2016年3月18日 (金)

ましもっち

NIPROがMasimoのSpO2を販売している。Masimoと言えばそれなりに名が通っているブランド品?N製より感度が良い?など評価も高い。しかし、値段も高い。高かろう良かろうが通用する時代なら良いかもしれないが、デフレで物価も診療報酬も給料も小遣いもみ~んな値段が下がっているからね~

Dsc_0192

んで、試してみると…うん、やはりガッチリしてて高級感もある。出にくい人で測定してみるとなんとなく感度いい感じ?

SpO2なんて最近は体温と同じ感覚で測定するから、頻度も高く数も沢山いるんだよね~。しかも誰とは言わないけどNsが乱暴に扱うからすぐ壊す。さらに90前後で繊細な値が必要な人なんて殆どいないし、80以下の数字なんてあっても意味ないし…

いっそのこと信号程度の3色くらいに限定して、廉価品作って大量に売り出した方が儲かるんちゃいまっか?な~んて営業の方に提案しました

それは置いといて、うん?。良く見ると姿が何かにいている…??

そうかたまごっちか

ならば、名前も「ましもっち」に変えて、画面はアニメーション。100%になるとが表示されたら、看護師さんあたりからウケるかもね。かわいい~とか言われて┐( ̄ヘ ̄)┌ 。ついでに90切ったらうんちするなんてどうでしょう?こっちは私のように楽しく仕事したい人にバカ受けするかもね。うぉあ~こいつウンチしやがった!とか言いながら( ^ω^)

これからの商売は普通にやっててもあきまへん。そんな風に奇想天外な発想で営業しなさい。と教訓をお伝えする今日この頃でした。マジで商品化してくれんかなぁ

| | コメント (0)

2014年12月26日 (金)

漏れ電流測定装置の実習に参加しています。(久々UP)

交流の接地側て何でしょう?明確に答えられる方いらっしゃいますか?
ME機器は商用交流を使っていますし、医療機器のスペシャリストを名乗る臨床工学技士なら当然知っていなければなりませんよね。はい。備忘録として調べてみました。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/718641.html
http://www.qabox.jp/question/qa5326.html

また一つ賢くなりました?マイナスって電気が流れないと思っていませんでした?

| | コメント (0)

2013年8月 8日 (木)

第1号

ともにゃんの生態で紹介されていたテルモのHRジョイント 。今めっちゃ興味のある分野なので早速注文をかけたら、日本で最初の注文と言われた(o^-^o)。…が、なぜか品切れΣ( ̄ロ ̄lll)。どないなっとんねん\(*`∧´)/。

しかも、これだけでは使えませんよ!とMRさんに釘を刺された。うるへ~ヽ( )`ε´( )ノそれを自力で使えるようにするのが楽しいんやんけ( ̄ー ̄)ニヤリ。早く持って来てください。

400x255

| | コメント (0)

2013年2月22日 (金)

予定量無くせばいいのに

 医療安全情報 No.75で輸液ポンプの流量と予定量の間違いが指摘され、周知徹底を促されています。
恥ずかしい(//∇//)お話ですが、私もよく操作を誤りそうになります。点検は別として、日頃輸液ポンプの操作はしないですから・・・。(最近は部下に任せて点検もしていないが・・・エッ?( ̄○ ̄;)!)

医療安全では有名な河野龍太郎氏のお話を聞いたのは2007年10月。(もう5年もなるのかぁ~成長していないな)点検項目シャッフルも印象的だったが「ミスは必ず発生するので、減らすためにときのセーフティーネットをシステムとして構築する。」はまずその行為自体を行わなくて済むのなら行わない。これも印象的でした。確か胃カメラを例にたとえて、「しなくて良い検査ならしない事が最も安全です。」と言われていました。納得。そう言う意味では輸液ポンプの予定量って必要ですか?私は要らないと思います。機械依存にならなくてい良いし。もっと言えば輸液ポンプ自体、多くの場合必要ないと思っています。

使わなきゃ事故なんて起こるわけない!当然です。いつか、利用集計をして無駄にたくさん使われている現状を示したと思っているのですが・・・。

| | コメント (0)

2012年12月26日 (水)

手動引金式人工呼吸器

聞きなれない言葉ですが、アンビューバッグ(商品名)の一般名称がバックバルブマスクで、その日本語が手動引金式人工呼吸器のようです。それは良しとして、医事課から手動引金式人工呼吸器の点検してますか?と聞かれました。

(メ・ん・)?何で??

