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記事一覧

水を守る・森林編第4話-東京の水源林と本多静六-

  (『荒野聖』の口絵。鏑木清方画、昭和初期の雑誌「苦楽」に掲載された。)   山蛭(ひる)に襲われ、命からがら暗い森を抜け出た旅の若い修行僧は、 山中の孤屋(ひとつや)に辿りつき、一夜の宿を請います。 「お泊め申しましょう」声の涼しい女が出てきて、旅僧を裏の谷川に案内すると、蛭に喰われ血のにじむ背中を素手で洗い流して、 「暑いですね、汗をかいてしまいました」と女...

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有機フッ素化合物について質問(その6)に対する 東京都からの回答

 有機フッ素化合物による多摩地区での汚染問題について、東京都に6回目の質問を2023年5月14日に送付。その回答を、6月12日に東京都からいただきました。質問と回答を以下は以下の通りです。黒字は質問、青字が東京都の回答です。東京都知事 小池百合子様           2023年5月14日水道水・地下水等の有機フッ素化合物について(質問)その6   新規質問1環境省は、令和4年12月23日に水質汚濁防止...

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水を守る・森林篇 第3話-ドイツ林学と本多静六- 

   (グリム童話集。イギリスの挿絵画家アーサー・ラッカム、1909年作画)   とんでもない飢饉の年のことです。木こり夫婦は口減らしのため、我が子ヘンデルとグレーテルを森の奥に捨てました。幼い兄と妹は森をさまよい、3日目に小さな家に辿りつきます。家はパンとお菓子で出来ていました。2人は夢中でかじりつきます。 「カリカリと我が家をかじるは、どなたさまじゃ?」 家から杖にすがった婆さんが、そろり...

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プロフィール

Tokyo no Mizu

Author:Tokyo no Mizu
プロフィル

東京都は水道水のほぼ60%を利根川水系・荒川水系に依存しています。
つまり、自給率はほぼ40%。こんな自給率で異常気象や大地震が引き起こす
災害に備えることが出来るのでしょか。
私たちは大変に危うい水行政の元で暮らしています。
これまで東京の河川・地下水の保全と有効利用をめざしてきた市民グループ、
首都圏のダム問題に取り組んできた市民グループらが結束して、
「東京の水連絡会」を設立しました。
私たちは身近な水源を大切にし、都民のための水行政を東京都に求めると同時に、
私たちの力でより良い改革を実践していきます。
東京の水環境を良くしようと考えている皆さま、私たちと共に歩み始めましょう。
2016年9月24日。        
                   
      

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