先日、ルーニィへ作品引き取りに行ったらギャラリーで「カンボジア寸描」という写真展をやっていました。
手法が面白くてデジカメで撮影したデータをいったんネガにして印画紙プリントしているというやりかたでした。
デジタルデータの保存についてはデジタルカメラが登場した時から議論されていますが、ネガにすることでフィルム時代と同様の保存ができるということでした。
さらにいいな、と思ったのは、生成できるネガは8x11サイズなので密着プリントが可能で引き伸ばし機の必要がない点です。印画紙プリントには引き伸ばし機とそれを置くスペースが必要なのですが、それらがいらなくなるわけです。
↓ デジタルネガ作成のデモンストレーションをしていました。
↓ ピクトリコからネガ作成の用紙が販売されていて、これを使います。
↓ 作り方の基本は簡単で、デジタルデータをフォトショップに取り込んで、モノクロ化と反転処理をおこなうだけ
↓ あとはインクジェットでプリントするだけ。これでネガのできあがりです。
フォトショップ上でRGBチャネル調整、階調感の調整をきっちりやるとさらにいいネガができると感じました。