宇宙戦艦ヤマト2199 第19話 「彼らは来た」
デスラー総統は暗殺の危機を回避してガミラス帝星の総統府に戻ってました。
もちろんドメル上級大将の疑いも晴れたわけですから釈放されていますね。
ドメルとしては撃沈寸前まで追いつめていたヤマトとの再戦を望んでいました。
これも狙った獲物は逃さない宇宙の狼と呼ばれる由縁たるところでしょうか。
ただガミラスの主力艦隊は沖田戦法によって置き去りにされた状態ですので、
ドメルはガミラス本国に残っている艦隊で出撃する事を余儀なくされます。
とにかくドメルと沖田艦長という有能な指揮官が雌雄を決する時がやって来た!
もうヤマトの中でも屈指の名勝負なのでワクワクしながら見始めましたわ♪
ドメルは精鋭部隊を与えられることになったのですが、それらは老朽空母4隻と
老兵や少年兵などの実戦経験が乏しい乗組員達でした。
さすがにこれではちょっと戦うのは難しそうだなぁって思ったのですけどね。
かといって、本国の防衛にあたる近衛兵や親衛艦隊を使うわけにもいかないので、
これはやむを得ないといったところなのかもしれませんね。
とにかくドメル以下、各指揮官の采配に大きくかかってくると言えるでしょう。
とりあえずフラーケンが乗る次元潜航艦UX-01に期待したいところかな。
あと出撃前に皆でガミラス帝国の国家を歌うシーンなんかも良かったです。
二等ガミラス臣民でも帝国に対する忠誠心がとても高い事が伺えました。
もう決戦に向けての雰囲気作りは完璧と言っても良いかもしれません♪
こういうのは心にジーンとくるものがありますね。
沖田艦長とユリーシャに憑依されている百合亜が会話しているシーンがありました。
ユリーシャは人類に波動砲を作ってほしくなかったので悲しい気持ちになってます。
これは今後、沖田艦長が波動砲を撃つのを躊躇してしまうかもしれませんね。
あと沖田艦長としては以前からも語っていたようにイスカンダルへの航海は
人類が救われるべき種族かどうかを試されているという認識でした。
きっとイスカンダル人が汚染浄化システムを持ってこなかったのも、そういう
理由なのでしょうね。
「本艦は七色星団を抜け、イスカンダルを目指す。」
ヤマトは嵐が吹き荒れる最大の難所を通ってイスカンダルを目指すことにします。
沖田艦長って戦闘の時と同様に航海の時も遠回りをする事を嫌っている様子ですね。
でも、これなら敵もこちらの動きを予想しにくいので良い作戦かもしれません!
「彼らは来る。ヤマトの艦長が私の思った通りの男なら
必ず七色星団を突き進んでくる。」
しかしながらヤマトの進路はドメルに完全に読まれていましたわ。
こういうところもさすが優秀な指揮官なだけのことはあります。
とにかくドメル艦隊とヤマトの決戦場所は七色星団に決まってました。
これは旧作みたいに果し合いで戦うよりも良い演出方法だったと思います。
こちらの方が沖田艦長とドメルの優秀さが上手く表現されている感じがします。
フラーケンがヤマトを発見して、ドメル機動部隊に居場所を連絡してました。
ここは機動部隊の鉄則通りに敵を発見したら先手必勝で行動を開始してましたね。
戦闘機が発進するシーンなんかもリアルな空母に近いものだったので結構好きかな♪(^ω^)
とにかく今回の主力は機動部隊なので空中戦が勝敗に大きく影響しそうです。
そして、ヤマトの方も戦闘機隊を発進させて迎撃に向かわせていました。
もうこのシーンは宇宙で戦っているようには見えない背景ですわ。
まさに空での戦いを彷彿とさせるようなシーンだったと思います。
ここで次回に続きます。
とても良いシーンで終わっていたので早く続きが見たい。
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