2018年01月28日

立川『立川マシマシ』で700グラムのライスを完食するの事

この日は午後に用事があり、それまで少々時間を潰す必要があった。なので“取材”は少し遠出することに。

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立川マシマシラーメン / 立川駅立川南駅立川北駅

JR立川駅南口から徒歩3~4分。JRAの場外馬券売り場の向かいに『立川らーめんたま館』という、ラーメン店が集うテナントがある。この中の一件に、今回ご紹介する『立川マシマシ』さんがある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)。

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店内の様子

いわゆる「二郎インスパイア系」のラーメン店で、ご覧のとおり開店直後から盛況になる人気店……なのだが、今回はラーメンを食べるために訪れたのではない。
食券を購入し、幸運にも一つだけ空いていた席につく。

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マシライス(ライスマシマシ)+豚マシトッピング
750+150=900円(税込み)

今回の注文は、このマシライス。

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挽き肉と、ラーメンに使用している背脂をタップリ用いて和えた甘辛ルーを添え、玉子の黄身も加えた肉そぼろご飯、といったところ。
なお、せっかく「二郎インスパイア系」のお店なので、煮豚を追加トッピングしている。

それにしてもライスが大盛りなのだが、これは通常でも350グラムあるライスをマシマシ(量2倍:なんと無料!)にしてるため。
つまりご飯の量は700グラム!一般的なご飯茶碗一杯が150グラムなので、約4杯半という凄まじさだ。

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しかし、この大量のライスが、濃いめに味付けられた肉そぼろルーの功徳でアッという間に減っていく!
それだけ、この肉そぼろルーが美味しいという事だ。味は濃い目でインパクトはあるのに、食べ終わるまで飽きが来ないのは衝撃的だ。

皆様もお試しあれ。なお念のために申し添えておくが、少食の方は決して無理はなさらぬよう……。





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posted by 只今(橘カヲル) at 10:16| 東京 ☀| Comment(0) | 食:中華 | 更新情報をチェックする

2018年01月21日

二子新地『佰老亭』さんで「もう一口欲しくなる……」美味しさを愉しむの事

或る日、私は、近場ゆえ逆に行く機会を作れずにいたお店に向かった。それが今回ご紹介するお店。

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佰老亭台湾料理 / 二子新地駅二子玉川駅高津駅

東急田園都市線・二子新地駅から徒歩1~2分。商店街の道沿いに店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『佰老亭(ひゃくろうてい)』さん。同地で営業して30年以上になるという、地元の方々に愛される台湾料理のお店である。

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店内の様子

店内はカウンター席のほか、小上がりもある。店内は常連の方らしき方々が幾人か、思い思いに一品料理を肴としてアルコールを飲んでいた。

ちなみに常連陣は気さくな方々が多いようで、初訪の私を見ると、ササッと席を詰めてくれた。常連が占拠して一見さんが入れない雰囲気が構築されてしまっているようなお店も多い中、これは地味に有り難い。

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牛肉麺(ニューローメン:850円:税込み)

今回の注文は、同店の名物、牛肉麺(ニューローメン)。

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唐辛子で炒められたピリ辛の高菜で赤く染まったスープに、柔らかく煮こまれた牛肉が浮いている。青味はパクチーだ。

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赤みがかったスープを見ると「相当辛いのではないか?」と身構えてしまうが、いざ啜ってみると、食欲を増幅する程よいピリ辛の刺激であることに気づく。啜るたびに「もう一口欲しくなる……」美味しさだ。

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このピリ辛スープと、柔らかめではあるがコシもある平打ちストレート麺が良く合う。
具の牛肉も、スープが牛肉からダシを取っていることもあってピリ辛スープに良く合っている。
結果、とても美味しいラーメンとして楽しめる一杯となっている。

皆様も訪れてみては?





