アイドル天使ようこそようこ 第24話 「グランパの逆襲」
ようことサキがアイスホッケーの試合を見ているところから始まります。
彼女達にとってはアイスホッケーのスピードとガッツがブロードウェイの
ステージに通じるものがあるらしく色々と参考になるらしい(笑)
よく理解できないけど、いつもの事ながら不思議な感覚を持ってますわ(^ω^;)
あと、選手のシュートしたパックが大きく外れて観客席に飛び込むのですが、
ようこが飛び蹴りでパックを落としていたから凄いです。
彼女って歌が得意だけど、運動神経も相当高い能力を秘めてますね。
とにかく、ようこがパックの直撃を受けそうになっていた1人の老人を
助けることになったので良かったと思います。
「もしかして名前忘れちゃったんですか?お爺ちゃん!?」
「・・・・・・名前?・・・・・・お爺ちゃん?」
ようこはアイスホッケーの会場で助けてあげたお爺さんと再会します。
しかし、お爺さんに何を話しかけても曖昧な返事だったし、自分の名前すら
答えられないのだから、認知症なのかなぁ?っと疑うところですよね。
ちなみにお爺さんには茂平という名前が一応ありました。
そういうわけで今回はこのお爺さんにスポットを当てたお話となっています。
ようこは茂平さんを連れ歩いて彼の家族や知人を探そうとしてあげます。
困っている人なら誰にでも手を差し伸べるのが彼女の素晴らしいところです、
それに歌を歌いながら探すというところにもこの作品らしさがありました。
とりあえず茂平さんはモグラたたきゲームが得意みたいだ。
「どうしたのよ?ようこ?」
「お客さんです。はい。」
ようこは茂平さんが帰る家も忘れてしまったので泊めてあげようとしますが、
サキからすれば突然ようこが見知らぬ男性を連れてきたから驚くよねぇ(笑)
もちろんサキはようこに何もかも忘れちゃう病気の事を教えてあげていました。
ようこの田舎には認知症のお爺さんやお婆さんが全くいないみたいなので、
茂平さんを見ても疑問に思わなかったのは仕方ないかもしれませんね。
ようこと一緒に寝ているサキが布団を取られてクシャミをするのが可愛い(^ω^)
「病気を治す一番良い方法は?」
「うーん。家族の愛情かな。」
ようこは作さんのマンションを訪れて、茂平さんの事を相談します。
さすがにこの問題は子供達だけで考えるのは難しいことですので、
年配の人からアドバイスを受けるのは良い事だと思います。
「あ!?誘拐!!」
その後、茂平さんが車に乗った男性に連れ去られてしまうわけですけど、
ようこが見ている目の前でわざわざ誘拐をするとは考えられませんので、
まずは知人が連れ戻しに来たと思ってもいいところですよね。
でも、ようこは誘拐犯だと思っていたから素直な感受性がありますわ(笑)
ようこは豊さんの車に乗せてもらって茂平さんを追いかけてみると、彼は
3人の息子や娘達によって保護されていたので一安心かな・・・・・・。
しかしながら、息子達は財産とか、遺言状にサインするように話していたので、
これはお爺さんの財産を目当てに近づいていると思うところですよね。
それにしても、なぜラップ調で会話しているのかが意味が分かんないw
この作品は普通のセリフを歌って表現するところがあるのが奇妙ですわ(^ω^;)
「あなた達の言っている事、よく分かりません。財産とか一人ぼっちとか。
今はそれよりお爺ちゃんの病気を治すことの方が大事だと思うんです。」
ようこが家の中に乗り込んで茂平さんを連れ出していたのは偉いと思う。
きっと作さんに教えられたように、茂平さんが息子達から全く家族の愛情を
受けていないと感じたから救い出してあげたかったのでしょうね。
茂平さんも自分の意志でようこの手を取っていた事からも、彼もまた
こんな家族と一緒にいたい気持ちはなかったものと思います。
とりあえず、誘拐犯人じゃないとしても、不法侵入は確実だったかもねw
ようこは犯罪者にされても全然平気と言っていたから度胸ありますわ。
彼女は良いと思ったことは法律なんて気にせずにやっちゃうみたいだ(^ω^;)
「わしは昔、アイスホッケーの選手だったんじゃ。」
茂平さんがオモチャ倉庫にあったアイスホッケーのスティックを見つけます。
そこで茂平さんの記憶が少し思い出されていたのが注目だったかな。
そういえば、最初に茂平さんがいたのはアイスホッケーの試合会場なので、
少なからずアイスホッケーに興味があるということに繋がってたのでしょう。
映像では突然オモチャ倉庫がアイスホッケーのリンクに様変わりしてました!w
それに茂平さんとようことサキがチームを組んで、茂平さんの息子達と
アイスホッケーの試合をするという謎展開になっていたし・・・・・・。
このアニメは普通の感覚で見ていると戸惑うことが多々ありますわ(苦笑)
まぁこういう描写もこのアニメならではの演出と言えそうですけどね(^ω^)
茂平さんが息子達の弱みを突いてシュートを決めていたのは素晴らしい。
サキが「失礼しまぁーす」と息子達を突破していたのにも笑いましたよ。
まともなアイスホッケーの試合を見せてもらえるのかなぁって思いましたけど、
ただ茂平さんがペナルティーショットをしただけのような形になってて苦笑い。
でもまぁアイスホッケーをしている時の茂平さんを見ていると、とても元気だし、
全く認知症の老人には見えませんでしたよ。
「わしの一番大切な物だ。だから一番好きな人に持っていてもらいたい。
ようこちゃんとサキちゃん、君たち2人に。」
「お爺ちゃん!?病気治ったの!?」
「うん!じゃあ。」
最後に茂平さんがようことサキに金メダルみたいなものをプレゼントしていました。
もしかするとお爺さんはアイスホッケーのスーパースター選手だったのかも!?
それに、茂平さんの様子を見ていると記憶が戻ったのは間違いないでしょうね。
ようことサキが愛情を注ぐように接してあげたから奇跡が起こったのかもしれない。
家族の愛情よりも、赤の他人からの愛情の深さを描いたところは興味深いです。
それがこの作品における人々の繋がりの素晴らしさを示している感じがしますね。
とりあえず、茂平さんの態度を見ていると、財産を息子達に与えなさそうだ。
おそらくどこかの施設にでも全額を寄付でもしちゃうんでしょう。
これは親不孝な息子達には良い薬になるんじゃないでしょうか(^ω^)
前回では戦争での空襲のお話があったり、今回は認知症の老人を登場させたりと、
アイドルアニメにしては社会問題にも触れているところに珍しさを感じました。
このアニメは何でもありのスタイルで描いているからこそ、こういう問題などにも
真正面から取り上げていける良さがあるように思います。
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