手動引金式人工呼吸器という名前の通り、あれは人工呼吸器です。っと言うことは、キチンと点検して患者さんに使用すれば医療機器安全管理料が取れるのではないですか?な~るほど(*^-^)それは良い考え。しかし、ホンマに取れるんかいな??言葉だけ捉えればOKですがまた得意のグレーゾーンですね

Cocolog_oekaki_2012_12_26_14_53
↑なんじゃこりゃ

まっそんな事は関係なく、キチンと点検する事は我々の役目と言うか使命です

以下RSTブログより…
過去にも書きましたが、バックバルブマスクはいつでも使える状態であるのか確認することを怠らないことが大切です。急変が少ない部署であればなおさら触る機会もないので日頃から点検して慣れておく、正常動作がどのようなものか体験しておくことが大切です。

ってことで点検方法まで丁寧に掲載されていましたので備忘録としてリンク貼らせていただきます。(_ _)。

| | コメント (0)

2012年12月 2日 (日)

根本原因分析 RCA(Root Cause Analysis)

プライベート?な人工呼吸器の勉強会に行ってきました。年1回のフレンドリーな勉強会で毎年楽しみにしています。今回も呼吸器の設定について理解を深めることができました。血ガスの測定値から詳細な呼吸器の設定が可能になる秘儀?のお話でした。生身の体ですから数式通りに事は運びませんが、基礎を理解するうえでは重要なポイントだと思います。でも実際の運用ではそれを知った上でアバウトで臨機応変な対応が求められると感じます。

懇親会で盛り上がった話…。人工呼吸器は生命維持管理装置で普通に考えたらフリーズなんて有り得ないし、今の時代目くじらを立てて鬼の首を取ったように大騒ぎをして、やれコンプライアンスだのガイドラインだのマニュアルだのと徹底的にやられることでしょう。大きな声では言えませんが、当院で使用している呼吸器は時々フリーズします。いや、そこそこフリーズします。でも、そこそこフリーズするので、その時の対応はMEもNSも患者家族もほぼ完璧に対応することができます。要するに慣れてしまったのです┐(´д`)┌ヤレヤレ

なので、完璧を求めることも大事ですが、そこそこの対応能力を求めることも必要なのでは?そういう意味では人工呼吸器も突然暴走して対応能力を試す仕掛けがあってもいいんじゃない?と。その後で人工呼吸器自身が「これはテストでした…(v^ー゜)ヤッタネ!!」とメッセージを出せば面白い!と飲んだ勢いとはいえ盛り上がってしまいました。

…でうちに帰ったら奥様がRCA分析の担当になったと嘆いていて何だ?と見てみたら、なんとまぁ難解複雑でガチガチに固められている内容(-ε-)。いちいちこれするの??これで残業して晩飯遅れるの?勘弁してよo(;△;)oと悲しくなりました。要はヒューマンエラーを無くせば良いんですよね?

世の中何でもガチガチになりすぎていませんか?同じにしてはいけませんが、日本の”電子立国命名返上”の理由は自由な発想や行動を抑制したことにあると、元ソニーの出井さんも言っていましたよ。

愚痴らないと決めたはずなのに、また愚痴って明日からの業務に励む決意をした師走最初の日曜日であった(´・ω・`)ショボーン

| | コメント (2)

2012年11月 5日 (月)

ネブライザーの粒子

が話題になっていませんか?

この問題が引き金となって、5倍投与が問題のところに粒子の大きさまで含まれているようです。「ウチの粒子は5μ以下?」と聞かれて、??調べて見ると結構アバウトな感じ添付文書には吸入装置を用いて1日1回30分かけて投与する。吸入装置は5μm以下のエアロゾル粒子を生成する能力を有する超音波ネブライザー又はコンプレッサー式ネブライザー等を使用する。となっているため、その通りにするのが本筋でしょう。

話は若干異なるのですが、この裁判では薬剤師の過失にも言及している点に注目。昨今○○専門認定士なるものが多く見受けられるようになっていますが、それと共に責任も負わなければならないという事を認識しなければなりません。医師曰く「専門、専門言うからにはそれなりの責任は取って貰うよ」的発言もチラホラ聞かれるようになっています。

いろいろありますが、総合的に医療スタッフの業務や負担が軽くなって、それでいて良い医療が提供できることを祈るばかりです

| | コメント (2)

2012年8月13日 (月)

精密微量

シリンジポンプで行う精密微量輸液は筋弛緩剤や血管作動薬なども多く、重要なインシデントなり兼ねません。

1ml/hの速度で4時間後に積算量4.2mlを示しているのに、実際には2ml程度しか入っていないと言うものでした。MEさんなら何が原因かすぐに判りますよね。しかし、看護師さんに徹底するのはなかなかナカナカ難しい…。Drも直ぐに装置のせいにして「このポンプはダメだ!」と頭ごなしです。やっぱり過去にも同じような事例があり、ちゃんと操作を徹底するよう対処していました。(ブログも結構役に立つ)。

しか~し、押し子をピッタリ密着した状態であっても、手動で密着操作を行った場合、最初の30分くらいは空回りすることがあるようですもう一度言います。押し子の手動密着操作は空回りするのです(* ̄ー ̄*)ムフフ。実際にNsのいる前でテストを行い確認されました。「ほら器械が悪いじゃん」…と言われムカつきながらも返す言葉が無く、素直に認めることになりました

対処方法は押し子のセットを手動ではなく、早送りで行うこともう一度言います。押し子を早送りで行うこと(* ̄ー ̄*)ムフフ。ただ、この際の注意点は積算量にカウントされるメーカーとそうでないメーカーがある事。ここまで説明すると逆に混乱する恐れがあるので、最初の我慢汁一滴を早送りで確認してねとだけ説明することにしました。

Shirinji

写真は某メーカーさんのものですが、他メーカーでも同じような現象は見られるようです。このくらいの書き込みで良いですかT社のD君?