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posted by 只今(橘カヲル) at 09:45| 東京 ☀| Comment(0) | 食:ラーメン | 更新情報をチェックする

2018年01月07日

新宿『ヴェトナム・アリス』さんで、日本人に好まれるように研究したベトナム料理に舌鼓を打つの事

年が明けて最初の週末、私は新宿に出没していた。諸々の用事に取り掛かる前に食事を済ませようと向かった先は……。

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ヴェトナム・アリス ルミネ新宿店ベトナム料理 / 新宿駅新宿西口駅新宿三丁目駅

JR新宿駅南口に直結する駅ビル、ルミネ新宿1の7階にあるレストラン街の一角にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『ヴェトナム・アリス』さん。バラエティ豊かなベトナム料理が楽しめるとあって、コアタイムには順番待ちの人が出ることもある人気店である。

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店内の様子

開店して少したってから入店したのだが、早くもほぼ満席状態。躊躇していると比較的空いている奥の間に通された。
しかしこちらも程なく満席になった。

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今回は、「ヴェトナム・アリスの春巻ランチセット(1620円:税込み)」をオーダー。
まず運ばれてきたのは、3種の春巻盛り合わせ。
日本では最もメジャーなベトナム料理のひとつである生春巻きのほか、揚げ春巻きと蒸し春巻き。

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卓上の調味料で適宜味付けの後、食べる。新鮮野菜がタップリと使われているので、いずれも非常に爽やかな美味しさ。
あっという間に平らげてしまった。

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メインディッシュはベトナムカレーのようなご飯物か、フォーに代表される麺料理を選べる。
今回は鶏肉のフォーをチョイス。

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澄んだスープに焦がし葱というビジュアルはラーメンみたいだが、麺は中華麺ではなくストレートな平たい米粉麺が使われている。

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別添えのパクチーをお好みで丼に投入して……。

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いざ、実食! 癖がなく上品なのに味のインパクトは十分なスープを、モチモチした平たい米粉麺が驚くほど良く絡める。また薄切りにされた鶏肉は柔らかいがジューシーさを保ち、ここにパクチーの独特な風味が加わると、とても美味しいフォーとして完成するのだ。なお味付けはかなり日本人好みに寄せているというか、日本人に好まれるように研究したと思われるので、エスニック料理が苦手な人にもハードルは低いのではないかと思われる。

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食後はセットに含まれるベトナムコーヒーで締め。グラスの上に乗っかっている金属製の容器はコーヒーフィルター。これの上から給仕担当の方が湯を注ぐので、濾されたコーヒーが下のグラスに溜まるまで暫く待つ。

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コーヒーが濾されたらコーヒーフィルターを取り外し(蓋を受け皿にする)、飲む。嫌な酸味の無い、食後のコーヒーとして理想的な美味しさ。なおグラスの底には予め練乳が敷かれているので、甘い味がお好きな場合はかき混ぜて飲むべし。

アクセス至便なのも嬉しいところ。皆様も訪れてみては?


【余談】
同店の女性スタッフがベトナムの民族衣装・アオザイ姿なのも良いッ!





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posted by 只今(橘カヲル) at 18:22| 東京 ☀| Comment(0) | 食:焼肉・各国料理 | 更新情報をチェックする

2018年01月03日

渋谷『兆楽』さんは頼もしい「典型的な昭和の街中華」であるの事

元日は仕事のため自宅待機だったのに続き、正月2日は早々に休日出勤。
それが漸く片付いたので、寄り道して夕食を取ることに。
正月2日から営業している飲食店となると限られてくるが、向かった先は……。

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兆楽中華料理 / 渋谷駅神泉駅明治神宮前駅

JRほか渋谷駅から徒歩6~7分。西武渋谷店から井ノ頭通りを進んで渋谷の中心部ともいえるセンター街へと入り、三叉路に建つ特徴的な形状をした交番の裏手にあるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『兆楽』さん。

