インク瓶を収納する棚を作りました。
この頃は個人的なボールペンブームで仕事ではほぼボールペンな日々を送っておりましたが、なかなか気持ちのいい軸にバリエーションが無くて、四、五本をヘビーローテションでした、握りが太めでもいいし細めでも持ちやすい軸はあるもので、それぞれにゲルインクやら太めの芯やらを入れては書き書きしています。
ジェットストリームのパーカー互換、G2規格芯も出てるようですね、一度試したいところですが。
もちろん万年筆も活躍しております、大体は自宅での使用がメインなのですが、仕事場でも肩か胸元に収まってないと物足りなく感じます。
仕事用の外面の為に、メモ帳をミニ6のバインダーにしていましたが、少々足りない感じがしてきましたので、バイブルスリムを試しています、この頃は測量野帳と仲が良いもので、近いサイズ感と、タイプ的にベルト締めからプレーンな物に変わったのもありまして薄く嵩張らない上に書く容量も上がっていい事の方が多くなりましたが、如何にも手帳といったボリュームのような、わざわざベルトを外してから使うといった儀式的なものも、手帳の気分の一つだったかと思いつつ、バイブルスリムくらいになると物自体のサイズがありますが、バイブルサイズから上のサイズをバインダーで使われている方は母艦的な使い方なのかどうかが気になるところです。
何にせよ、紙の面積は増えはしたのに、上着の内ポケットに収まるのは便利です。
それと、またあの人何か書いてるという視線も、この頃は、あれ?手帳変わりました?と言うところから発展して、ダイアリーですか?とか、そんな厚いの要ります?とか、スマホで充分じゃないの?みたいな話も出来ますので、これもコミュニケーションツールっぽく使えるなとか、なっております。
さてはて、出張の時くらいしか飛行機に乗りませんが、年季の入ったバイブルサイズのバインダーを付箋とリフィルでパンパンにしていたCAさんを見まして、内容はともかく、どれだけの情報量がそこにあるのかと唸ったものです。
この頃でもありませんが、大事な資料とかはほぼPCで扱いますし、社内では共用のサーバーみたいなものに個人のファイルが保存出来ます、メモ帳などにはとても負える量ではありませんし、面倒ですし、メモ帳と言いつつほぼ趣味の思い付きや、やる事、忘れないようにと書いているもので、仕事用と言うよりも、個人的な物を如何にも仕事用に見せかけているだけの物ですので本当にメモ帳です。
スマホになりましてからは、メモ機能が写真も動画も音声も添付出来ますし、こっちの方が便利ですが、そこまでの機能は要らないし、手帳と連携してという使い方もピンときません。
何より万年筆で書けないじゃないですか。
写真撮ってからメモったり書き込んだりできるのはありがたいと思いますから、一応の棲み分けは出来ていますが。
私は少し太めの線を好みますし、デザイン的なことの真似もしますので矢張り手書きが性に合っています、バインダーが使いやすく思うのは内容の前後を編集しやすいからか、良い紙のリフィルが多いからか。
紙としてはMDコットンが好みですが、枚数的な容量までは必要としない為、どこでもメモにはバインダーの方が小回りが利くように思います。慣れれば同じですけどね、トモエリバーと言わず、薄いのに上質な紙も多いんですが、少し厚みがあっても、しっかりした手応えと言うか書き心地と言うか、LIFEのリフィルも好きなんですけど、ブルー系を緑っぽくなる見え方になるので気分によりますし、ブリリアントとは言わないまでも、オフホワイト位がいいな~と思う事も。
知らなければ済んでるのになと思う事がありますよね。
同じような使い方をされている方がモレスキンのラージを使っていますが、サイズに合わせた使い方になるようで、1ページに集約する書き方も面白いかもしれません。まぁモレスキンがもう少し水性のインクに優しくなってくれればラージも面白いと思うんですが、ゲルインクでも泣くほど抜けますし、ジェットストリームで書いたのを見直しても…はぁ…
私の場合は深く掘り下げずに思いついた事に少し肉付けしていく感じで、同じテーマであれば近くに移動させてきたりしていますので、バインダーはなかなか使い勝手が良いです、大きなノートも使うのですが、結局は測量野帳やバインダーにまとめていくので、どうなんだろうなと。
ミニ6の方はポケットもあるし、ファスナー付きのポケットも追加してますから付箋や名刺、サブのメモやらをお供させてなかなかの使い勝手だったのに対してバイブルスリムはポケットが片側にだけ、シンプルで厚みもなく携帯にはスマートですが、移動にカバンを持って歩く私には少々物足りなくて。ですがこの薄さこそが命の様で、意外と胸ポケットにしっくり収まって、今まで以上にメモが楽に…一長一短ですね。
母艦的にはニーモシネの方眼A5を試してます、この試すってのが面倒で、私の場合にはアレもコレもアリなんじゃないかと色々やってはみます、最終的にはバイブルサイズくらい?変型A5の手作りノートに集約されていくのですが、A4裏紙から段々と煮詰めて行くという回りくどいやり方です。
