無責任艦長タイラー 第26話 「掟ひろき うつはもの」(最終回) - アニメとゲームと恋の楽園
2013/12/26

無責任艦長タイラー 第26話 「掟ひろき うつはもの」(最終回)

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(C)吉岡平/角川書店・タイラープロジェクト

自分の好きな事を好きなようにやろう!

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「無責任艦長タイラー」の最後の感想になります。
タイラーがユリコさんの前に姿を現したところから始まっていました。
彼は前回と同様に暗く沈み込んでいて、いつもの明るさがありませんでした。
なぜ彼が軍を辞めようと思い立ったのか、その理由が知りたいところですね。
ユリコさんだけじゃなく、そよかぜの皆もタイラーと仕事をしたいはずなので、
何とかタイラーが考え直して戻ってくれる事を祈るばかり・・・。

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タイラーとユリコさんが体を密着させながら一緒にお酒を飲んでいました。
いつの間にここまで親しくなったんだぁ?って思ってしまったよ(苦笑)
今までのユリコさんからは想像が出来ない行為です♪(^ω^;)
それほどタイラーに思いを寄せるように変わってしまったのでしょうか?

「あなたの優しさ・・・忘れません。」
しかしその後、ユリコさんの方からタイラーから離れて立ち去って行きました。
このシーンは大人の男女間のやり取りといった雰囲気で良かったです。
この作品にそういう描写があるとは思わなかったので意外でしたけどね(^ω^;)

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ユリコさんはタイラーがもう戻ってこない事をヤマモト大尉達に伝えていました。
さすがにそよかぜの皆はタイラーが深刻に悩んでいた事を知って驚いてましたわ。
やはりタイラーも普通の人間であるので、1人になりたい時もあるのでしょうね。
むしろそういう弱い部分を見せてくれた方が親近感があっていいのかもしれません。

そしてタイラーの餞別の言葉通りに、この後の皆はそれぞれの道を好きなように
歩もうとしていました。

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「異端こそ組織の要。だが、今となってはタイラーがそうであったのかは分からん。」
ミフネ中将が猿の社会を例にして、ちょっと興味深い話をしていました。
非常識なはぐれ者がいるからこそ組織は盤石になると言うらしいのですけど、
話している人が人だけに本当に信じていいのかどうか迷っちゃうよ(^ω^;)
でも、なるほどぉ~っと納得できる部分もあるので一応信じておこうかな?
とにかく、タイラーの存在が連合宇宙軍には必要不可欠だったという話です。

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皆がバラバラになってそれぞれの道を歩み始めてから1か月・・・。
ユリコさんはそのまま情報部に残って地上勤務を続けていました。
真面目な彼女にはこっちの方が合っているのかもしれないね~。
部下もそよかぜの連中とは違って真面目な人がいてますし。

そしてヤマモト大尉は一気に大佐に昇格して、新型巡洋艦「阿蘇」の
初代艦長に任命されていました。これは凄い出世じゃないでしょうか?
夢にまで見た艦長職ですので、張り切ってお仕事に励んでくれそうね。

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キム中尉はファッションモデルになってました。
彼女もスタイルが良いのでトップ級のモデルとして活躍できそうね。

あとスキンヘッドの男の人が滝に打たれながら瞑想してましたけど、
一瞬誰なんだろう?って私は思ってしまいましたよ(^ω^;)
まさかあのイケメンのカトリ中尉だったとはねぇ・・・(苦笑)
どうやら普段の彼は金髪のカツラを身に着けていたようですわ。
ある意味、最終回の一番のサプライズだったかもしれません!

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サカイ少尉は放浪の旅か武者修行でもするつもりなのかな?
一緒にハナー姉妹も付いて来ていたのでかなり迷惑がってたけどね。
可愛い女の子に慕われているのだから、女性嫌いでも我慢しなくっちゃw

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アンドレセン中尉が美術学校のヌードモデルをやってたから笑っちゃった(^ω^)
とりあえず大事なところは隠しておいてほしいかな(笑)
あと残りの海兵隊達も漁師になってたりして働いていましたわ。
軍隊以外では生活出来なさそうな感じなのに一応真面目に働いてるみたいね。
あと、キタグチ軍医とハルミさんは動物病院を開業してました。

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ヤマモト大尉から軍隊復帰の通知が皆のところに届いて集まっていました。
それぞれ新たな人生を歩み続けていたのですけど、やっぱりそよかぜの皆と
一緒にいてる方が幸せだという事なのでしょう。
それとヤマモト大尉の新艦長就任祝いと新型巡洋艦の進水式を兼ねてました。
こうして皆が集まった事を考えるとヤマモト大尉もなかなか人望があるのかも?(^ω^)
・・・でもこれにはそよかぜの皆によるある企みがあったわけでしたわ。

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「よし!それでは艦長としてご命令を!」
「うん。発進!」
いざ新型艦に乗って発進するのかなぁって思ったら・・・タイラーがいてた!?
ヤマモト大尉が喜んでタイラーに指揮権を譲っていましたわ。
やっぱりそよかぜの皆にとっての艦長はタイラーしかいないのでしょうね。
てか、新型艦に乗らずにそよかぜに乗っているくらいに愛着があるみたいだしw
さすがにこれにはミフネ中将やフジ中将は焦っちゃうでしょうなぁ~(^▽^;)

最後にユリコさんまでも情報部からそよかぜに戻ってきてました。
皆が好きな事を好きなようにやろうとした事が、タイラー艦長の指揮の下で
そよかぜに乗るという選択だったのでしょう。最初はバラバラだった皆が
こうして1つにまとまるのもタイラーがいたからこそなのかもしれません。


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アザリン皇帝はタイラーと離れて寂しさが込み上げてきたのでしょうか?
もう一度ドム艦長にタイラーを連れてくるように命令してましたわ。
さすがに二度手間となるからドム艦長は嫌そうな顔をしてたけどね(笑)
もうこの時のドム艦長の顔が面白くて笑ってしまいました。
こっちはこっちでアザリン皇帝に振り回されそうです(^ω^;)

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タイラー達はそよかぜと共に宇宙の彼方へ旅立っていきました。
彼らには何も縛られずに自由気ままに行動するのがお似合いって事かな。
もちろん軍上層部としては頭を痛める事になるのかもしれませんけど・・・(笑)
まぁこれもミフネ中将が言っていたように、連合宇宙軍を強くするためには
彼らの存在は必要不可欠なものとして認めなくちゃいけないのでしょうね。
タイラーが以前よりもさらに無責任になった感じで幕を閉じておりました(^ω^)

★総評★
最初から最後までハチャメチャな展開を貫いていて、とても楽しかったです。
戦争をやっているはずなのに、そういう雰囲気を全く感じさせなかったのも、
主人公のタイラーの明るさや予想外の行動によるものが大きかったかな。
やや終盤部分においては盛り上がりに欠けてしまっていた点がありましたが、
全体を通しては十分面白かったと思います。

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