流行に敏感な街とされる渋谷にあって、そのノスタルジックな外見が異彩を放つ「街の中華料理屋さん」である。

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店内の様子

外見だけでなく、店内も「典型的な昭和の街中華」。店内に所狭しと掲げられた大量のメニューや、接客担当の方が大きな声でオーダーを通す様は、昭和の時代にタイムスリップしたかのような錯覚に陥るほど。正月2日だというのに、普段と変わらぬ盛況に驚く。

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今回の注文は「当店の人気No.1めにゅー」とメニューにも書かれている、ルースチャーハン。

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シンプルな玉子チャーハンの上に、餡で絡めた細切りの豚肉と筍を掛けたもの。

ルースとは【loose:枠や台に加工されていない状態の宝石】の意味であろうはずもなく(苦笑)、肉絲(肉の細切り)の意味。青椒肉絲(チンジャオロース)で御馴染みだ。

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ルースの方は、かなり濃い目というか、有り体にいえば塩っぱい味付け。一方のチャーハン部分は、拍子抜けするほどアッサリめの味付け。正直、それぞれ単品で食べたら不満が出るところだが、これらがルースチャーハンとして一つの皿で出て来ると……あら不思議、チャーハンはルースの濃い味付けを中和し、ルースは足りない味をチャーハンに付与して、実に満足感のある美味しさになるのだ!

アクセス至便だし、オーダーが通ってから料理が出てくるまでのスピードが早いのも有難く、私もよく利用させて貰っている。
皆様も訪れてみては?





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posted by 只今(橘カヲル) at 10:09| 東京 ☀| Comment(0) | 食:中華 | 更新情報をチェックする

2018年01月01日

謹賀新年

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ラブライブ!サンシャイン!! カレンダー 2018

新年明けましておめでとうございます。

旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
個人的な努力だけでは抗いきれない運命の流れに直面している現状、
ブログの更新も儘ならない状態が続いています。

今年こそ、運命の楔を打ち砕き、
「ネクストステップ」に進みたいと思います。

私自身も含め、そう願う皆様にとって、
本年こそが、その実現の年となりますことを
心よりお祈りいたします。

本年も昨年同様よろしくお願い申し上げます。
m(_ _)m


平成30年元日

ブログ『ただいまに生きる』管理人
只今 拝



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posted by 只今(橘カヲル) at 00:26| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2017年12月17日

新木場『丸惣』さんで、オカズ選びにテンションが上がるの事

とある用事で新木場まで足を伸ばし、気がついたら日が暮れていた。
ついでなので夕食も、この近辺で済まそうと、向かった先は……。

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丸惣定食・食堂 / 新木場駅

JRほか新木場駅から徒歩1分。駅施設の一階部分、別の言い方をすれば新木場駅の「下」という好立地にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『丸惣』さん。同駅周辺は、今でこそ大手IT企業やスポーツ施設が近隣に存在するが、その昔は貯木場や木材関連企業、もしくは倉庫ぐらいしか無かった関係で、現在でも食事処は然程多くない。同店は、そんな同駅周辺では貴重な大衆食堂となる。

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店内の様子

店内はテーブル席とカウンター席があるが、最大の特徴は、刺身・煮物・焼き物等々、数々の料理が既に調理されてラップが掛けられた状態で、所狭しと棚や冷蔵庫に並べられているところ。食べたいものを選んでトレイに乗せていき、最後にご飯(サイズを大中小で選べる)や味噌汁を注文して精算するというシステムである。なお煮物や焼き物等の温かいオカズは、精算後にレンジで温めてくれる。

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昭和の大衆食堂や学食のようなシステムのお店は久しぶりだったのでテンションが上がってしまい、オカズを4品も選んでしまった。

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鶏肉の照り焼き(190円:税込み、以下同じ)

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焼き魚(150円)

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野菜炒め(130円)

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モツ煮込み(190円)

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ご飯(中)と味噌汁(190円+70円)