もうA4裏紙を纏めるのも面倒くさいので、水性インクとは相性イマイチなニーモシネですが、リングなので裏抜けてもいいやくらいで使っています、贅沢な片面使いのヤツですね。机の上的な考えではないものの、やっぱり画面が広いとアレコレ書き出しが楽に行えますし、ベタベタと付箋を貼りまくって遊んでいます、今の所なかなか快適にアイデアややる事、優先順位やら何やらかんやらがまとまっていくので楽しく使えています、大きめな紙に書いておくと、思ったけど消したり、直接関係は無いけど書き出したりが残っていて見直した時に参考になったりするところは、私の場合収束先には無いもので、これはこれの使い方があるなと。
書く事、雑な頭の中を整理する為にはコストパフォーマンスとかどうでも良いとは思いますが、A4では芸がないなどと、何やら拗らせてる感が否めません、MDコットンでA4のハードカバーが出たらそれで良いのになー、B5でも良い。
A3で100枚パック出してくれたら自分で作るんだけどな~などと。
何だかんだで机の上に常にあるサイズ、誂えが自分に合ったフォーマットかと思います、測量野帳から少し大きめかつスリムめなのが自分の欲しいサイズなのかな~
そんな訳で、インク棚を作りましたが、納める場所やどんなサイズにするのか、など採寸したりを手帳に書いて、大体このくらいと寸法出しなどを書いていくのが楽しくて楽しくて。
なるべくシンプルで、最低これをして、などと細かく考えていたのに、市販の材料の事に詳しくなく、買い出しに行くと思うサイズが無い上に加工するにも中途半端になるなぁと、現場で考え直してみたり、何とか予定のサイズを上回れるように計算し直すのもDIYの面白いところです。
仕事であれば、材料の寸法から計算しますので、最低限の加工で済むように設計しますが、何せ自分用で、収まりゃ良いくらいなものですので、むしろ勉強になったなぁと。というか先にホームセンターで材料の採寸しとけば良かったかなと。
それでもメタルラックに収まり、ベタに並べていたところから縦の収納に持って行けたので良しとします。
ただ奥行き側に少し大きくなってしまったのですが、どうせならもっと大きくすればよかったかなと。
色彩雫を横にして、セーラーの丸い瓶は後ろにも置ける様にとか、色々ありますがシンプルが一番かなと、これ以上は増やさない様にとか、収まりきっては無いんですが、このくらいのサイズに収まってくれればな、と。
もしくは段の高さを変えてもう一段増やしても良かったかもしれませんが、ある程度は自分への戒めとしています。
インク沼の方々には少々物足りないかと思いますけれど、結局どこまでどの色で書いているかとなれば、私の場合にはそこまでの色数は必要としません。
ロイヤルブルー系はいつものウォーターマンかなぁ、セーラーも色々試したけど、そういう気分とは違うし、色彩雫は朝顔、紺碧、孔雀、深海、月夜とか、ブルーブラックは好きですが、使用頻度的にそこまででもない、やっぱり青系なんですね、憧れの緑系も好きですが今ひとつ使いこなせないのです。
ようやく本題。
今回は檜を使いました、杉材は安いのですが、少し密度が低いようで、軽いけど少し弱く感じました、檜がどうのというよりも、選択肢が杉か檜、あとパイン材?詳しくなくて申し訳ないですが、白い木ですね、なかなかギッチリしていますけど、そこのは反りが大きくて使いづらいかなと。
少量でも檜の香りがします、匂い、香りは好みで、木の匂いが苦手な方も居られるかと思いますが、これはこれでいいです。
後は木工用ボンドで縁を付け、横の柱を付け、木工ネジで固定して終わりです。思ったより耐荷重があって、中柱も要らないくらいですが、知らないうちに垂れてくるのも見苦しいかと適当な丸棒を添えてみました、特に固定はしていません。
思ったより丈夫な感じです。
窓辺に置くとインクがとても綺麗に見えましたが、光に当てない方がいいかもしれないので、とりあえずやめました。
おそらくと言わず、なかには賞味期限を過ぎたインクもあります、次々と買うのもどうかなと反省しています。水性のインクは紙に左右されるため、どの紙でも同じ様な見え方はしません、以前にも色見本的にいくつか同じインクで違う紙、とテストしましたが、書いている時と乾いた時の印象もあり、一概にこれが好きとならないです、お陰でインクが増える増える(笑)それでもある程度この辺りかとなったのはやっぱりパイロット、それとエルバン。
棚の中に収まらない物もいくつかあるのですが、よく見渡し、この棚に収まる程度に絞る予定です、それは厳選というか、淘汰というか、諦めと言うか(笑)いずれにせよ、これだけのインクはいくら私でも使い切りません。
もちろん気分良くインクを楽しむ為の本数もあります、アレにコレ、コレはアレと眺められる棚は作って正解だったかなと。
コストはさて置き、八割方の満足度と、もっと早く作れば良かったと思っております。
またこんなところまでご覧頂きましてありがとうございます、何にせよ一番足りないのはヤル気、思い切って一歩踏み出せば意外と簡単に進むことが多くあります、さて置き人生と財布を傷めない程度にまたよろしくお願いします。