ゲーム紹介:クルード (2012年新版) / Cluedo

3 Comments
すごろくや

場所と凶器で殺人犯人を推理する
クルード(2012年新版) / Cluedo
メーカー: Hasbro (ハズブロ, アメリカ), 発行年: 2012年(原版1949年)
国内版発売元: タカラトミー, 国内版発行年: 2012年
作者: Anthony E. Pratt (代表作:『クルー』)
8才~大人, 2~6人用, 所要45分, ルール難度:★★ (2)

クルード2012年版:箱

『クルード』は、屋敷内で起こった殺人失踪事件の犯人と凶器、現場を特定するため、各自が持っている犯人・凶器・現場カードの情報をうまく聞き出し、消去法で「無いもの」を推理するゲームです。

クルード2012年版:展示用写真

大富豪のサムエル・ブラック氏が何者かによって失踪させられました。この事件を解決するため、〈犯人〉と〈凶器〉〈現場〉を誰よりも先に特定することを目指します。

〈犯人〉〈凶器〉〈現場〉の候補カードが6枚ほどずつあり、事前にその中からランダムで選ばれた1枚ずつが、真犯人・凶器・現場として隠されます。
残ったカードがランダムに全員に配られます。この、各自が持っているカードの情報をうまく聞き出して、「無いもの」をいち早く特定しましょう。

1人ずつ代わりばんこに、サイコロで自分の駒を移動させながら、現場候補に着いては「ここ○○(現場名)で、○○(人物名)が○○(凶器名)を使ったのではないだろうか?」と推理宣言します。
他の人は1人ずつ順番に、宣言されたもののうちどれかを持っているかどうか回答しなければなりません。もし持っているのならば、それをこっそり見せてもらうことで大きなヒントになります。もし「どれも持っていない」と回答されたとしても、それはそれでヒントになるでしょう。最悪なのは「すでに知っている」情報を見せられることです。うまく推理を組み立てましょう。

現場に着かなくても、床面に描かれた赤い「?」マークを踏むことで、「他の人同士のカード公開を自分も見られる」などのチャンスカードを得られます。使うタイミングを計ってうまく活用していきましょう。

こうして情報を集めていきながらゲームを進めていき、真犯人・凶器・現場が特定できたと思ったら、脱落覚悟の〈告発〉を行なって、もし正解していたらその人の勝ちです。

ここがオススメ: なるべく自分のカード情報は知られずに、特定の人から特定の情報を引き出すためには、どういう組み合わせで推理をすればいいのかが悩ましくて楽しいゲームです。 いろんな人の質問で得られた複数のあいまいな候補を〈重ね合わせ〉で特定していく推理はわりと難しいため、大人がじっくり遊ぶのにおすすめのゲームです。子どもだと情報を整理しきれずに当てずっぽうで玉砕することが多いです。

ルール補足付き ルール解説書が、例を見ないと重要なことが解らなかったり、誤解を生んだりする記述がいくつかあるため、独自のルール補足書をお付けしています。

2012年新版 2012年の新版で、屋敷のマス目構成とルールに変更が加えられています。マス目構成はより凝縮された形になって、無駄な移動をさせられなくなりました。また、赤いチャンスカードが追加されたことで、運良くヒントを得られやすくなりました。どちらも遊ぶ時間の短縮につながっています。

店内でサンプルをご覧いただけます。

[ボタン:これを取り扱いリストで確認/購入]

関連記事
すごろくや
投稿者:すごろくや

コメント 3

まだコメントはありません。
ねこたろう  

すみません。本日御社でクルードをかったものですが、早速ルールで質問が有ります。
推理したときは「順で一人ずつ回答」とあるのですが、「持っていたらそこで終わり」でよいのでしょうか?

例えば、ABCDの順の場合、Aが持っていないとBになり、Bも持っていないとCになり、Cが持っているとそのうち1枚をみせて終了。Dは何もされないということでよろしいでしょうか?

2013/11/29 (Fri) 00:26 | EDIT | REPLY |   
すごろくやスタッフ  

ねこたろうさん
ご購入ありがとうございます。ルール補足書に書かれているように、誰かが該当カードを持っていたらそのうちの1枚を見せてもらい、そこで推理終了です。
『誰かが持っていたらそこで終わり』で正しいです。

よろしくお願いします。

2013/11/29 (Fri) 14:05 | EDIT | REPLY |   
ねこたろう  

ありがとうございます!!

2013/11/29 (Fri) 16:32 | EDIT | REPLY |   

コメントの記入