これだけ豪華な内容となったにも関わらず、一品あたりの単価が安いため、トータル金額は税込み920円!
なんと1000円札でお釣りが来るのだ。

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それぞれの味は……まぁ「家庭的な味」というか、スーパーマーケットで売られているお惣菜を想起していただければ間違いない(苦笑)。しかし、コストパフォーマンス観点から考えれば十分すぎる美味しさだ。おかげで「調子に乗って取りすぎたかな……」と思っていたのだが、速攻で完食してしまった。料理の組み合わせで、栄養バランスを考えられるのも有り難い。なお同店はアルコールの類も充実しているので、これらのオカズを肴に昼から一杯、という方も多いそうな。

皆様も、新木場に訪れた際には、お試しあれ。





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posted by 只今(橘カヲル) at 09:05| 東京 ☀| Comment(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2017年12月10日

武蔵小杉『味噌好き!みそごろう』さんで2つの店名の謎に迫るの事

この日、私は日が暮れるのを待って外出した。
その理由は……。

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味噌好き!みそごろうラーメン / 武蔵小杉駅新丸子駅向河原駅

JRおよび東急東横線の武蔵小杉駅の北口から徒歩3~4分、駅前から北上し、繁華街を抜けたら西側の住宅街へと進む。そして、とあるマンションの一階にある店舗スペースのひとつが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)、今回の目的地である『味噌好き!みそごろう』さん。あれ? 看板には『自家製麺 然』と書いてあるけど……?

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入り口横の看板

実は同店、昼は豚骨魚介ラーメンの『自家製麺 然』、夜は味噌ラーメンの『味噌好き!みそごろう』と、昼夜で提供するラーメンが異なる、俗に言う「二毛作」のお店なのだ。それ故に店名が2つあるという訳。で、今回は味噌ラーメンがターゲットだったので、夜に訪れた次第。

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店内の様子

店内に入りコの字型のカウンター席に座る。奥にある厨房は、二毛作ゆえか店の規模にしては広い印象。

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食券販売機(昼と夜のメニューが併記されている)

入り口の所にある食券を購入して席に座り、店内備え付けのテレビを見ながら暫く待っていると……。

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味噌つけ麺並盛り(850円:税込み)

味噌つけ麺並盛りが到着!

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そもそも茹でたモヤシやキャベツが景気良く盛られている上に、並盛りでも麺の量は300グラムあるので、このボリューム。
ラーメンにおける一杯あたりの麺は100~150グラム、つけ麺なら200グラム前後が標準的なので、かなりの大盤振る舞いといえる。

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これを、自慢の味噌スープに漬けて食べるのだ!

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物の本によれば、味噌スープは5種類の味噌をブレンドした上に、昼間の業態を活かして魚介の風味を加えてあるとのこと。味噌の持つ濃厚で力強い美味しさが存分に引き出されている一方で、味噌臭さは感じられないという理想的な味噌スープといえる。

茹で上げた麺のヌメリを冷水で取るという過程において麺が纏った水分で味が薄まるため、つけ麺のスープは、ラーメンのスープよりも濃い目に作られるのが定番。それなのに味噌臭さを感じさせず、味噌の美味しさのみを引き出したスープを提供するのは、想像以上に難しいと思われる。

そして麺自体の美味しさも秀逸だ。強力粉100パーセントの自家製麺はシコシコとした歯ざわりで、味噌スープの美味しさを余す所なく受け止めているのだ。


東急東横線の新丸子駅からも十分に徒歩圏内。というか、新丸子駅と武蔵小杉駅のほぼ中間に位置している。
皆様も訪れてみては?





