2019年10月05日

茅場町『昭和』さんで、懐かしい味と今風の味を同時に感じるの事

有給休暇の消化期限が迫った或る平日のこと、私は茅場町界隈に出没していた。

証券会社の多い茅場町界隈の飲食店は、株式市場が休場となる土・日・祝日は休みになるところが多い。
よって平日に休みの取れないサラリーマンの私には訪れにくいお店が多かったのだ……。

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昭和ラーメン / 茅場町駅八丁堀駅日本橋駅

東京メトロの茅場町駅から徒歩3~4分、同駅のA2番出口を出て新大橋通りを八丁堀方面に暫く歩いて、ホテルの先で右折すると見えてくるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)、今回の目的地である『昭和』さん。

店名は『昭和』だが創業は平成に入ってからとのこと。とはいえ気取らない外見や、

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店内の様子

飾り気のない店内の様子は昭和のラーメン屋の風情を如実に感じさせる。開店直後の入店だったこともあってか、10席程度のL字型カウンターには、先客が一人だけ。ただし私が注文を通した後ぐらいからは続々と入店し、ほぼ満席となった。

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昭和ラーメン(790円:税込み)
※12時前の注文なら煮玉子がサービスされる

今回の注文は、同店一番人気という昭和ラーメン。

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「昭和ラーメン」と名前だけ聞くと醤油ラーメンを連想してしまうが、これは澄み切った黄金色の塩スープ。
平成の世に一大ブームとなった淡麗系ラーメンと言われても納得してしまう外見だ。

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早速スープを啜ってみる。同店のメニューには「昭和30年代名店の味」とあるが、鶏ガラをベースとして昆布や帆立などが加わったと思われるスープは、淡麗なんだけれと実に力強く奥深い美味しさ。懐かしい味と今風の味を同時に感じられる、稀有な出来栄えのスープとなっている。

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麺は中細ストレート。塩ラーメンであればスープを絡みやすくするため麺にウエーブを掛けているケースも多いが、スープ自体に力があるため、ストレートでも十分にスープの味が乗っている。

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チャーシューは肩ロースを使用とのこと。バーナーで炙られて焦げ目がついており、表面は香ばしさが増す一方で、内部はジューシーさが保たれている。


『昭和』さんは土・日・祝日はお休みだが、平日でも夜の部はアルコールも提供して遅くまで営業している(23:30(L.O.):売り切れ次第終了)ので、近隣にお勤めで無くてもチャンスあり。

皆様も訪れてみては?





◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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posted by 只今(橘カヲル) at 11:40| 東京 ☀| Comment(0) | 食:ラーメン | 更新情報をチェックする
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