クレジットカードを持っていると借入可能額が減っちゃう!?
クレジットカードを持っていると借入可能額が減るのか、という質問を頂いたので、答えたいと思います。(id: treve2013さん、ありがとう!)
クレジットカードを持っていると借入額が減る?
銀行によって多少違いはありますが、以下の通り。
1・クレジットカードやカードローンを持っていたら、現在の借入額がゼロでも、借入可能額は減る。
2・クレカやカードローンを持っていたら、借入額がゼロでも、心証が悪い。
3・クレカやカードローン(銀行・信販系)は大丈夫。でも消費者金融系は持っているだけで貸さない。
4・カード系を持っていても、借入額がゼロなら気にしない。
大体こんな感じです。
一個ずつ具体的に説明していくよ☆
1・クレジットカードやカードローンを持っていたら、現在の借入額がゼロでも、借入可能額は減る。
クレジットカードやカードローンには枠がありますよね? 100万円まで使えるとかそういった枠が。
クレジットカードを5枚。カードローンを2枚持っていて、各々の枠が50万円だとします。
すると、その人は使おうと思えば一気に、350万円の借金をすることができる、ということに。つまり、銀行によっては、その350万円を今現に借入を行っていると見なして、審査するところがあります。「350万円の借入がある人に残りいくら貸せるか」というふうに審査されることになります。
ここまで厳しい審査をする銀行は少数派だと思われます。だって、貸したいもん。
でも、その数字は参考にする。それが次。
2・クレカやカードローンを持っていたら、借入額がゼロでも、心証が悪い。
「別にカード何枚持っていてもいいんですよ。でも、この人カードいっぱい持っているなあ。借りようと思えば350万円も他で一気に借りられるのか。ちょっと用心しとこ!」
って感じに担当者が警戒はする。というのがここ。
こういう金融機関が一番多いような気はします。
まあ、「なんでこんなにカードが必要なんだ? 優柔不断なのか? 大丈夫か?」って不安視はされるので、カードは必要数以上持たない方が無難。必要なもの以外は断捨離しておきましょう。
3・クレカやカードローン(銀行・信販系)は大丈夫。でも消費者金融系は持っているだけで貸さない。
「クレジットカードなんて今時、ポイントカードとセットだしな~。カードローンも銀行系ならいい。でも、消費者金融に手を出すのは借金に手馴れている感があるぞ」
と判断するようなところがここ。
消費者金融系のカードは全返済だけではなく、解約まで求められます。
住宅ローンを組む時には、消費者金融は解約しておいた方が無難。特に地銀なんかでは。
4・カード系を持っていても、借入額がゼロなら気にしない。
「カードあるの? んー。でも残債ゼロならいいんじゃない?」っていうのがここ。
これも、少数派だと思うんだけど。
住宅ローンを組むうえでのカードの扱いはこんな感じになります。
クレジットカードは気軽な面もありますが、そういうわけなので、あんまり作り過ぎないように気を付けたいものです。
ちなみにデビットカードなら、即時払いカードなんでそんな心配も不要。カードを持ちたいときは、デビットカードをチョイスしてもいいかもしれません。
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