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posted by 只今(橘カヲル) at 17:40| 東京 ☀| Comment(0) | 食:ラーメン | 更新情報をチェックする

2017年12月03日

千駄ヶ谷『みろく庵』で“丸山定食”に挑戦するの事

或る日のこと、別の用事で市中を彷徨っているうちに、千駄ヶ谷界隈に来てしまった。
お昼時だったので、この近辺でランチを取ることにした。
向かった先は……。

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みろく庵そば(蕎麦) / 千駄ケ谷駅北参道駅国立競技場駅

JR千駄ヶ谷駅から徒歩数分。首都高速4号新宿線と並走する東京都道414号四谷角筈線を代々木方面に向かって進んでいき、通り沿いに店を構えているのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『みろく庵』さん。「国立能楽堂」のバス停留所が見えたら、すぐそこだ。

同店は創業当時は蕎麦屋だったのだが、お客のニーズに応えていくうちに取り扱うメニューが増え、現在では定食等も扱う居酒屋のような業態のお店となっている。

そして将棋会館に近い同店は、将棋棋士の方々にも愛用されている。藤井聡太・四段が将棋史上最高記録となる公式戦29連勝を達成した日の昼食が、同店から出前された豚キムチうどんだったのは、あちこちで報道されたのでご記憶の方も多いだろう。ちなみに藤井四段のデビュー戦となった加藤一二三・九段との対局では、昼食時に同店から味噌煮込みうどんを出前注文している。

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店内の様子

「藤井フィーバー」で知名度が跳ね上がったお陰もあってか、コアなランチタイムでは無かったにも関わらず店内は盛況。厨房と接客で6~7人いる店員の方々が大忙しで対応されていた。少々入り組んだ構造になっている店内の、奥の方にあるテーブル席に通され、注文を通して暫く待つ。

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唐揚定食・唐揚げ3個追加(750+400=1150円:税込み)
※二人がけ用の小テーブルだったため、縦置きになってしまっているのはご容赦願いたい。

今回の注文は、同店の人気メニューのひとつ唐揚定食……なのだが、通常は唐揚げ3個入りのところ、さらに唐揚げ3個を追加して倍の6個にしている。

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よって皿の上に盛られた唐揚げ(骨付きなのがポイント高い)の迫力が尋常ではない。

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そのほかは、御飯、味噌汁、香の物、冷奴、大根おろしというベーシックな構成である。

さて、この「唐揚定食・唐揚げ3個追加」、メニューには無い特殊オーダーなのだが、『丸山定食』という俗称がある。私が「唐揚定食・唐揚げ3個追加」とオーダーした際も、店員の方は「丸山定食ですね」と復唱したし、料理を運んで来られた方もそう呼んでいた。メニューには無い特殊オーダーにも関わらず、それだけ多くの方が注文しているからだが、それは何故か?

実は「唐揚定食・唐揚げ3個追加」のオーダーは、大食漢としても知られる将棋棋士、丸山忠久・九段が同店からよく注文することで将棋ファンの間では有名なのだ。そして同店を訪れたファンが丸山九段に習って「唐揚定食・唐揚げ3個追加」をオーダーするケースが続き、それでいつしか『丸山定食』の名が生まれたのである。

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閑話休題。骨付きの唐揚げは、もちろん揚げたて。ジューシーで柔らかい上に塩コショウやショウガで下味がチャンと付いており、単品としての完成度は言うまでもなく、御飯のオカズとしても申し分ない美味しさだ。運ばれてきた6個の唐揚げを見たときは、若かかりし頃とは違い食事量が落ちた自分を鑑みて不安もあったのだが、御飯共々瞬く間に平らげてしまった。食べ進めるうちに更に食欲が刺激されて箸が進み続ける、なんて体験は久々だ!

豚キムチうどんもいいけれど、(絶対的に量が多いのは事実なので)胃袋に自身のある方は、ぜひ『丸山定食』をお試しあれ。





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posted by 只今(橘カヲル) at 17:33| 東京 ☀| Comment(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2017年11月26日

渋谷『そば酒房 笹陣 渋谷店』さんで「へぎそば」を初体験するの事

「へぎそば」とは、小麦粉の代わりに布海苔(ふのり)という海藻を繋ぎに使う新潟県のご当地蕎麦。
知ってはいたのだが、実際に食するのは、この度が初めてとなった。

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そば酒房 笹陣 渋谷店そば(蕎麦) / 渋谷駅明治神宮前駅神泉駅

