今年買った唯一の写真集がコレです。
ボクはあまり写真集は買わないのですが、丸の内オアゾでサンプルを見たとき、
感動のあまり、その時は金がなかったので買わず、
帰宅後すぐにAmazonでポチしたくらいです(笑)
吉村さんはイケメン風景写真家でテレビや写真展、カメラメーカーのイベントなどに
よく出ています。
カナダや北欧の美しい写真が得意でたくさんの写真集を出版されていますが、ボクは
イケメンが嫌いなのであまり見ませんでした。
それは冗談で(笑)、美しい風景写真と言うのは、美しい場所で美しく撮るのだから
美しいのはあたりまえだ、とゆー、僻みやっかみがボクにあって、
あまり関心がなかったのでした^^;
Sense of Japanを見て最初に驚いたのは、写っているのが、風光明媚な観光地でなく、
漁村の古ぼけた船や、どこにでもある軽トラックにすぎないのに、写真集を手にとって
見たときの、なんとゆーのでしょう、”そこにそれがある”感がじわっと迫ってくる
感じでした。
赤、青、黄色などの原色系の彩度が高くデジタルっぽいな(撮影は大判フィルム)
と思いましたが、蛍光っぽい刺激がなくとっても上品な印象です。
採算度外視して使ったという上質紙が灰汁を吸収しているのかもしれません。
そんなこんなで何度見ても見飽きない、いい買い物をしたと思いました。
最近のボクの会社から帰宅後の楽しみは、缶ビールを飲みながらこの写真集を
ペラリペラリ眺めることです(笑)
* SC-01Bで撮影