2018/03/01

GRANBLUE FANTASY The Animation　第10話「解離」

（C）アニメ「グランブルーファンタジー」製作委員会

グランがルリア奪還に向かう！

「あそこにルリアが！？」
グランが何者かに誘拐されたルリアを助けようと追いかけるところから始まります。
そのタイミングでエルステ帝国の軍艦がアウギュステの街を攻撃してくるし、さらに
騎空艇の発着場も制圧していたので、ルリア誘拐が帝国の仕業なのは明白です。
そこで、久しぶりにポンメルン大尉が誘拐犯の首謀者として再登場していましたわ。
はたしてグランが無事にルリアを帝国軍から取り戻せるのかどうかに注目でした。

「お前は破壊のための道具。壊すことしか出来ない。」
ポンメルン大尉がルリアを脅かすようにして言うことを聞かせようとしていましたが、
彼はルリアの秘めた能力の研究について詳しく知っていそうなのがポイントかな。
ルリアは帝国による実験で辛い過去の思い出がある事が伺えます。
それにしてもこのポンメルン大尉も傍若無人なところがあって酷い軍人ですわ。
エルステ帝国がますます悪者達の集団という印象を持たせてくれます。

「ルリア！」
「グラン・・・・・・」
その直後、グランがようやくルリアのいるところに辿り着いていたので良かったです。
やはり冒険ファンタジーではヒーローがヒロインを助けるのは定番というものですね。
グランがポンメルン大尉の顔を足蹴りしたのはなかなか面白いです。
ただ斬り倒すよりも、スカッとするような感じがしました(＾ω＾)

「何とかしないと・・・・・・」
「今はそれどころじゃねぇ！ルリアを連れて一旦引くぞ！」
しかしこの時に星晶獣のリヴァイアサンが姿を現していたのが気になるところです。
リヴァイアサンが帝国軍の軍艦を次々と撃墜してくれたのはありがたいのですが、
アウギュステの街にまで大きな被害を与えてくれていたのは困ったものかも。

「もう。また無茶をしようとするんだから。団長さんは。」
とりあえず、ロゼッタという女性がグランや街の人達を救ってくれたので良かった。
彼女が魔法で皆を救助する様子を見ると、なかなか凄い魔力を秘めていそうですね。

「眠っているようだが、呼びかけても目を覚ます様子がない。」
「治療の魔法も効かなくって・・・・・・。どうして？」
ロゼッタの話しによれば、ルリアは自らの意志で目覚めないようにしているらしく、
いったいルリアが何を守ろうとしているのかがポイントになっていました。
あと、ルリアを目覚めさせる事ができるのは命を共有しているグランということで、
またヒーローらしくヒロインを救い出す機会が訪れそうでした。
いったいどのようにしてグランがルリアを救い出すのかが楽しみでしたわ。
とりあえず、このロゼッタはグラン達の味方だと思ってもよさそうでしたね。

「帝国軍は兵器開発の一環として、ルリアや魔晶の研究を行っていた。」
カタリナがグランに語る形でルリアが帝国に幽閉されていた時の回想が描かれます。
あのルリアが昔は全く感情を示さない女の子だったのがちょっと驚きです。
今の感情を豊かに表現する彼女とはまるで別人のような感じがしました。
それほど帝国による研究の実験体は辛いものだった事が伺えます。

ただ、カタリナがルリアに外の世界を教えることで感情を取り戻させたみたいだし、
グランとの出会いも彼女に明るい影響を与えたようなので良かったです。
それゆえにルリアとカタリナが帝国から逃げてきたのは正解といえそうですね。

「誰にも言えねぇ悩みってあるけどさ、お前にならルリアも話せるんじゃねぇかな。」
グランは自分がルリアを救えるのかどうか全く自信を持てなかったのですけど、
ビィからの励ましの言葉を受けて少し勇気が持てていたから良かったです。
こうしてみるとビィはグランにとっては良い相談相手になっている感じがします。
さすがに幼い頃からずっと一緒にすごしているだけのことはあります。

とにかく、グランはロゼッタからルリア救出の方法を教えてもらうことに決めます。
当初は反対していたラカムも団長の決めたことだからと納得してくれて良かった。
イオも親友のルリアを救いたい気持ちが強いからやる気満々だなぁ。
こういうシリアスムードの時は彼女のような元気なキャラがいると落ち着きますね。
そんなこんなでグラン達はルリアを救うために次の目的地を目指します。