ロボジー 寂しい老人に訪れた愉快な日常
映画(コメディ)「馬鹿馬鹿しくって、中に人が入ってるなんて誰も思わないじゃないですか!」
タイトル:ロボジー
公開:2012年
監督:矢口史靖
脚本:矢口史靖
ジャンル:コメディ
出演:五十嵐信次郎、吉高由里子、チャン・カワイ、川島潤哉、濱田岳、小野武彦、田畑智子
上映時間111分
内容:弱小家電メーカー「木村電器」のエンジニア3人は、ロボット博の企業広告を目的とした二足歩行ロボットの開発を社長から命じられていた。しかし発表1週間前に開発中のロボット「ニュー潮風」は窓から転落、大破してしまう。途方に暮れた3人はロボットの外装を人間に着せることを思いつく。
早速、架空のオーディションを開催し、背丈がぴったしでロボットの真似が上手い人に「ニュー潮風」を演じてもらい窮地を凌ごうと考えた。架空のオーディションで選ばれたのは若い男性。しかし、「ニュー潮風」の外装を着てもらうと、彼が金属エネルギーである事が発覚。
急遽、オーディションに参加していた73歳の老人・鈴木が抜擢される。しかし鈴木は一癖ある人物で、ロボット博で勝手な行動を見せたのを機に、事態は思いがけない方向に。
感想:思っていたほど笑いの要素はなかった。嘘を本当にしようとしていくエンジニア3人。詐欺の片棒を担がされ、これ幸いとわがまま言い放題の鈴木。でもいつしか信頼関係が生まれていくという過程が良かった。ラストのオチもすごく読みやすかったけど日本伝統の芸風で好きな部類の終わり方だった。エンディング曲は、五十嵐信次郎が歌う「Mr.ROBOT」。
「そうきたか!」と、この映画で一番意外性を感じました。
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