ゲーム紹介:ビブリオス / Biblios
写本5種の枚数狙って分配と競り
ビブリオス
/ Biblios
メーカー: IELLO (イェロ, フランス), 発売年: 2010年(原版2007年)
作者: Steve Finn (ステブ・フィン)
8才~大人, 2~4人用, 所要30分, ルール難度:★☆(1.5)

『ビブリオス』は、ゲームの最後で色毎の得点を獲得するため、集める色を絞って最大合計を狙い、数字カードを取捨選択していくゲームです。
※ サイコロは振ることがなく、変化する得点表示用です。

中世キリスト教僧院の修道院長となり、聖なる書や冒涜的な禁書の蔵書を他の修道院長たちと競います。
色カード(写本)の収集には2段階があり、1.分配→2.競り、を終えたらゲーム終了です。
1段階目の「分配」では、1人ずつ山札から引いて自分だけ見ては、手札にもらう/人に渡す/捨てるに割り当てていき、これによって、各自の色の収集傾向が作られます。
2段階目の「競り」では、1段階目で捨てられたカードが1枚ずつ現れ、競りの対象になります。1段階目で集めた手札から、捨てても良いものを選んで高額に提示し、欲しい色のカードを集めましょう。
また、カードの中には、獲得したら即使って、色毎の得点のどれかを指定して増減させるものがあります。誰がどの色を集めているかを察知しつつ、集められそうな色のは増やしたり、そうでない色のは減らしたりしましょう。
こうして2段階目の競りが終わったとき、手持ちカードの色毎の最大合計獲得者に対して得点が与えられ、最高得点の人が勝ちです。
ここがオススメ:
2段階を経たカード収集を踏まえて「次はこうしてみよう」とやりごたえがあり、短時間で緻密な競りと読み合いを楽しめる、じっくり派にお勧めのゲームです。
『フォーセール』や『ハイソサエティ』などがお好きな方に気に入っていただけそうです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
世界最大のボードゲームファンサイト「Boardgame Geek(ボードゲームギーク)」にて、10点満点の高評価コメント(英語, 日本語機械翻訳版)がたくさん寄せられています。