オーディオの音声信号のLANケーブル化　ーその１ー

こんばんは、Tomです。今日も一日中雨で、とても寒い日でした。気温は18℃。外では半袖では寒くてどうしようもありません。今日はお盆の中日なのにね。
さて、今日の話題もオーディオライフの記事です。先日からマルチアンプのオーディオラックの強化、そして電源スイッチボックスの修理を行ってきました。今日は、チャンデバ⇔パワーアンプ間の信号ラインの強化です。今回はケーブルの線材をEgawaさんからご教示頂いたカテゴリー８のLANケーブルを使ってケーブルを作りました。果たして結果は如何に？

１．マルチアンプのラックのセッティング
先日強化したラックに、チャンデバ✖２、パワーアンプ✖４、そして修理した電源スイッチボックスをセットしました。

ラックを補強したので、ビクともしません。良いですね～。

２．チャンデバ⇔パワーアンプ間のケーブル製作の材料
今迄チャンデバからパワーアンプへの接続のケーブルは、マルチケーブルを使用していました。

今回、オーディオの大先輩のEgawaさんから、『カテゴリー８のLANケーブルでオーディオのケーブルを作ったら凄いよ！』という情報を頂きましたので、さっそく、チャンデバ⇔パワーアンプ間のケーブルを作る事にしました。

このLANケーブルの値段は20mで2400円です。1m当たり120円なのでソコソコですね。

３．ケーブルの製作
それでは早速ケーブルを製作します。

１）キャノンコネクタの切り出し
まずは、これまで使用していたマルチケーブルからキャノンコネクタを切り出し再利用します。

２）LANケーブルの切り出し
チャンデバ⇔パーアンプ間のケーブルは全部で8本です。それぞれ出来るだけ、ピッタリの長さ+αで切り出します。

３．LANケーブルの線材の前処理
１）カテゴリー８のシールド構造
カテゴリー８のLANケーブルの構造は凄いです。
2本対のツイストペアの各ケーブルにシールド、そして４対のケーブルをさらにシールドするという２重シールド＋ツイストペアのケーブルです。まさに完璧なケーブルだと思います。なんだか期待できそうです。

２）ケーブルの下処理

コネクタを接続するために、まずはLANケーブルの下処理をします。

ツイストペアのハーネスをほどき、プラス側、GND側をまとめます。

これを8本準備しましたが、結構手間が掛かりました。

４．キャノンコネクタへの半田付け
いよいよコネクタの雄側への半田付けです。

１）雄側のコネクタ

コネクタを組み立てる前に、エレクトロニックスプレーで端子の接点を磨きます。

後は組付けます。

２）雌側のコネクタ

これで、雄雌のコネクタの配線が完了しました。

３）導通とショートのチェック
最後に導通とショートを確認します。

これで8本のケーブルが完了しました。

５．コネクタにラベリング
8本のコネクタを接続するときに、一目でわかるようにコネクタにラベリングを行います。

６．チャンデバとパワーアンプに配線する
チャンデバとパワーアンプにケーブルを接続します。

１）電源の配線
まずは、電源スイッチボックスに各機器のコンセントを接続します。

２）チャンデバとパワーアンプのケーブルの接続
いよいよ、チャンデバとパワーアンプにケーブルを接続します。
ケーブルのコネクタに、ラベルが付いているので、間違いがありません。

これで、マルチアンプのラックの配線が全て完了しました。

７．試聴
さて、試聴します。

おおーっ！結構スッキリしましたね。皮が一枚剥けた感じです。

今回はチャンデバ⇔パワーアンプ間ですが、これだけスッキリするのであれば、全てのラインをカテゴリー８のＬＡＮケーブル素材で接続したいですね。
今後をお楽しみに！