盆もべったりお仕事で、夜間透析の当番中…壊れている私が伺えますか(* ̄ー ̄*)ムフフ

| | コメント (2)

2012年6月18日 (月)

安全第一

当院のコンソールはカウンター型です。最近のコンソールはほとんどが据え置き型でカウンター型は少なくなりました。聞けば、災害対策時の転等防止対策が主な理由とか・・・。据え置きで、なおかつキャスターをロックしないのが良いらしいですね?

Ca3a0349

確かにうちの場合写真で解るように、一大事にはもろに顔面にコンソールが着地しそうな設計になっている。でも、動線的にはまことに便利が良いんだよねぇ~。一日3クール。限られた設備で午前午後の入れ替え時には、午前で空いたベットに午後からの患者がさんが順番で入っていくので、ベット位置は不定です。なので、右手左手どちらののシャントにも対応するにはとても便利。しかも、患者さんの両サイドは広々しています

災害委員さんが口うるさく対策を言って来られるので、何かしなきゃなぁ~と探してみたらこんなのがありました。

Img_13

う~ん、サイズ的にはぴったりってことで購入を検討中。

関係者の方には怒られそうですが、100年に一度、しかも、おきるかどうかも判らない事象に対し、毎日の利便性を優先する。原発の論議とかぶってしまします。正解を求めるのは大変難しいことですね

| | コメント (0)

2012年5月15日 (火)

フォールトトレランス。故に

災害や停電時の事故防止にバックアップ電源としてバッテリー搭載は当たり前と思われるようになってきました。また、大震災をきっかけに在宅人工呼吸のバッテリーに保険が適用となったようですね。

------------------------------

毎日新聞社 5月12日(土) 配信
人工呼吸器:電源に保険適用 在宅患者、停電対策で

 筋萎縮性側索硬化症(ALS)など難病の在宅患者にとって欠かすことができない人工呼吸器の外部電源バッテリーについて、厚生労働省が今年度から、費用を保険適用とすることを義務付けた。昨年の東日本大震災後の計画停電で、対策が課題となった反省を踏まえた措置。人工呼吸器を使っている在宅患者は全国約
1万1300人に上るが、これまでバッテリーが保険適用の対象なのか、不明確だった。全原発が停止し、電力不足が懸念される中、保険医療として明確に位置付け、患者の不安解消を図る。【江口一】

 在宅で人工呼吸器を使っているALSや筋ジストロフィーなどの患者は、停電で電気が途絶えると命に直結する。このため、これらの患者にとっては災害時などには外部バッテリーが必要だ。厚労省在宅医療推進室によると、これまで保険適用の「人工呼吸器加算」には「人工呼吸器」とだけ記され、バッテリーが対象か、個々の医師の判断に委ねられていた。購入費は2万~30万円程度で、患者団体などが保険適用するよう求めていた。

 大震災に伴い東京電力管内で昨春、実施された計画停電では、バッテリーなどの準備ができていない患者の把握や、発電機の貸し出しに追われるなどの問題が起きた。今回、これらの教訓から、今年度の診療報酬改定の際、人工呼吸器加算の中で「外部バッテリーなど必要な回路部品や付属品に関わる費用は、所定点数に含まれる」と明記した。保険適用で、自己負担は基本的に3割となる。ただ、バッテリーの使用電気料は対象としない。

 併せて「在宅人工呼吸指導管理料」の項目でも「患者が使用する装置の保守・管理を十分に行い、緊急時の対応等について患者に情報提供を行うこと」と明示し、停電時の搬送先などの情報を患者に提供することを医師に義務付けた。患者や家族らで構成する日本ALS協会の金沢公明事務局長は「これまであいまいだった位置付けが明確になり前進だ。適切に運用されるか、検証したい」と話した。

---------------------------------

ともにゃんさんも言われていますが、「標準的なバッテリー駆動時間はどのくらい?メーカーによって区々ですよ」とは当然のご意見。さらに携帯電話のように「あとどのくらいでバッテリー切れになる」という表示が解りやすくされたものはあまり見かけませんよね?ペースメーカーのようにミニマム○日みたいは表示がありがたいなぁ。日頃は電源駆動だからむずかしいのかな?バッテリー寿命の定期チェックはとても重要だと思います。

あと、バッテリーが搭載されたからこそ発生するコンセントの入れ忘れ。ここの対策(間歇的なアラートなど)もぜひ前向きに考えていただきたいものです。

旅日記から早期に離脱するよう気持ち入れ替えましたぁ~

| | コメント (0)

より以前の記事一覧