ゲーム紹介:キャッシュオアクラッシュ / Cash or Crash
部分情報を元に商品の総数を予想
キャッシュ オア クラッシュ
/ Cash or Crash
メーカー: MJ Games (エムジェイゲームズ, カナダ), 発行年: 2013年
作者: Alex Weldon (アレックス・ウェルドン, 代表作: カラヤのスルタン)
14才~大人, 2~8人用, 所要30〜90分, ルール難度:★☆ (1.5)
『キャッシュ オア クラッシュ』は、金・石油・麦の3種類がさまざまな組み合わせで描かれたカードを使い、各自が2枚ずつ選んで提出した内容を予想して、種類とその総数を吊り上げながら宣言・告発するゲームです。
各自、金・石油・麦の3種類がさまざまな組み合わせで描かれたカードを10枚持って始めます。
全員、その10枚から今回使う2枚のカードを選び、伏せて手元に置きます。この各自が伏せたカード内容が予想の対象です。
1人ずつ代わりばんこに、「石油が5個はあります」といった具合に、種類とその個数を予想して宣言します。ぴったり当てるわけではなく、「5個は」とあるように、少なくともその数はあるだろう、でOKです。
ただし、かならず前の予想と同じ種類で、数をより吊り上げなければなりません。「石油が5個」に対しては「石油が6個(もしくはそれ以上)」を言わなければならないのです。
順番を経て、予想はどんどん苦しくなっていきます。前の人の予想に対して「いくら何でもそんなにはない」と無理を感じたら、告発して全員のカードを確認します。その結果、告発された人か、または告発した人か、どちらか間違っていた方の人が、今回使ったカードを、ゲームから除外させられます。
このように予想や告発にはリスクがつきまとうため、予想するときの選択肢として、「石油が5個」に対して「石油と金が(両方)5個」というように〈種類を増やす〉ことをしたり、〈カード1枚をさらに追加〉したりすることもできます。
カード内容を悟られないように、うまく利用してハッタリ(いかにも自信ありげなウソ)をかましていきましょう。
こうして、〈使用カード選択〉→〈予想吊り上げ〉→〈告発と確認〉→…と繰り返しながらゲームを続け、カードが無くなった人から脱落していき、最後に残った1人が勝ちです。
割り込みを可能にしたり、よりハイリスクハイリターンにするような上級ルールがいくつか用意されています。
ここがオススメ: ライバルの性格やこれまでの提出傾向、除外されたカードの内容などを鑑みて、ハッタリをかましたり、どこまでがハッタリなのかを読み合うのが楽しい、大人で気軽に心理戦を楽しむのにおすすめのゲームです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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