JRほか渋谷駅から徒歩3~4分ほど。明治通りを原宿方面へ進み、宮下公園交差点付近にある複合ビル・渋谷メトロプラザの1階に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『そば酒房 笹陣 渋谷店』さん。東京近郊に数店舗展開する、蕎麦屋兼居酒屋といった感じのお店である。

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店内の様子

同店は渋谷の中心街からは微妙に外れた場所にあるのだが、それゆえに喧騒から逃れられ、ゆっくりと寛げる。
落ち着けるからだろうか、私が入店した際には思いのほか小さな子どもを連れたファミリー層の客が多かった。

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店頭の垂れ幕

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肉そばつけ麺(1058円:税込み)

今回の注文は、同店の店頭でも大々的に推されている、肉そばつけ麺。

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自社製麺のへぎそばに、茨城県筑波地方の国産ブランド豚「つくば美豚」がトッピング……の域を超えて景気良く盛られている。

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これらを、自社製ラー油をブレンドした麺つゆに――お好みで生卵を投入して――絡めて頂く。

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布海苔を繋ぎとしているため、蕎麦がうっすらと緑色をしている。ラー油の入った麺つゆや、豚肉の力強い味に負けない、ツルツル・シコシコの喉越しと食感、そして仄かに感じる爽やかな香りが、へぎそばの美味しさの醍醐味だ。量的に十分なのも嬉しいところ。

もちろん生玉子を麺つゆに投入して、蕎麦と絡めて食べても美味しい。ラー油の辛味はマイルドではあるが、それでも「辛いのは苦手……」という方は、積極的に生玉子INを試すべし。

皆様もお試しあれ。





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posted by 只今(橘カヲル) at 16:49| 東京 ☀| Comment(0) | 食:蕎麦・うどん | 更新情報をチェックする

2017年11月19日

新宿『カレーショップC&C新宿本店』で、甘さと辛さのバランスに納得するの事

少し前、このブログで『カレーハウス11イマサ』さんを紹介したが、それからずっと心に引っかかるものがあった。
やはり、同じく新宿駅西口地下にある、このお店を紹介しなければ不公平ではないかとッ!(真顔)。

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カレーショップ C&C 新宿本店カレーライス / 新宿駅新宿西口駅新宿三丁目駅

そんな訳で、今回ご紹介するのは、JR新宿駅西口から至近、京王線新宿駅構内(でも改札の外)にある『カレーショップC&C新宿本店』さん。京王グループの一角、レストラン京王が運営する、京王線沿線を中心として10数店舗の支店を持つカレー専門店『カレーショップC&C』の本店。1968(昭和43)年の創業より多くの人々の支持を集める同店のカレーは、「新宿カレー」の名でレトルト販売もされている。

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店内の様子

店内はスタンド形式でテーブルはあるが椅子の類は無し。店頭のレジでオーダーを通し、出来上がってきたらそれを運んできたスタッフさんにテーブルの空いてる場所まで誘導され、、そこで食すという形式。なにしろ人の行き来が多い場所だけに、客の途切れることは極めて稀で、店内はいつも混み合っている。

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ミックスカレー(620円:税込み)

同店が混み合う理由として、本店だけの独自メニューの存在がある。今回注文したミックスカレーは、その代表選手といえる存在。

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ポークカレーに、ハンバーグ、ソーセージ、温泉卵(同店では「ソフトエッグ」と呼称)が入ったボリューム満点の一皿だ。
なお、カレールゥは中辛と辛口が選べる。今回は辛口をチョイス。

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店頭掲示物には「厳選されたタマネギをふんだんに使い、飴色になるまでジックリ炒めた自然な甘味と、28種類もの高級スパイスから来る辛さとの絶妙な調和」とあるが、たしかに甘さと辛さ、双方のバランスがとても良くて美味しい。味をどちらかに偏らせれば、もっと一口食べた際のアクセントが強くなるのかもしれないが、飽きが来るのも早いと思われるので、バランスを取るというのは良い選択だと思う。

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