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球磨川氾濫・その9 ~「川辺川ダム どうしても造りたい」国交省~  前編

(濁流にのまれる熊本県球磨村の住居。NHKより。市花保氏撮影)川辺川ダム 秘められたからくり 球磨川氾濫・その9 遠藤保男7月4日、昨年の線状降水帯による球磨川流域の深刻な水禍から1年が経ちました。本ブログではその被災状況、被災後の経過、激甚水禍 の最大要因とされる山地崩壊の実態とその仕組みについて報じてきました。自然現象の視点からの報告でした。そこであらわになったのは、人間が自然の実相=自然摂理を...

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球磨川氾濫・その9 ~「川辺川ダム どうしても造りたい」国交省~後編

(7月5日午前11時45分、人吉市の市街:京都新聞)川辺川ダㇺ 秘められたからくり~後編~  球磨川氾濫・その9  遠藤保男3 しかし 川辺川ダム計画は法的には生きていた2008年度に蒲島知事が「球磨川は地域の宝」として白紙撤回を求め、政府との間で、「ダムなし治水」に向けての検討を始めるとしていました。川辺川ダムは洪水調節目的、灌漑用水・発電用水の利水目的を持つ多目的ダムでしたが、2008年度には灌漑用水・発電...

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水の月刊ニュース 7月号

水の月刊ニュース7月号は、2021年5~6月に起きたニュースをまとめたものです。(ニュースは新聞記事やテレビ報道を要約していますが、記事の趣旨を損なわないようにしています。カバー写真は杉並区清水にある妙正寺池。妙正寺川の水源で、下って新宿区落合で神田川に合流します。)製薬会社が開発。下水からコロナ検出、地域別に感染状況を分析へ(塩野義製薬と北海道大学。時事ドットコムより)下水から新型コロナウイルスを高感度...

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再質問への東京都の回答 有機フッ素化合物について

前回の回答を踏まえて再質問を提出していましたが、6月22日、以下の3部署からご回答を頂きました。東京都環境局環境改善部化学物質対策課東京都水道局多摩水道改革推進本部調整部 技術指導課東京都福祉保健局健康安全部環境保健衛生課その回答(質問を含む)を掲載します。1.「定量下限値5ng/L未満ではない給水栓(蛇口)が多摩地区に集中している原因としては、何が考えられますか。」の質問に対して、「定量下限値5ng/L未満で...

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プロフィール

Tokyo no Mizu

Author:Tokyo no Mizu
プロフィル

東京都は水道水のほぼ60%を利根川水系・荒川水系に依存しています。
つまり、自給率はほぼ40%。こんな自給率で異常気象や大地震が引き起こす
災害に備えることが出来るのでしょか。
私たちは大変に危うい水行政の元で暮らしています。
これまで東京の河川・地下水の保全と有効利用をめざしてきた市民グループ、
首都圏のダム問題に取り組んできた市民グループらが結束して、
「東京の水連絡会」を設立しました。
私たちは身近な水源を大切にし、都民のための水行政を東京都に求めると同時に、
私たちの力でより良い改革を実践していきます。
東京の水環境を良くしようと考えている皆さま、私たちと共に歩み始めましょう。
2016年9月24日。        
                   
      

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