今回は第9話のゲストキャラだったモデル志望の花梨が再び登場します。
この作品では毎回色んなゲストキャラを変えながら、ようこと絡ませる形で
描かれているのですが、1回登場させたキャラを再びメインとして描くのは
これが初めてのパターンになっていたと思います。
花梨がようこやサキと同じようにモデルの夢を叶えるために上京してきた
渋谷のアリスの1人ということでサブレギュラー的に扱われるのでしょう。

とりあえず花梨は見習いデザイナーとして元気にお仕事を続けていました。
ようこやサキとも普段から連絡を取り合って遊んでいる感じです。



「待ってても来ない時はこっちから探しに行けばいいんです。はい。」
「そうよ！そうだわ！行こう！」
花梨は通っているデザイン学校の学内コンクールへの参加を決めていました。
そのコンクールの賞金でモデルの専門学校に行こうとする考えなのですけど、
彼女の中ではデザイナーよりもあくまでモデルが第一志望みたいです。
そういうわけで、ようことサキと一緒に良いデザインが思いつきそうな場所を
歩きまわることになります。
悩む前に行動するというのがようこや花梨の良いところだと思います(＾ω＾)



街を歩く人達を眺めていても良いファッションデザインが思いつかないので、
今度は豊さんにお願いして本物のファッションショーを見学していました。
もう豊さんってパシリ扱い的なポジションになっている感じがします（笑）

ただ、花梨としてはモデルのファッションに注目するよりも、むしろ自分が
こういうステージにモデルとして立ちたいという気持ちでいっぱいかもね？
もう自分がモデルとしてステージに立っているような妄想をしていましたわ(＾ω＾)



「違う。これも違うわ。私が作りたい服はこんな服じゃないのよ。」
しかし、花梨はファッションショーも衣装のデザインも気に入らないみたいだ。
こういう彼女を見ていると、もしモデルとなったとしても自分の気に入った
衣装を身に付けられなければ満足できないような感じがします。
とりあえず、彼女の好みの衣装は締め付き過ぎないゆったりとした服かな？
これは無意識に自分の体型を気にしているところが出ていたかもねぇ(＾ω＾)



ようこ達は公園でホームレスのおじさん達が適当に持ち寄ってきた品物を
打ち鳴らして歌を楽しんでいるところを目撃します。
これが花梨のインスピレーションを刺激するキッカケとなっていました。
女子中高生がホームレスの人達と一緒に歌ったり踊ったりする光景を見ても、
この作品ならではの人々の暖かい触れ合いというものを感じさせてくれます。



次の朝、ようこ達はまたホームレスのおじさん達に会いに行こうとしていました。
形や体裁に囚われずに自由気ままに音楽を楽しむ姿勢に影響を受けた模様。
ホームレスのおじさん達の服装を見てもファッションのデザインが思いつくとは
考えにくいのですが、それでも花梨には何か感じる部分があるのでしょう。
彼女は普通の人とは異なる感覚を持っていそうですもんね。
独特な感性があるからこそ良いデザインが思い浮かぶのかもしれない。



こうして皆が歌っているところを見ると、ファッションのデザインというよりも
音楽の印象を受けているような感じもします。
周囲には観客も集まってきていたし、まるで路上ライブのようになっていました。
歌い終わった時には観客からチップが投げ込まれていたので、束縛を嫌って
仕事をしていないおじさん達には良いお小遣い稼ぎになっていたと思います。
でも彼らにとってはお金を手に入れる事が堕落という発想だったので謎だよｗ
まぁそうじゃなければこんな風にホームレスをやっているわけないかな(＾ω＾)



花梨は皆と歌ったことで良いデザインが思いついたので作業に取り掛かります。
彼女は最初の閃きさえあれば、後の作業はスムーズに進めていける感じかな。
見た目からも体力面は心配なさそうですもんね。
それにコンクールの結果は見事に優勝だったので素晴らしいと思います。
やはりモデルじゃなくて、デザイナーを目指した方が良いと思うんだけどなぁ（苦笑）



「今、一番トレンディーだと思います。はい♪」
花梨が考案した衣装を豊さんやホームレスのおじさん達にプレゼントしていました。
「自由を愛する人達の自由な生き様」をテーマにした衣装を考案したみたいです。
とりあえず応援法被みたいなものでしょうかねぇ？(＾ω＾)
でも、その後でおじさん達の衣装が渋谷の流行になるのだから不思議だよ（笑）
まぁおじさん達はさらにその一歩先の衣装を取り入れていたから面白いけどね。

きっとこれからも花梨は素敵な衣装を作ってくれるものと思います。
あ、でも、モデルの学校に入る資金が出来たからモデルを目指すのかな（苦笑）
モデル志望ならもう少しだけ食べ物を減らした方が良いような気もするんだけどねｗ
とにかく、さらに自分の夢に近づいていけそうなので嬉しいんじゃないでしょうか。
ようこもサキも花梨に負けないように夢に向かっていってほしいですね！

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