ゲーム紹介:キャッスルパニック

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皆で協力し城に迫る怪物達を撃破
キャッスルパニック / Castle Panic
メーカー: Fireside Games(ファイアサイド・ゲームズ, USA), 発売年: 2009年
作者: Justin De Witt (ジャスティン・ドゥ・ヴィット)
10才~大人, 1~6人用, 所要60分, ルール難度:★★

キャッスルパニック:箱

『キャッスルパニック』は、全員の協力・連携で、周囲の森から迫り来るモンスターたちを撃破し、城を守り抜くゲームです。

キャッスルパニック:展示用写真
キャッスルパニック:城に迫るモンスターたち

トロルやオーク、ゴブリンなどのモンスター達が、周囲の森から現れては、中央の城を目指して一歩一歩進んできます。


モンスターたちを倒すため、1人ずつ順番に、各自が持っているカードを上手に交換しながら消費し、カードごとに決まった区域のモンスターにダメージを与えていきます。

ゲームの進行は、1人ずつ、カード引く→交換→使う→モンスター近寄る→新たな脅威をめくる、を繰り返すだけ、というシンプルなものです。

キャッスルパニック:外壁を壊すトロル

もしモンスターに城の外壁まで到達されてしまうと、外壁を破壊され、塔への侵入・破壊を許してしまいます。この塔を6基すべて破壊されてしまうと、人間側の敗北となります。


材料を1人に集めて外壁を修理したり、モンスターを足止めしたり、一撃でやっつけたりと、ここぞという時のために強力なカードをうまくやりとりして保っておきましょう。

しかし、モンスター側もただ進行してくるだけではありません。進軍を早める、ダメージを治すなどを行なう親玉級のモンスターが現れたり、疫病によって特定の兵士が取り除かれたりします。
また、時には巨大岩がころがってきて、モンスターもろとも踏み潰しながら城に損害を与えます。

こうしてゲームを続けていき、脅威が出尽くして、かつすべてのモンスターを撃破できたら人間側の勝利です。

応用ルールとして、1人がモンスター側の親玉となって手札からモンスターを選んで繰り出すゲームなどがあります。

ここがオススメ: 聞けばすんなり解るかんたんなルールで、「次はこうなるはずだから、このカードを持っていた方が良くない? あ、でもでも…」など、協力ゲームならではのドキドキ感や相談の楽しみ、達成感が味わえる、家族向けの良作協力ゲームとしてお薦めしたいゲームです。
応用ルールの、1人が悪の親玉となる「オーバーロード」ゲームは特にお薦めです。
店内でサンプルをご覧いただけます。

和訳説明書に誤り 一箇所、添付の日本語説明書に誤りがあります。カード「Drive Him Back」の説明は、以下のようにお読みください。そのままだと少々過酷なルールとなってしまいます。

「モンスター1体を同一セクター上で1スペースだけ森のほうに移動させて」
「モンスター1体を同一セクターの森リングに戻して」
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投稿者:すごろくや

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すごろくや店主  

和訳説明書に一部間違いが見つかりましたので、その旨を追記しました。
現在お渡しするものには、訂正用紙をお付けしています。

2010/01/16 (Sat) 11:51 | EDIT | REPLY |   

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