脳梗塞 ワレンベルグな日々

ワレンベルグ症候群(の後遺症)真っ只中! どうしたら自分らしく過ごせるか?

悪徳の輪舞曲(ロンド)、ごぼうが旨い、ワレンベルグのこゝろ

概要;

中山七里さんの9冊目「悪徳の輪舞曲」を読んだ。6冊目から、主人公の悪徳辣腕弁護士、御子柴シリーズの法廷サスペンスの4冊目、俄然、面白い

母と子の物語、しかし家族の縁はとうの昔に切れていて、殺人事件の容疑者と弁護人としての母と子、その駆け引き。そして最後にまた、「え?」となる結末が準備されていた。

自分と母、今は離れて暮らす親子だがチョイ心配。そしてまた独りメシ、料理の腕をゴボウであげた?。

:長文です。

アフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しているこの「脳梗塞 ワレンベルグな日々」は、
脳梗塞経験者である自分が、日々感じたことなどを雑多に書いている日記。

先に始めていたNo+e版  まつ@ワレンベルグな日々、時々No+e日記|note
にも、過去の就職までの自宅療養記をメインに日記を綴っている。
2022年大晦日に脳梗塞(ワレンベルグ症候群)で入院、4ヶ月後退院、しかし無職となった。
後遺症が出るなど就労せずしばらく自宅療養。入院からすでに一年半すぎ、日常生活はほぼ回復(ただし、後遺症はまだ続いている)。社会復帰(再就職)がようやく果たせたのは、今年2024年2月。
パート勤めのブログはこちら
ワレンベルグのパート生活(脳梗塞の狂想曲)

さて、昨日14日の夜に読了した自身第9冊目の中山七里作品。
裏社会のダークヒーローの弁護士、御子柴が主人公の4作目、アウトロー的な弁護士の法廷サスペンスだが、前作では、弁護士御子柴の忌まわしい過去(少年時代に犯した猟奇殺人事件)が世間に知れわたるところで終わった。
この4作目では、その殺人事件後に一家離散した御子柴の実の母が再婚していた夫の殺人容疑(保険金殺人)の裁判で戦うことになるという2018年の作品。

物語は、身内に殺人犯が出てしまった一家の悲惨な歴史を辿りつつ、実の妹が主人公に向けた恨みや憎しみ、あるいは世間の仕打ちなど、加害者家族の物語でもある。

御子柴の母は、御子柴の事件後、夫の自殺や加害者家族への社会的制裁をうけ困窮の人生だったが運良く資産家と再婚できた、しかし事件は起こる。再婚夫殺し、保険金殺人の容疑がかかる。娘である御子柴の妹は、母の無実を信じるが、殺人犯を息子にもつ母の弁護の受け手がおらず、しぶしぶ、御子柴に弁護を依頼する。
縁はとうに切っていたはずの御子柴だが、引き受けて見事に法廷をひっくり返す。(そしてまた最後にもう一つのしかけ、おもわずまた唸ってしまった)。
母子という血のつながりは、どこか切れないものだということか。

そして、とうぜん次の作品をまた、貪るように借りてきて読みはじめている。

さて、リアルな母と息子、自分の母のことだが、遠く離れて独り暮らす実家の母がちと心配。実は先日から急に入院している。急性の腎盂腎炎で、近所にすむ実の妹が、発見してくれたから助かったモノの危なかった。いままでは割とタフだったが、年齢には抗えないのだ。

妻の母(義母)も、もはや認知症が進んでしまい、同居する義妹や近所に住む嫁が代わる代わる面倒をみてないといけない状態だ。高齢化社会、誰しもが通る道で、仕方ないのだが。

 

嫁さんは仕事帰り、実家にて義母に夕食を作って食べさせてから帰ってくる事が多く、自分も仕事が終わっての夕食は、独りで済ますことが多い。すれ違い、でも頑張って楽しんでいる。

この前は、ポテサラと南瓜のスープを作り込んだ。冷蔵庫にストックしておけば、仕事帰りの時でも、チンしてすぐ食べれる。

先日の月曜(休み)は、自分としては定番のトマトスパイスカレー、基本は玉葱を炒めて作るのだが、たまたま冷蔵庫の奥に、ごぼうが一袋眠っていたので、丸ごと調理してみた。

ゴボウの太いところ(一袋1/3くらい)は、レンチン後、焼き肉のタレでピリ辛風炒めにした。残りは刻んで、油で煎って塩味のフレーク風にしたり、玉葱と一緒にスパイスカレーのルーの元にした。
カレーは、結論から言うと、いつものカレーに香ばしさが加わって、イイ感じだ。このゴボウフレーク?も悪くない。

トマト缶のトマトは、今回1缶使ったが、酸味を残してあまり煮詰めなかった。トマトカレーだ。

具材としては、鶏のモモ肉(冷凍)を使った。最近は、コスモスでカットした冷凍鶏肉(国産)が安く売っているので常時ストックしている。
鶏皮は、食べないで剥いでしまう。しかし捨てるのは勿体ないので、玉葱を炒めるときに脂分としていっしょに炒め、そのあと取り出す。この鶏の脂は旨みだ。
そして今回のゴボウ、そう、鶏とゴボウは相性が悪いはずはないのだ。

玉葱2玉にいれたゴボウ(みじん切り)は、炒める前は玉葱の2割くらいだったが、炒めていくと最終的に半々くらいまで、玉葱は小さくなっていくがゴボウは嵩が変わらない。量を作る上でも良い材料だ。
カレーは最終的にタッパーで2つ(軽く4食分)のストックが出来た。1食目はカレーとして食した。

そして、2食目今宵、ついにパスタ料理に進化させた。茹でたペンネに合わせてみた。

ペンネ・アラビアータ風に、餃子用のラー油を辛みに少し足して合わせたが、抜群だった。我ながら唸る味だった。ゴボウが食感といい深みといい、イイ仕事をしている。

いままでは、白ご飯の上にのせるだけだったが、またバリエーションが増えた。
(白ご飯のストックが無いときは、お湯から茹でてても11分で、和えるだけなのでお手軽だ、鍋も汚れないし)

 

つづく。