言わしていたころは、極彩色ではありませんでした。
ですからその価値には気づかないでいました。
しかし、彩色し復元してからの姿はまばゆいばかりですね。
行くたびに、ガイドさんの説明を聞いています。
何回聞いても飽きないです。
ところで、僕は、「埼玉の日光」のような場所を見つけると喚起します。
埼玉の出雲さん、埼玉のお伊勢さん、埼玉の平泉、埼玉の軽井沢、埼玉の上高地。
まだまだ見つけていないものがたくさんありますね。

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Author:torikera
季節の野草や身近な自然の写真のご紹介、トレイルランやポタリング、マウンテンバイクの記事、掘り出しモンCDアルバムなど音楽の話題、美味しい日本酒や蕎麦について、最近は庚申塔・石仏・富士塚・力石など石や塚などにも興味津々!とりとめのない記事ばかりですがよろしくお願いします。

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