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アンサングシンデレラ

現在、ドラマ放送がされている作品ですね。


結構前から原作となるマンガのほうは読んでいました。

病院勤めの新人薬剤師が、患者はもちろんのこと医師や同僚、
同業の人達と様々な問題やシステムを中心に描いています。

基本的には、薬剤師の業務や医療行政などに対する現場の
やりとりがメインで妙な行動はでてきません。


話を作りやすくする為、一部のキャラを無能扱いにしたり、
悪役にするという表現はありません。

同僚との軋轢もありますが、あくまで治療方針の相違とか、
それぞれの立場からの意思の結果によるものです。

まあ、疲れて面倒だから対応しない、調べないなんて
表現もありますが、人間だもの。


日常的にも病院に長いことお世話になっているとはいえ、
病院勤務者のことを知ってる訳ではありません。

それでも現実離れした内容の医療モノは好きじゃないけど
マンガのほうは受け入れやすい作品です。

とやかく言われる現在の医療体制で、現実的な対応策で
医療者と患者で力を合わせたほうがいいのではないか?
ということを描いているからだと思います。

コメディ要素として、現場あるあるみたいなのもある。



さて冒頭に述べたとおり、現在ドラマ放送中です。

そして予想通りというべきか、お約束のトラブル中心の
内容となっています。

原作自体がややおとなしい内容でしょうがないとはいえ、
インパクトがないと1時間もたないのでしょう。


ただ、主役を目立たせるために周りを無能扱いにしたり、
悪役を作るのは本末転倒かと。

マンガとドラマは当然に違うし、目玉となる部分を
作らないといけないのもわかります。

まさに設定だけ借りて話は自分たちで作ります、
と言い切っているようなものですね。


毎週、番宣CMにキャッチコピーが必要としても、
「はあ、そうですか」と感じること請け合いです。

一応、ギリギリ原作の雰囲気を描写しようとしてますが、
感動ドラマ作れ、と言われてるのかもね。



原作そのままでも十分に感動できると思うけど。

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