「解読不能は数学的に証明済み」、RSAを超える新暗号方式とは

CAB方式は、まだ実績がなく事実上未公表の技術だ。情報が公になっていくにつれて、専門家たちがどう反応するかは未知数だ。

「解読不能は数学的に証明済み」、RSAを超える新暗号方式とは − @IT

この記事を結城が読んだときの心の動きを以下に列挙。

  • 解読不能は数学的に証明済み? → 嘘くさい。あ、でも量子暗号の何かかな?
  • 記事を読んでいて量子暗号ではないらしいとわかる → アルゴリズムは公開されているかな?
  • 記事を読んでいてアルゴリズム未公開らしいとわかる → 暫定的に snake oil と認定。
  • はてなブックマークはてな村の人々の反応を読む → あ、なるほどワンタイムパッドの可能性はあるね。鍵配送はどうするつもりだろう。

以下はお約束と宣伝。

追記:

追記:

追記:

追加取材を予定している。公開鍵暗号の専門家、もしくはそれに準ずる研究者数名にコンタクトしている最中なので、続報をお待ちいただければと思う。コンタクト中だった方のうち1人に、「暗号アルゴリズムの専門家以外から、画期的なアルゴリズムが出る可能性は限りなくゼロ」などの理由からお断りされていることも付け加えておく。もしかすると、「アルゴリズムを公開しない以上、相手にするのは時間の無駄」との理由から、誰にも取り合ってもらえない可能性もある。もしそうなったら、それはそれで改めてお知らせするとともに元の記事にも、その旨注意書きを追記したい。もし、ご協力いただける専門家の方がいらっしゃれば、下のメールアドレス宛で、ぜひお知らせいただければと思う。

“解読不能”の新暗号の記事について、いくつかのお詫び − @IT

だそうです。