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    愛と哀しみのエスパーマン 哀しみを力に変えて世界を救う世紀のヒーロー!!

    富士見書房ノベル
    12 /26 2013
    愛と哀しみのエスパーマン (富士見ファンタジア文庫)

    タイトル愛と哀しみのエスパーマン
    出版社:富士見書房
    著者:秋田禎信(代表作:「魔術士オーフェン」シリーズ、「エンジェル・ハウリング」)
    イラスト:渡真仁
    ジャンル:SF、コメディ
    全1巻。

    内容:王子悟は女の子に振られたことがきっかけで、突然、超能力に目覚めてしまう。
    しかも、それは哀しいことを考えていないと力が出せないという微妙なものだった。
    そんな悟のもとに喜びのエスパーマンを名乗る金郷地小五郎が現れ!?

    ナンセンスヒーロー物語、ここに開幕!!

    感想:秋田禎信の良い意味で壊れた感性が発揮されまくった作品です。

    キワモノばかりが出てきます。
    金郷地小五郎は、言うに及ばず、それ以上に猿渡大地右衛門がぶっとんでいる。
    姪を溺愛するあまり、姪の18歳の誕生日プレゼントとして、姪を世界の王として君臨させようと思いつき、世界征服計画を実行に移すなんて、なんてありがた迷惑な叔父なのでしょう。

    秋田禎信のギャグが好きな人なら、充分、面白いと思います。
    特にアーノルド・シュワルツェネッガーのくだりは笑えました。

    ラストは続編が出ても問題のない作りとなっていましたが、続編を作らない事を前提に描かれたからこそのはっちゃけっぷりだったと思うので、私としてては、このまま続編を出さずにいてほしいと願うばかり。


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    無様な愚か者

    画像は英雄伝説 黎の軌跡に登場する御方。

    私は1984年生まれで福岡出身福岡在住です。
    趣味と株式投資に時間を取られ更新滞っていたため、掲載内容を投資録+レビューに変更しました。

    株式投資は長期投資(1年~5年保有)を主軸としていますが、短中期をやらないという訳でもないです。
    投資判断はファンダメンタルズ分析をメインにしてますがテクニカルもある程度は気にします。

    レビューはコアな内容でも気にせず趣味に走って掲載する方針です。