ゲーム紹介:ジャストワイルド / Just Wild

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ジャストワイルド:サムネイル

動物札を格子状に重ね縄張り争い
ジャストワイルド / Just Wild
メーカー: Helvetiq (ヘルベティック, スイス), 発行年: 2021年
作者: Marco Franchin, Leo Colovini
8歳〜, 2〜4人用, 所要およそ20分, ルール難度: ★☆ (2)

ジャストワイルド:箱

『ジャストワイルド』は、各自が1つの動物種を担当し、すでに場に並んでいる他の動物カードの数値合計ぴったりになるカードを手札から選んで格子状になるように重ね置きをすることで陣地を塗り替えていき、より広い縄張りの確保を目指すゲームです。

ジャストワイルド:展示画像

「オオヤマネコ」「オオカミ」「アイベックス」「クマ」の中から、各自、自分が担当する動物を選んでそのカードセットを受け取ります。
このカードには1〜10の数が記されていて、このカードを、1人ずつ順番に、すでに置かれた別の2枚のカードを覆い隠すように共通の「場」に配置していくことで自分の縄張りを広げていきいきます。ただし、このとき配置できるのは、そのカードによって隠れてしまう部分の数値の合計値ピッタリのカードでなければなりません。
手札と場の状況から、どのカードをどこに置くべきか慎重に検討していきましょう。

ジャストワイルド:カードを出す オオカミの「6」は、オオヤマネコの「2」とクマの「4」のカードを覆い隠すように配置できます。

最終的により広い縄張りを確保した人が勝者となるため、あわよくば他の人が置いたカードをどんどん覆い隠して縄張りを奪っていきたいところですが、ひとたび自分が置いたカードは、以降、誰かの土台になってしまうかもしれません。

そうならないように注意しておきたいのが、他の人の手元にあるカードの状況です。
実はこのカード、「1」と「2」以外のすべてのカードが裏側に記された2つの数の合計が表側のカードの数になっているため、他の人の手元にどのようなカードがあるのか、裏側を見れば推測できるようになっています。
常にお互いの手元も睨みつつ、自分のカードが土台にされないようにするにはどうすべきか戦略を練ることが求められます。

こうして自分のカードを全て配置し終えたときに場に見えている自分の動物カードの数が、そのまま自分の縄張りの広さとして得点となり、いちばん広い縄張りを確保できた人の勝ちでゲームは終了です。

ここがオススメ:

より効率的に自分の縄張りを広げるために、他の人の手札状況や場の状況をよく見てお互いの出方を予想する駆け引きと、自分のカードを土台にされずにうまく配置する方法を考えるパズルのような考えがいが楽しいゲームです。
他の人の動向やカードの巡りによって、遊ぶ度に異なる展開が楽しめるのもポイント。
短時間でしっかり充実感を味わえるゲームとしておすすめです。

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投稿者:すごろくや

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