アイドル天使ようこそようこ 第31話 「シネマパニックパラダイス」
今回はようことサキがホラー映画を見に行っているところから始まります。
サキが大きな叫び声を上げているのを見ると、ホラー映画が苦手なのでしょう(笑)
あと、映画がリュミエールの発明したシネマトグラフから始まったという話とか、
1世紀に渡って人々の人気娯楽であり続けたことなどの説明がありました。
しかし、テレビやビデオなどの普及に伴って昔ほど客が入らない状態みたいです。
それはガランとしたこの劇場内を見渡しても明らかといったところでしょうか。
まぁこんなホラー映画で満員御礼となるのも難しいのかもしれないけどね。
このアニメの本放送の時はまだネットが普及する前のはずなのでマシだと思いますが、
今でならCSやネットの有料放送やDVDでも視聴出来るから厳しさが増していそうかも?
そういうわけで、今回は映画にまつわるお話となっていました。
「あの?何がおめでたいんですか?」
ようこが突然多くのマスコミから取材攻勢を掛けられるようになったのですけど、
どうやら超有名な黒川監督からヒロインとして映画出演のオファーが来たみたい。
今のようこはそれほど人気急上昇中のアイドルになっているのでしょう。
あと、山下社長がバーターでサキの出演もゴリ押ししていたのはグッジョブです!
女優志望のサキとしては歌手志望のようこが先に女優になると複雑な気分ですもんね。
たとえようこのオマケでもこれをチャンスにして女優デビューができると良いと思う。
黒川監督は「地と天」という映画の制作発表会を開いていました。
「内容は無いよう」と説明していたからオヤジギャグが得意な人なのでしょう(笑)
本当にこれが名監督なのかなぁ?って疑ってしまいそうだよ(^ω^;)
しかし、その映画に出演したがっていた1人の女優さんが登場していましたので、
やっぱり彼は実力のある映画監督なのかもしれません。
ちなみにその女優の名前は松島さんという人でした。
子役時代に黒川監督から次回作の出演オファーを受けたことがきっかけで女優を
続けていたみたいですが、あの回想を見る限りでは社交辞令にも思えますわ。
監督の言葉を信じてずっと女優を続けていたというのなら立派なものだよ。
とにかく、ポッと出てきたアイドルにヒロインの座を奪われて嫉妬していました。
本職の女優だから畑違いの人にヒロインを奪われるとプライドが傷つくのかもね。
いよいよ映画の撮影が始まります。
映画にはようこやサキだけじゃなく、渋長さん達もエキストラで出演していました。
ようことサキが宇宙服を着ていたのでSF映画なのかなぁ?って思ったのですけど、
怪獣や金属人間なるメカも登場していたからどんな映画なのか全くの謎です(笑)
しかもその金属人間メカが暴走しちゃっていたから本当に完成できるのか心配だよ。
もう今回もまたハチャメチャな展開になっていたから何とも言えません。
あと松島さんは直接黒川監督に出演を直談判しにやって来ていましたけど、ようこの
若さに愕然としていたから面白い人ですわ。
彼女自身も子役時代があったのだから何もショックを受けなくてもいいのにね。
彼女も黒川監督と同様にちょっと変な性格をしてそうでした(笑)
後半からは中世の騎士達による騎馬戦の撮影が行われていました。
先ほどのSF風な舞台からどのように繋がっているのか不思議なんですけどねぇw
まぁこれだけのド派手な合戦シーンを撮るのだから予算が掛かっているのは確実です。
とりあえず、サキは女優志望なのだからどんな役も怖がらずに戦わないといけないなぁ。
松島さんが乗った馬が暴走したので、ようこが馬から飛び移って助けていました。
あんな芸当ができるのだから、アクションシーンのある映画に抜擢されたのも納得です。
今度は自動車に乗り込んでのカーアクションシーンの撮影です。
先ほどの騎馬戦と本当にストーリーが繋がっているのか疑問に思えてきます(笑)
渋谷の道路を通行止めにしてまで撮影をしていたので迷惑もいいところかも?w
それよりも、ようこが自動車を運転していた方が驚きかも知れません。
自動車の免許を持っていないどころか、自動車を運転した経験もないはずなのに、
よく運転できるものだよ。
てか・・・・・・いくら撮影でも無免許運転はダメなんじゃないかな?(^ω^;)
まぁこの何でもありな作品に真面目に突っ込むだけ無駄かもしれないけどね。
「このシーン目立つのは私よ。黒川映画には私が必要なのよ。負けないわ。」
「止まりません!」
ようこは車のブレーキが効かなくなっているのでレースするつもりはないのですが、
松島さんがようこに対抗心を燃やしているためにデッドヒートを繰り広げていました。
まだ街の中でレースをするだけなら良いのですが、建物の中まで走り抜けたりして、
破壊していたりしていたからやり過ぎのような気もしますわ(笑)
普通なら苦情が多く寄せられて、映画がポシャっちゃうと思うんだけどねぇ(^ω^;)
「この映画、ミュージカルにしちゃいましょう♪」
ようこが「陽炎のエチュード」を歌うことで混乱する人々を落ち着かせていました。
もう映画の撮影というよりも、何かのお祭りかイベントでもやっている雰囲気です(笑)
とにもかくにも映画が完成したのは良かったと言えそうですね。
ようこ達がどんな映画に仕上がったのか実際に映画館に足を運びます。
すると、ムーが主役の映画になっていたので苦笑いですわ。
何のために騎馬戦とかカーレースシーンを撮っていたのか理解不能です。
当然のことながら、こんな映画ではお客さんが見に来ないというものですよね。
まぁ「内容が無いよう」という言葉通りってわけかなw
しばらく映画の低迷は続くというような締めくくり方になっていたから心配だよw
そんな中でも松島さんは黒川監督から次回作の出演を約束されていたので嬉しそう。
でもあの変な監督のことだから、きちんと自分を撮ってくれているのかをたまにでも
確認した方がいいと思いますわ(笑)
「たかが映画。されど映画。今日もどこかで作られています。だから、はい♪」
とにかく今回は終始ドタバタコメディ一辺倒といった感じでした。
もうこの作品の雰囲気をガラリと変えちゃうのかなぁ?って思ってしまいましたよ。
ただでさえ予想外な展開で描かれているのに、これ以上ハチャメチャになっちゃうと
まとまりがつくのかなぁって疑問に感じちゃいますわ(^ω^;)
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